重賞 第33回青藍賞M2結果/優勝はヒロシクン号

(写真/ヒロシクン号

勝利騎手コメント/高松亮騎手

 自分がやるべきレースは分かっていましたが、他にテンが速い馬もいましたしその辺は兼ね合い次第。馬のことを信じて、ヒロシクンならちゃんと行ってくれるだろうなと思って乗りました。
 序盤はフジユージーンの位置を確認しながらでもありましたが、自分のマイペースに持ち込むことができた。勝負所で迫ってきた時には、もちろん来るだろうなということは分かっていたから、相手に合わせるというよりは自分のリズムで、自分からペースを上げていくつもりでいました。久しぶりのフジユージーンとの直接対決でどうなるのかな?と思っていましたけど、強いヒロシクンを見せることができた。ヒロシクンにはホント頭が下がります。
 ヒロシクンはほんとにね、褒める所しか無いのでね。とにかく無事に、これからも一歩一歩、一緒に歩んでいければいいなと思ってます。まずは今日勝てたので、ゆっくり休んでほしいですね。

勝利調教師コメント/佐藤雅彦調教師

 どういうレースをするかは高松騎手もよく分かっているでしょうから全部任せていました。いつも通り、出遅れないで先手を奪うことができたら結果は流れで付いてくるだろうから、ただフジユージーンがどこから来るか、それは鞍上も予想していたと思うので、そこもしっかり乗ってくれたなと。3~4コーナーあたりまで来たところでいけるかなと思いました。
 マーキュリーCの疲れが残っていて厩舎に戻ってきたのが8月下旬。牧場でもしっかりケアしていてくれた分、ちょっとギリギリでしたが状態は問題なかった。ここを勝ててホッとしたし、良かったと思います。
 次走については今はまだ考えていない。馬主さんと相談しながら決めたいと思っています。