重賞 第26回岩手県知事杯OROカップM1結果/優勝はシャイニーロック号

(写真/シャイニーロック号

勝利騎手コメント/渡邊竜也騎手

 前走時よりもレースが流れそうなメンバーだったので、前回くらいの位置取り、内の3~4番手あたりを取るイメージでいきました。そこからの競馬が一番良いかなと前走で感じましたし、今回の枠からもイメージがしやすかったです。
 道中はある程度流れるだろう、ただそこで自分で前を捉まえに行くことになるだろうし後ろの馬のプレッシャーも受ける。その仕掛けどころのタイミングが難しいかなと想像していましたが、自分が思っていた通りに進んでくれて、その通りに反応してくれた馬を一番褒めてあげたいと思いますね。
 ガッツポーズは、前回勝った時に今回の騎乗の依頼を貰っていたんですけども、その時からの長いプレッシャーとか関係者への感謝とかいろいろ含めて出たのだと思います。
 今回はシャイニーロックと自分とを応援してくださったファンの皆様、本当にありがとうございます。これからも依頼があればもっと岩手競馬に来たいと思いますし、全国各地にも行きたいと思うので、笠松、岩手に限らず全国のファンの皆さん、応援よろしくお願いいします。

勝利調教師コメント/佐々木由則調教師

 指示は前走と同じ、馬の行く気に任せた位置取りで・・・でしたが、1700mになって流れが速くなるんじゃないかと考えていたので、うまく射程圏に入れて進めてほしいとは伝えていました。中間はオーバーワークにならないように気をつけてうまく調整できたから、力を出せれば良いレースをしてくれるとは思っていましたが、最後まで安心して見ていることができた。鞍上がうまく乗ってくれたし馬も9歳だけどよく頑張ってくれる。頭が下がります。
 芝だけでなくダートでも走っているから、この先はダートでもマイルくらいまでなら戦えると思って考えていきたい。まずはひと息入れてからだね。