(写真/レモンポップ号)
勝利騎手コメント/坂井 瑠星騎手
ヒヤヒヤしましたが、無事に勝つことができて良かったと思います。1週前の追い切りは問題ありませんでしたが、最終追い切りは田中(博康)調教師から70点と言われていました。でも、その点数なら大丈夫。この馬の走りができれば負けないと思っていました。
最内枠に入りましたから逃げれれば逃げようと思っていましたし、相手はペプチドナイル1頭だと思って先手を取りました。道中ずっとプレッシャーがありましたし、去年と同じように4コーナーで引き離さそうと考えていましたが、なかなか離せなくて苦しいレースになりました。それでもゴール前はぎりぎりでしたが、何とかしのいでくれました。
1年ぶりにファンのみなさんへ“ただいま”という気持ちでウイニングランをしましたが、最高の気分でした。国内で僕はこの馬で負けていないですし、勝つために乗っています。これからも応援をよろしくお願いします。
勝利調教師コメント/田中 博康調教師
4コーナーでプレッシャーをかけられて接戦になりましたが、勝つことができてホッとしています。今回、放牧から帰ってきて歩様がいい状態で順調に調整できましたが、最終追い切りで遅れてしまいました。相手に合わせる形だったにせよ、不安材料ではありました。それに今回は1番枠でしたからね。戦法が限られると思っていましたが、うまく先手を取ってくれました。
今回は(ペプチドナイルが)負かしにきたので楽はできないと思っていたが、地力で勝ってくれた。中間の感じを踏まえるといい内容だったと思います。
今後についてはオーナーと相談して決めます。いろんな選択肢があると思っていますからね。