重賞 桐花賞結果/優勝はノーブルサターン号

(写真/ノーブルサターン号

勝利騎手コメント/高松亮騎手

 思った以上にペースが遅かったので、どこかで勝負をかけなければと思い、3コーナーからまくりに出ました。あとは馬を信じて祈る気持ちで追い続けました。今回は馬に厳しい競馬をさせましたからね。勝った時は安堵の気持ちでした。桐花賞は誰もが勝ちたいレース。僕の馬を負かしにくるのは当然ですから、その状況下で勝ち切れてうれしいです。
 ノーブルサターンはほめるところしかありません。今日はいつもより緊張していましたが、僕を落ち着かせてくれたのも勝因です。要所、要所でノーブルサターンに勝たせてもらいましたからね。来年はさらに上を目指し、リーディングを取りたいと思います。

 

勝利調教師コメント/板垣吉則調教師

 今回は体重が増えていましたが、今の季節ですから仕方がない。それでも十分に乗り込みましたから、状態は引き続き良かったと思います。ジョッキーにはスタートだけを気をつけてほしいと伝えましたが、3角まくりは好判断。4コーナーでも手ごたえが良かったので大丈夫だなと思いました。9歳馬ですが、馬は若いですし、頭が下がるばかりです。この後は放牧に出て休養させ、来年も同様のローテーションになると思います。