木村暁騎手の引退セレモニーを行いました

 

 本日2023年12月3日、水沢競馬場のパドックにおいて木村暁騎手の引退セレモニーを行いましたのでおしらせいたします。
 既報の通り12月1日付で調教師となっている木村騎手ですがここでは“騎手”として、自らの勝負服をまとっての最後の登場となりました。
 セレモニーでは岩手競馬の騎手を代表して関本玲花騎手から花束が贈呈されたほか、山本聡哉騎手からは贈る言葉も披露。最終レース後もたくさん残っていただいた大勢のファンの皆様とともに暖かい引退セレモニーとなりました。

 

木村暁騎手コメント

やっぱり、長いようで短い騎手生活でしたね。もう騎手を辞めようかなと思った事も何度もあったんですけども、調教師や馬主さんが我慢して乗せてくれたおかげで、こうやってセレモニーを開いてもらえるくらいまでね、続ける事ができたんだと思います。
思い出に残っているレースは重賞を獲らせてもらったヴァケーションですけども、節目節目に乗ってきた馬たちも皆思い出があって。欲を言えば自厩舎の馬で重賞を勝ちたかったですね。それが恩返しになっていたはず。それだけが心残りです。
厩舎の開業は来年の2月を予定しています。3月の特別開催から馬を出す事ができるように準備していくつもりです。

騎手としては、長い間ほんとにね、穴を開けるジョッキーと言われてきましたけれど、みんなにお祝いされて終える事ができて良かったです。
調教師としては、まずは厩舎を一人前にして安定させて、ファンの皆さんに強い馬を見せる事ができる厩舎にしていきたいですし、みんなに愛されるような厩舎を目指していきたいと思っています。