重賞 マーキュリーカップJpnIII結果/優勝はウィルソンテソーロ号

(写真/ウィルソンテソーロ号)

勝利騎手コメント/川田将雅騎手

 無事にいい内容で勝つことができて何よりです。レースの時間帯は涼しかったが、この中間は暑かったのでどこまで影響するか。あとは2000mをどれだけの内容で走れるかに重きを置きましたが、どちらもしっかりこなしてくれましたから、ホッとしています。
 1コーナー入りで本人がもう少し先に行きたいと主張しましたから、リズムを取ったら結果的にあの位置(5番手)になりました。道中、いい雰囲気で走れましたし、手ごたえも良かったので、直線でもリズム良く加速できました。
 前回、初めて騎乗して、とてもいい馬だなと思いましたが、そこからダート馬としてさらに中身がしっかりしてきました。今後はもっと上のステージでも戦えるよう、準備をしていけたらという思いです。

 

勝利調教師コメント/小手川準調教師

 前回も川田君に乗ってもらって褒めてくれましたから、自信を持つことができましたし、しっかり仕上げることができました。一度、骨折している馬ですから坂路が中心の調教でしたが、現在は閉鎖中。それでも中身を作れば力を出してくれると信じていました。ダートでも切れ味を発揮できるのがこの馬の武器。今後の予定はオーナーと相談して決めたいと思っていますが、今日は2000mも坂もこなしてくれましたからね。この先の夢が広がりました。