2022年度岩手競馬年度代表馬はヴァケーション号!
~各部門表彰馬が決まりました~

 本日2023年1月13日、『2022年度岩手競馬年度代表馬等選考委員会(委員長:株式会社IBC岩手放送 加藤久智氏))』が盛岡競馬場内で行われ、各部門表彰馬と年度代表馬が決定しました。

 栄えある年度代表馬には、シアンモア記念を勝利したことやグレード競走(マーキュリーカップ)で3着入線を果たしたことが評価され4歳以上最優秀馬に選出されたヴァケーション号が選ばれました。

 各部門選考結果は以下のとおりです。

年度代表馬および4歳以上最優秀馬/ヴァケーション

 ●受賞馬の横顔
父 エスポワールシチー 母 テンノベニバラ(母父 サツカーボーイ)
2017年2月14日生 栗毛・牡6歳
生産/新冠・前川隆範
馬主/鈴木雅俊
調教師/畠山信一(水沢)

●2022シーズンの主な成績
2022シーズン/8戦1勝
第26回マーキュリーカップJpnIII/3着
第47回シアンモア記念/優勝

 

2歳最優秀馬/フジラプンツェル

●受賞馬の横顔
父 メイショウボーラー 母 ホワイトデイズ(母父 クロフネ)
2020年3月29日生 栗毛・牝3歳
生産/安平・マルゼン橋本牧場
馬主/(有)富士ファーム
調教師/瀬戸幸一(水沢)

●2022シーズンの主な成績
2022シーズン/8戦6勝
第23回若鮎賞/優勝
第40回ビギナーズカップ/優勝
第38回プリンセスカップ/優勝

 

3歳最優秀馬/グットクレンジング

●受賞馬の横顔
父 コパノリチャード 母 コパノレイミー(母父 スターリングローズ)
2019年4月3日生 鹿毛・牡4歳
生産/新ひだか・へいはた牧場
馬主/小林祐介
調教師/板垣吉則(水沢)

●2022シーズンの主な成績
2022シーズン/5戦2勝
第42回ダイヤモンドカップ/優勝
第30回東北優駿(岩手ダービー)/優勝

 

最優秀ターフホース/ソロフレーズ

●受賞馬の横顔
父 ディープスカイ 母パラフレーズ (母父 Pivotal)
2015年5月13日生 青鹿毛・牡8歳
生産/日高・ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社
馬主/松谷翔太
調教師/齋藤雄一(盛岡)

●2022シーズンの主な成績
2022シーズン/11戦3勝(うち芝戦績:5戦3勝)
第2回いしがきマイラーズ/優勝

 

最優秀牝馬/ゴールデンヒーラー

●受賞馬の横顔
父 タートルボウル 母 ミリオンハッピー(母父 アグネスタキオン)
2018年4月5日生 鹿毛・牝5歳
生産/日高・下河辺牧場
馬主/平賀敏男
調教師/佐藤祐司(水沢)

●2022シーズンの主な成績
2022シーズン/6戦2勝
第30回青藍賞/優勝 

 

最優秀短距離馬/キラットダイヤ

●受賞馬の横顔
父 サウスヴィグラス 母 テツナゴオ(母父 ハーツクライ)
2017年3月3日生 栗毛・牝6歳
生産/新ひだか・服部牧場
馬主/小林祐介
調教師/板垣吉則(水沢)

●2022シーズンの主な成績
2022シーズン/5戦3勝
第7回早池峰スーパースプリント/優勝
第54回岩鷲賞/優勝
第12回絆カップ/優勝

※記載内容は2023年1月3日終了時点(岩手競馬所属時)のもの

馬事文化賞/盛岡馬事文化の保存と伝承 盛岡馬っこ文化伝承会 代表 千葉正氏

【選考理由】
 同団体は盛岡の馬事文化の保存と伝承に取り組んでおり、一昨年(2021年)10月には、地域に根付く馬事文化の継承拠点として「馬っこ博物館」を開設し、さらに、昨年11月に旧盛岡馬検場跡地に完成した「盛岡馬っこ文化伝承広場」の整備にも尽力しました。
 この広場は、約80年にわたり馬競りが行われた旧盛岡馬検場跡地(松尾町)に、旧馬検場に掲げられていた「大看板」や旧盛岡畜産会館前に設置されていた「馬の親子像」を設置し、盛岡の馬事文化を後世に伝える広場として整備されました。
 同団体の千葉正会長を中心とした地元有志は、旧馬検場が2018年に解体されたことを受け、馬事文化の保存と伝承のための施設整備に向けて活動を続けてきました。馬産地として知られる本県の馬事文化の継承に大きく寄与するものであり、馬事文化賞に相応しい活動として、その功績を大きく評価するものです。