重賞 ジュニアグランプリ結果/優勝はラビュリントス号

(写真/ラビュリントス号)

勝利騎手コメント/岩橋勇二騎手

 先生(田中淳司調教師)と相談して2列目で前に馬がいる形でレースを進めようと考えていました。1コーナーで行きたがってハミを噛んでいましたが、2コーナーを回ってジワリと抜けて折り合いがつきました。動いたのが早すぎたかと思いましたが、この脚なら大丈夫だろうと思いました。この馬はまじめすぎて力みすぎるのが課題。もっと力を抜いて走ってくれば、もっと走ると思います。

勝利調教師コメント/田中淳司調教師

 重賞を優勝できて素直にうれしいです。知床賞を使いましたが、思った以上のダメージがなかったので出走を決めました。中間も前回同様に乗り込めましたし、盛岡滞在でもリラックスしていました。ポジションはレース前に相談して決めましたが、予定どおりの位置。瞬発力があるのがこの馬の良さです。今後についてはオーナーと相談して決めたいと思っています。

 

■2着ナイトオブバンド/本田正重騎手
 予定ではもう少し前で競馬をする予定でしたが、隣の馬がうるさかったのを気にしてスタートがもうひとつでした。レース前から芝もいいと思っていましたが、終わってみて改めて芝も走る感触を持ちました。この馬は競馬が上手。どんな流れにも対応ができます。この後は休養に入るそうですが、これからどこまで成長するか楽しみです。

■3着ジョリダム/高松亮騎手
 2番手をキープしましたが、折り合いを欠いたのが残念。力がある馬ですからもう少しうまく対応したかったと思います。今回は初の左回りで張り気味でした。返し馬の感触が良かったので、勝たせてやれなくて申し訳ないです。