（写真／トーセンキャロル号）

勝利騎手コメント／山本聡哉騎手

　体重が大きく減っていましたが、またがった時は普段の調教と同じ感じでした。今回は距離が長いかなと思っていたので、中団からの競馬は想定どおり。先行馬が多かったのでレースも流れるだろうと考えていました。向こう正面では反応がひと息でしたが、3コーナーからの反応が鋭く、これなら大丈夫だなと確信しました。それでも10馬身も離したのには驚きました。
　強いレースだったと思います。水沢へ来た当初は芝向きかなと思いましたが、ダートもまったく問題ない。今回の圧勝で選択肢が増えたと思います。

勝利調教師コメント／佐藤浩一調教師

　一番の気がかりは体重減でしたが、これまで戦ってきた相手が相手でしたからね。自分が思った以上に強い競馬をしてくれました。
　オーナーからは芝を使ってほしいとの希望でしたが、適当なレースがなかったし、南関東でダートもこなしていた。それならばオークスを使ってみようと決断しましたが、結果を出せてホッとしました。ひまわり賞はいろんな優先権があるようですが、まずはゆっくり疲れを取ってやりたい。今後のことはオーナーと相談して決めたいと思っています。