重賞 オパールカップM2結果/優勝はウン号

(写真/ウン号)

勝利騎手コメント/本田正重騎手

 調教師からはある程度良い位置を取ってほしいと言われていたのですがゲートを出てから考えようという感じ。スタートしてある程度出していって、ちょうど前に有力馬を見る位置に付けることができたので位置はそこでいいなと。
 道中の手応えはずっと良くて、あとはどこで動こうか考えていました。逃げていた馬も良い手応えに見えたし、待って進路が無くなるくらいなら内を突いて・・・と仕掛けたのが3コーナー。あのタイミングが一番良かったなと思います。
 直線では、何の馬かは分からなかったけど後ろから来る気配を感じました。並ばれましたけどそこでまた伸びてくれたので、これなら大丈夫だと思いましたね。
 今日の感じなら距離が伸びても問題ないのかなと感じます。馬場も良馬場ならもっと良かったでしょう。
 これまで何度か盛岡に来て2着はあったのですが優勝は初めて。今日は応援ありがとうございました。自分は次はマーキュリーカップに来る予定ですのでそこでも応援よろしくお願いします。

勝利調教師コメント/河津裕昭調教師

 オパールカップを選んだのはもちろん芝の適性に期待して。芝の質がちょっと違うのを心配していましたが対応してくれましたね。
 芝では行きっぷりがいいですから行ければ前に行ければいいし、そうでなければ・・・と。まだ脚質が定まっていない所もあるからその辺はいわゆる出たなりでいいと思っていました。
 最後は抜け出してちょっとふわっとしたのか接戦になりましたが馬自身には余力があったはず。その辺も含めてまだまだこれから良くなっていく馬だと思っています。2着には詰め寄られましたがその後ろは離しているしタイムもレコード。強い競馬だったのではないでしょうか。
 11月のOROカップが現時点で最大の目標。そこに向けて盛岡の芝の経験値を増す意味で次戦にはせきれい賞も検討してみたい。