赤松賞M3結果/優勝はベンテンコゾウ号

(写真/ベンテンコゾウ号)

 2018年4月8日(日)に行われた重賞『第43回赤松杯』は1番人気ベンテンコゾウ(水沢・菅原勲厩舎)が優勝しました。ベンテンコゾウ号の関係者の皆様、おめでとうございました!

 まずレースの主導権を主張したのは3番人気ロジストーム(水沢・千葉幸喜厩舎)。ベンテンコゾウはその2番手で流れに乗りますが、スローペースとなって7頭がほぼ一団のまま向こう正面へ。 3コーナーでベンテンコゾウがロジストームを捉えにかかったのを合図にしたようにレースが動き出します。前ではロジストームに馬体を併せていくベンテンコゾウ。後方からはタイセイファントム(水沢・佐藤雅彦厩舎)も接近してきてここで人気上位3頭が他馬をリード。

 しかし、なかでもベンテンコゾウの手応えは最後まで衰える事無く、直線でも食い下がるロジストームを難なく突き放してゴール。最後は4馬身差をつける勝利で岩手復帰初戦を飾りました。

勝利騎手コメント/村上忍騎手

 スタート直後のペースが遅くなったので最初少し力んだところがありましたが、折り合いに難の無い馬ですし最後は必ず脚を使ってくれますから、心配する事無く戦いました。
 次戦はシアンモア記念の予定という事で他地区の馬が相手になるでしょうが、順調にいってくれれば自分の力を出すことで結果はついてくると思っていますしそのつもりで戦います。
 今日は負ける事ができない戦いでしたがファンの皆さんの期待通りの走りができたと思っています。次戦もまた良いレースができるよう頑張ります。

 

勝利調教師コメント/菅原勲調教師

 ここまで順調に来ていましたので期待していましたが、その期待通りの結果を出してくれました。次戦はシアンモア記念に向かう予定です。