(写真/フレッチャビアンカ号)
勝利騎手コメント/高松亮騎手
位置取りは指示通りで、自分の思っていた通りの位置でもありました。人気馬を前に見る形になって3~4コーナーではグランコージー・ピアノマンの後ろで自分はしっかり脚を溜めることができた。これなら直線に向いたら弾けてくれるなと。交わして抜け出してから遊ぶくらいの余裕がありましたし、強い競馬をしてくれました。
馬を仕上げてくれた厩務員さんからは左回りの方が良いと聞いていました。怪我で休んでいる村上忍騎手からも丁寧にアドバイスを頂けたので、自分は本当に馬を信じることができました。それも馬の力があってこそのことだと思います。
自分はダービーは2度目ですが、やはりダービージョッキーの喜びは一味違う。今はあまり嬉しそうな顔をしていない、って言われるかもしれませんが心の中では興奮しています。これから喜びがじわじわとね、出てくるのでしょう。
勝利調教師コメント/千葉幸喜調教師
勝つならこの形しかない、勝つなら最後の瞬発力でと思っていました。鞍上にもこういう形で馬の力を引き出してほしいとお願いしてもいましたので、思っていた通りのレース。いや馬は想像以上の力を発揮してくれたのでは。この勝利は本当に感慨無量ですね。
今後は、芝のレースも試してみたいとも考えていたのですが、オーナーサイドと相談しながら改めて考えることにしたいと思います。