2024シーズンの岩手競馬は、ダートグレード競走を頂点とする競走体系を基本とし、より多くのお客様に岩手競馬を楽しんでいただけるよう、魅力ある競走を提供するとともに、競馬番組の一層の充実を図るため以下の取り組みを行います。
ダートグレード競走については、既存の「マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)」、「マーキュリーカップ(メイセイオペラ記念)(JpnIII)」、「クラスターカップ(JpnIII)」の3競走に加え、全日本的なダート競走の体系整備に伴い、3歳根幹重賞の不来方賞が新たにダートグレード競走(JpnII)となり、計4競走実施します。
8/12(振・月) クラスターカップ(JpnIII)【オープン・盛岡ダート1200m】
9/3(火) 不来方賞(JpnII)【3歳・盛岡ダート2000m】
10/14(祝・月) マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)【オープン・盛岡ダート1600m】
全日本的なダート競走の体系整備に伴い、令和6年度より「東京ダービー(JpnI)」の指定競走となり、東日本交流競走として実施する「ダイヤモンドカップ」、「不来方賞」の前哨戦として実施する「やまびこ賞」の1着賞金を増額し、良質な3歳馬の資源確保に努めます。
岩手競馬の重賞競走について、一部の競走の1着賞金を増額し、良質な馬資源確保に努めます。
新馬導入促進奨励金及び補助馬購買補助金の増額や新馬戦1着賞金の増額、岩手デビュー馬に限定した特別競走を実施するなど、地元輩出のスターホース出現の醸成を図ります。
全国的に注目度の高い地方競馬シリーズ競走に対応した競走を引き続き実施します。
ビューチフルドリーマーカップ(古馬シーズン)、留守杯日高賞(3歳シーズン)、プリンセスカップ(2歳シーズン)
未来優駿
ネクストスター盛岡
令和5年度に引き続き、地方及び中央所属の若手騎手による「ヤングジョッキーズトライアルラウンド」を実施する予定です。
良質な馬資源を確保しフルゲートによる魅力ある競走をお客様に提供するため、一般競走の1着賞金見直しを行い、年間を通じた資源の安定確保を図ります。
スタリオンシリーズについては、生産団体等からの協賛をいただき、今年度も継続して実施する予定です。
(1)マイルチャンピオンシップ南部杯の一着賞金額の見直し
岩手競馬最高峰の競走である「マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)」について、岩手及び他地区有力馬の参戦意欲を促進し、競走内容のより一層の充実を図る観点から、1着賞金を以下のとおり変更します
(2)不来方賞の1着賞金額の見直し
岩手及び他地区有力馬の参戦意欲を促進し、競走内容のより一層の充実を図る観点から、1着賞金を以下のとおり変更します。
全日本的なダート競走の体系整備に伴い、令和6年度より「東京ダービー(JpnI)」の指定競走となり、東日本交流競走として実施する「ダイヤモンドカップ」の1着賞金を1,000万円に増額いたします。
また「不来方賞」の前哨戦として実施する「やまびこ賞」の1着賞金を500万円に増額いたします。
6月16日(日)東北優駿/水沢ダート2000m・1着賞金1,000万円
7月14日(日)やまびこ賞/盛岡ダート1800m・1着賞金350万円→500万円
9月3日(火)不来方賞/盛岡ダート2000m・1着賞金1,000万円 → 4,000万円 ※JpnII格付
東京カップけやき賞を含むJRA条件交流競走6競走を計画します。
令和6年度は9競走を計画します。
令和6年度は第3回盛岡競馬から第7回盛岡競馬の5開催で実施します。
1日当たりの競走数については芝保全のため1日1競走を基本とし、重賞競走、特別競走を中心に30競走程度を実施する予定です。
競走内容の充実を図るために1着賞金を200万円に増額します。
岩手への新馬入厩促進の観点から、岩手デビュー馬限定の特別競走(1着賞金250万円予定)を6R実施する予定です。
2歳新馬資源を確保し、地元輩出のスターホース出現の醸成を図るため、新馬導入促進奨励金を 2,500万円から 5,000万円に増額し、補助馬購買補助金を 4,000万円から 5,000万円に増額いたします。