重賞 第52回南部駒賞M1結果/優勝はティーズアライト号

(写真/ティーズアライト

勝利騎手コメント/高松亮騎手

 大外だったのでテンからちょっと気合いを入れて、逃げる形になったらそれでもいいという指示。スタートは凄く速くて、ちょっと物見をして内に入れるのに少し手間取ってしまったんですけども、そこからはしっかりと集中して走ってくれました。
 自分としては馬の気を抜かさないようにという気持ちだったのでペースとか他の馬とかがというよりは、自分と馬とのコンタクトを大事に。気を抜くことなく直線に向いてくれたのであとは祈る気持ちで追っていましたね。1600mを楽をせず最後までしっかり走ってくれたのは本当に馬に力があるからだと思います。
 初めて乗る馬でしたがすごく気合いが入っていて、初馬場でも気負うことなく走ってくれたのですごく良い馬で真面目な馬だなと思いました。また今後乗る機会があったら頑張りますので、応援よろしくお願いします。

勝利調教師コメント/小野望調教師

 レース前の指示としては“行けるものなら行ってほしい。ハミを外さないでレースをしてほしい”。馬が遊ばないようにハミを外さないで、という事でしたが、それを高松騎手が本当にうまく守ってうまく乗ってくれました。それが勝因だと思いますね。
 この馬のお母さんもすごく走った馬で、この馬は産駒の中で一番走るから、どこかで肩掛けを穫らせてあげたいとずっと思っていた。ここで獲れて本当に良かったですし、お母さんも3歳になってからも走っている馬でしたから、この子もそんな感じでどんどん走るようになってくると思いますね。
 この先は南関東に移籍します。お母さんもそうでしたしきょうだいもみなそうなんですけども、大井の嶋田調教師にお世話になる予定です。