(写真/ライアン号)
勝利騎手コメント/小林凌騎手
桐花賞を乗れるだけで嬉しかったのに、勝ってビックリ。まだ実感が湧いていません。
聡哉さんから馬場がこの馬向きと言われましたし、返し馬の感じも良かったので、もしかしたら入着があるかなという気持ちでした。好スタートを切ってヒロシクンの後ろを考えていましたから、予定どおりのポジション。直線は手応えがある訳ではないんですがじりじり伸びてくれた。ゴール前は馬より自分の方が焦ってムチを落としてしまいましたが、少し出ていた感じだったので勝ったかもと思いました。
今年でデビュー10年目を迎えますが、まさか初重賞が桐花賞なので自分でも驚いています。年が明けて佐賀で騎乗しますが、いい流れで行けそうです。
勝利調教師コメント/佐藤浩一調教師
せきれい賞を勝った後、芝のOROカップを使う予定でしたが取り止め。それでダート変更のかきつばた賞を使うか迷いましたが、無理して使って夏負けになってしまいました。あの一戦が尾を引いてしまいましたが、最後の最後で勝ってくれました。中間、聡哉騎手が熱心に調教に乗ってくれましたし、せきれい賞と同様、不良馬場も合ったと思います。
この馬はディープインパクト産駒のオーナーブリーディングホースですからね。島川オーナーも喜びがひとしおだと思います。これでいい正月を迎えることができそうです。