岩手競馬における禁止薬物陽性馬の発生について

 このたび、(公財)競走馬理化学研究所(栃木県宇都宮市)から、10月28日(日)の盛岡競馬に出走した競走馬から禁止薬物陽性馬が発生したとの報告を受けました。これを受け、岩手県競馬組合では、所轄の盛岡東警察署に連絡するとともに、捜査機関と連携して発生原因について調査して参ります。

 本年7月の盛岡競馬及び9月の水沢競馬における同様の事案発生を受け、全厩舎関係者からの聴取や職員による厩舎地区の巡回、警備員の増員による監視強化など、組織を挙げた対応を執るなどし、一方、盛岡東警察署、奥州警察署においても捜査を行っている最中に三度目の薬物陽性馬が発生したことは極めて遺憾であり、ファンの皆様並びに関係者の皆様の信頼を失う事態となりましたことを競馬主催者として心よりお詫び申し上げます。

 岩手県競馬組合としましては、一日も早い原因究明と信頼を回復すべく再発防止に向けた対策を講ずるため、これが確立されるまでの間、下記の競馬開催を取り止めることといたしました。


○再発防止策強化のため開催を取り止める競馬

第7回水沢競馬後半(平成30年11月17日、18日、19日)

なお、以降の開催につきましては、決定次第お知らせいたします。

平成30年11月12日
岩手県競馬組合