2021年の競走体系

 2021シーズンの岩手競馬は、ダートグレード競走を頂点とする競走体系を基本とし、より多くのお客様に岩手競馬を楽しんでいただけるよう、魅力ある競走を提供するとともに、競馬番組の一層の充実を図るため以下の取り組みを行います。

ダートグレード競走

 ダートグレード競走については、「南部杯(JpnI)」、「マーキュリーカップ(メイセイオペラ記念)(JpnIII)」、「クラスターカップ(JpnIII)」の3競走を引き続き施行します。

 7/20(火) マーキュリーカップ(メイセイオペラ記念)(JpnIII)【オープン・盛岡ダート2000m】
 8/9(振・月) クラスターカップ(JpnIII)【オープン・盛岡ダート1200m】
 10/11(月) マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)【オープン・盛岡ダート1600m】

 

芝競走体系の充実

 盛岡競馬が11連続開催に移行するのに合わせ、芝競走体系を整備し、レース内容を充実させます。

 

3歳競走体系の充実

 牡牝のクラシック体系について、それぞれの競走の1着賞金を増額し、良質な3歳馬の資源確保に努めます。

 

2歳新馬資源の確保

 新たに導入する入厩促進奨励金制度や、岩手デビュー馬に限定した特別競走の実施など、地元輩出のスターホース出現の醸成を図ります。

 

地方競馬シリーズ競走

 全国的に注目度の高い地方競馬シリーズ競走に対応した競走を引き続き実施します。
 

世代別牝馬重賞シリーズ『GRANDAME-JAPAN』
 留守杯日高賞(3歳シーズン)、ビューチフルドリーマーカップ(古馬シーズン)、プリンセスカップ(2歳シーズン)
ダービーシリーズ
 東北優駿(岩手ダービー)
未来優駿
 南部駒賞
スーパースプリントシリーズ
 早池峰スーパースプリント

 

騎手招待競走(予定)

 令和2年度に引き続き、地方及び中央所属の若手騎手による「ヤングジョッキーズトライアルラウンド」を実施する予定です。

 

馬資源の確保及び強い馬づくり

 良質な馬資源を確保しフルゲートによる魅力ある競走をお客様に提供するため、手当の増額や特別・一般競走の1着賞金見直しを行い、年間を通じた資源の安定確保を図ります。

 

スタリオンシリーズの継続(予定)

 スタリオンシリーズについては、生産団体等からの協賛をいただき、今年度も継続して実施する予定です。

 

マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)の一着賞金額の見直し

 岩手競馬最高峰の競走である「マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)」について、岩手及び他地区有力馬の参戦意欲を促進し、競走内容のより一層の充実を図る観点から、1着賞金を以下のとおり変更します。

 マイルチャンピオンシップ南部杯/5,000万円 → 6,000万円(+1000万円)

 

芝重賞競走の新設

 芝適性のある良質な馬の入厩促進を図り、既存の競走体系と合わせ更なる芝競走の充実を図る観点から、OROカップトライアルとなる重賞競走「いしがきマイラーズ」を新設します。
 また、2020年度は休止した「かきつばた賞」は「せきれい賞」トライアルとして実施します。
 岩手競馬芝の頂点競走である「OROカップ」については、1着賞金を1,000 万円に増額し、より出走馬の充実を図ります。

 岩手県知事杯OROカップ/500万円 → 1,000万円(+500万円)
 いしがきマイラーズ/芝1600m・1着賞金250万円 新設

 

3歳クラシック競走の賞金拡充

 3歳競走の充実を図るため、クラシック競走の1着賞金をそれぞれ増額します。
 特にも全国ダービーシリーズ参画レースである「東北優駿」については、1着賞金を1,000万円に増額します。
 また、地方競馬シリーズ「3歳秋のチャンピオンシップ」の最終戦に位置付けられた「ダービーグランプリ」については、よりレース内容の充実を図るため、賞金額を2,000万円に増額し出走枠を16頭に拡大して実施します。

 ダイヤモンドカップ/1着賞金 500万円 → 800万円(+300万円)
  東北優駿/1着賞金 500万円 → 1,000万円(+500万円)
 不来方賞/1着賞金 500万円 → 800万円(+300万円)
 ダービーグランプリ/1着賞金 1,500万円 → 2,000万円(+500万円)

 

3歳牝馬クラシック競走の賞金拡充

 2020年度に整備した3歳牝馬クラシックの更なる充実を図る観点から、それぞれの競走の1着賞金を増額します。

 留守杯日高賞/1着賞金 300万円 → 400万円(+100万円)
 ひまわり賞/1着賞金 300万円 → 400万円(+100万円)
 OROオータムティアラ/1着賞金 400万円 → 500万円(+100万円)

 

3歳芝競走の整備について

  2020年度は休止した「はまなす賞」をオパールカップトライアルとして実施します。
 同様に、本年度休止した「サファイア賞」は秋に移動の上重賞へ格上げし、3歳秋のターフチャンピオン決定戦として実施します。

 

桐花賞の一着賞金額の見直し

 岩手競馬のグランプリレースである「桐花賞」について、より出走馬の充実を図る観点から、1着賞金を以下のとおり変更します。

 桐花賞/500万円 → 1,000万円(+500万円)

 

あすなろ賞及びヴィーナススプリントの岩手グレードの昇格

 「みちのく大賞典」のトライアルである「あすなろ賞」及び「ヴィーナススプリント」を準重賞から昇格させます。

 あすなろ賞(みちのく大賞典トライアル)/準重賞・150万円 → 重賞M3・250万円(+100万円)
 ヴィーナススプリント/準重賞・150万円 → 重賞M3・250万円(+100万円)

 

2歳特別競走

 岩手への新馬入厩促進の観点から、岩手デビュー馬限定の特別競走(1着賞金200万円)を1レース実施します。

 

芝競走について

 2020年度は芝走路の芝張替えのため、第1回及び第2回盛岡競馬は芝競走を実施致しませんでしたが、2021年度は第1回盛岡競馬から実施します。(ただし第6回盛岡は休催)
 1日当たりの競走数については芝保全のため1日1競走を原則としますが、秋以降はJRAからの転入馬が増加してくることに合わせ、1日複数競走を行い、年間60競走程度を計画します。(令和2年度の実績は40競走)

 

出走可能頭数の見直しについて

 出走機会の拡大を図り、多頭数による競走を提供するため、通算18回以降の水沢競馬場における2歳の出走可能頭数を、以下のとおり見直します。

 10頭(認定競走除く) → 古馬に準じた頭数(850mは9頭)

 

2歳新馬戦について

 新馬資源の入厩状況を勘案しながら、盛岡競馬場においてもダート競走による新馬戦も実施致します。

 

2歳新馬導入促進奨励金について

 2歳新馬資源を確保し、地元輩出のスターホース出現の醸成を図るため、2歳初出走先着40頭(補助馬除く)までに対し、奨励金として1頭当り50万円を支給します。

 

2021年度岩手競馬重賞・準重賞体系

 

 

 

岩手競馬のクラス区分について

☆5つのクラス区分
 岩手競馬ではA級を最上級とし、B1級・B2級・C1級・C2級までの5つのクラスに区分したレース編成を行っています。
 岩手競馬に所属する競走馬は2021年3月11日以前15 走分、転入馬は転入時期に応じて2021年3月11日以前20走分・同8月21日以前20走分の収得賞金を元にした格付賞金(その馬の収得賞金を所定の計算式で換算したもの。旧所属毎に換算割合が異なります)により、それぞれに応じたクラスに割り振られます。以降は基本的に2開催ごとにクラスが見直されます。
 3歳馬はシーズン当初は3歳馬のみでレースを行いますが、通算12開催(今年度は第6回盛岡競馬・9月5日)以降、格付賞金を再計算したうえで古馬に編入されます。重賞などで活躍して一定以上の賞金を獲得した場合はそれ以前に編入される場合もあります。
 2歳馬はシーズンを通じて2歳馬のみでレースを行います。
☆クラスの移動
 岩手競馬ではJRAのような優勝回数による『絶対クラス』制ではなく、一開催あたりのレース数に応じた『相対クラス』制を採っています。
 一開催あたりの各クラスのレース数割合はA級・B級・C級でおおむね1:2:7(これに2歳・3歳戦が加わります)と され、各クラスの頭数はそのレース数を満たすように調整されています。

 詳細は『令和3年度番組編成要領及び諸規程集』を御覧ください(PDF・ファイル名:2021_iwate_hensei_yoryo.pdf)