（写真／ミニアチュール号）

勝利騎手コメント／山本政聡騎手

　騎乗が決まったのは1週間前でしたから、正直プレッシャーはありましたので勝ててホッとしました。ですが、強豪転入馬（ロッソナブア）を意識しながらミニアチュールの持ち味を最大限に引き出せるように心がけました。
　レース前から2､3番手を考えていましたが、今日の馬場は内が深かった。結果的にロッソナブアを外からマークする理想的なポジションだったと思います。
　勝負どころでロッソナブアの手応えが怪しいのは分かっていましたから、あまり残してもと思って早めに交わしました。水沢2000ｍは力が要求されますが、小さい牝馬でも最後まで頑張ってくれました。

勝利調教師コメント／佐藤祐司調教師

　今回は体重を戻すことを最優先しましたが、手を抜くことなく3本の追い切りをしっかり消化してプラス10キロでしたからね。納得のいく仕上がりで臨むことができました。
　今日は強豪がそろっていましたが、ミニアチュールは岩手で勝ち続けてきたんだと腹をくくりました。それで4馬身差でしたから、鳥肌が立つくらい強いレースをしてくれました。
　三冠の期待が高まっているでしょうが、当面の目標はひまわり賞（オークス）です。以降についてはオークスを使ってから考えます。