2020年度岩手競馬年度代表馬はフレッチャビアンカ号!
~各部門表彰馬が決まりました~

 

 本日2021年2月3日、『2020年度岩手競馬年度代表馬等選考委員会(委員長:株式会社IBC岩手放送加藤久智氏)』が盛岡競馬場内で行われ、各部門表彰馬と年度代表馬が決定しました。

 栄えある年度代表馬には、ダービーグランプリで強豪の北海道勢や南関東勢を退けて勝利したことが評価され3歳最優秀馬に選出されたフレッチャビアンカ号が選ばれました。

 各部門選考結果は以下のとおりです。

 

年度代表馬および3歳最優秀馬/フレッチャビアンカ

●受賞馬の横顔
父 キンシャサノキセキ 母 スイートスズラン(母父 シンボリクリスエス)
2017年3月30日生 芦毛・牡4歳
生産/日高・シンボリ牧場
馬主/大久保和夫 調教師/千葉幸喜(水沢)
2020シーズンの戦績/8戦5勝
●2020シーズン主な優勝レース
第28回東北優駿
第52回不来方賞
第33回ダービーグランプリ

 

2歳最優秀馬/リュウノシンゲン

●受賞馬の横顔
父 グランプリボス 母 ランブルジャンヌ(母父 Mutakddim)
2018年3月29日生 青鹿毛・牡3歳
生産/浦河・谷川牧場
馬主/蓑島竜一 調教師/菅原勲(水沢)
2020シーズンの戦績/9戦7勝
●2020シーズン主な優勝レース
第40回若駒賞
第46回金杯

 

4歳以上最優秀馬/ランガディア

●受賞馬の横顔
父 キングカメハメハ 母 マリーシャンタル(母父 サンデーサイレンス)
2014年1月27日生 黒鹿毛・牡7歳
生産/安平・ノーザンファーム
馬主/蓑島竜一 調教師/板垣吉則(水沢)
2020シーズンの戦績/8戦3勝
●2020シーズン主な優勝レース
第45回シアンモア記念
第48回一條記念みちのく大賞典

 

最優秀ターフホース/マツリダスティール

●受賞馬の横顔
父 エキストラエンド 母 シェーンブリッツ(母父 クロフネ)
2018年5月7日生 鹿毛・牡3歳
生産/新冠・村上信治
馬主/髙橋文枝 調教師/菅原勲(水沢)
2020シーズンの戦績/6戦4勝(うち芝戦績:5戦4勝)
●2020シーズン主な優勝レース
第21回若鮎賞
第22回ジュニアグランプリ

 

最優秀牝馬/セシール

●受賞馬の横顔
父 トーセンジョーダン 母 トーセンオーラ(母父 トーセンダンス)
2017年4月23日生 鹿毛・牝4歳
生産/日高・エスティファーム
馬主/(株)アプエンテ 調教師/三野宮通(水沢)
2020シーズンの戦績/8戦7勝
●2020シーズン主な優勝レース
第1回OROオータムティアラ
第8回イーハトーブマイル」

 

 

最優秀短距離馬/ゴールデンヒーラー

●受賞馬の横顔
父 タートルボウル 母 ミリオンハッピー(母父 アグネスタキオン)
2018年4月5日生 鹿毛・牝3歳
生産/日高・下河辺牧場
馬主/平賀敏男 調教師/佐藤祐司(水沢)
2020シーズンの戦績/7戦4勝
●2020シーズン主な優勝レース
第11回知床賞
第36回プリンセスカップ

 

特別表彰/エンパイアペガサス

●受賞馬の横顔
父 エンパイアメーカー 母 ステージトリック(母父 Distorted Humor)
2013年4月22日生 鹿毛・牡8歳
生産/新冠・佐藤牧場
馬主/佐藤信廣 調教師/佐藤祐司(水沢)
2020シーズンの戦績/6戦2勝
●2020シーズン主な優勝レース
第42回北上川大賞典
第45回桐花賞

【選考理由】昨年の桐花賞の勝利で、岩手競馬歴代最多となる重賞17勝を挙げたことを評価し、特別表彰を贈るものです。

※記載内容は2021年1月11日終了時点(岩手競馬所属時)のもの

馬事文化賞/チャグチャグ馬コを支える農用馬生産150頭到達 大坪昇(盛岡市)

【選考理由】
 大坪昇氏は農用馬の生産を1974年から行っており、昨年5月16日に現存厩舎の農用馬生産数としては県内最多となる150頭に到達いたしました。
 本県では、伝統行事チャグチャグ馬コをはじめ、馬を利用する祭事が多いですが、馬の飼養頭数の減少に伴い、参加する馬の確保に苦慮している状況にあります。
 これまで大坪氏の多くの生産馬がチャグチャグ馬コに参加しており、自身も一昨年まで連続39回参加しております。
 農用馬の生産は馬と共に生きた時代を伝えるために非常に貴重であるほか、馬産地として知られる本県の多様な馬事文化の継承を支えるうえで、参加する馬の確保は重要であることから馬事文化賞を贈るものです。