重賞 一條記念みちのく大賞典結果/優勝はランガディア号

(写真/ランガディア号)

勝利騎手コメント/鈴木祐騎手

 レースのペースは確かに遅すぎるなとは感じていたのですが、相手はエンパイアペガサスだと思っていましたから、その動きを見ながら、相手がどこで動くのかだけを意識していました。
 向こう正面でエンパイアペガサスに競って来られたんですけども、こちらにも手応えがあって、仕掛ければまだギヤチェンジできるなと感じていたので、その辺は心を落ち着かせてレースに集中していました。3コーナーくらいでこれなら大丈夫だなと思いました。
 レースの前は“大丈夫、勝てる!”とずっと自分に言い聞かせていました。このレースを勝ってとても嬉しい気持ちと、ホッとした気持ちとでいっぱいです。

勝利調教師コメント/板垣吉則調教師

 少頭数でしたし前に行く馬も限られていたのでこういう展開になるだろうとは思っていましたが、向こう正面に入って一気にね、エンパイアペガサスからプレッシャーをかけられてもそれを凌いでくれたので、やはり力がある馬だなと再確認しましたね。転入当初はダートは半信半疑だったんですけども、それにしても頑張ってくれる馬です。
 (2013年以来のみちのく大賞典制覇)伝統あるレースですからね。何回勝っても嬉しいものですね。
 今後に関しては、シアンモア記念からはここ一本に集中して挑みましたし、オーナーと相談してどういう路線に進むか考えて行きたいと思っています。