禁止薬物陽性馬(ボルデノン)が発生した高橋純厩舎管理馬の全頭検査の結果について

 平成30年11月5日(月)に、禁止薬物陽性馬(ヒナクイックワン号)が発生し、これを受け、国が定めるガイドラインに基づき、禁止薬物陽性馬(10月28日出走、11月5日陽性確定)が発生した高橋純厩舎の管理馬全頭について薬物検査を実施したところです。
 本日、薬物検査を実施した(公財)競走馬理化学研究所から、ヒナクイックワン号のほか1頭からもボルデノンの陽性反応が確認された旨の通知があったので、お知らせします。

1 検査頭数/10頭 11月6日(火)検体採取
2 確認された内容等

(1) ヒナクイックワン号(牡馬3歳)
 10月28日(日)の競走後の検査により陽性が確定していたものであるが、今回の全頭検査においても陽性が確認された。
 既に、禁止薬物陽性馬としての競馬関連法令に基づく手続き(事後失格、出走停止処分、賞金返還等)を進めるとともに、競馬法違反の疑いで盛岡東警察署に捜査を依頼した。

(2) ワンサイドストーリ号(セン馬6歳)
 今回の全頭検査により、ボルデノンの陽性反応が確認された。
 なお、出走直後に検体を採取したものではないため、禁止薬物陽性馬には該当しないものである。

※出走馬の禁止薬物検査の実施
 出走馬のうち1着馬及び2着馬(11頭以上の出走の場合は任意に1頭追加)から検体を採取し、(公財)競走馬理化学研究所で禁止薬物の有無を検査し、陽性反応が出た場合に、禁止薬物陽性馬の発生となるもの。