ジャパンジョッキーズカップ2018 結果


 2018(平成30)年7月16日(祝・月)、盛岡競馬場で『ジャパンジョッキーズカップ2018』が行われ、全3戦の激闘の結果『チームJRA』が総合優勝、またチームJRAキャプテンの内田博幸騎手が優秀騎手賞を獲得しましたのでおしらせいたします。


 まずは第1戦、ダート1200mで行われたこのレースでは下原理騎手(チームWEST)騎乗のヒライズミナンバーが先行粘る藤田弘治騎手(チームEAST)騎乗ツララ、内田博幸騎手(チームJRA)騎乗ゼンザイを差し切って優勝。まずはチームWESTが先勝しましたが、2着はチームEAST、3着はチームJRAとそれぞれ上位ポイントを分けあう形になりました。


 第2戦の芝1700m戦。こちらは福永祐一騎手(チームJRA)騎乗のコアレスフェーブルと内田博幸騎手(チームJRA)騎乗のリンネルクロスの戦いになりこの2頭がそのまま1・2着。チームJRAのワン・ツーに加え4着にも戸崎圭太騎手が食い込みチームJRAが一挙に大量得点。


 そしてダート1600mでの第3戦は岡部誠騎手(チームWEST)騎乗のキングジャガーをルメール騎手(チームJRA)騎乗ロキが猛然と追いつめたものの僅かに及ばずという結果。そしてここでも内田博幸騎手騎乗のオースミチャドが3着に入り、またしてもチームJRAが上位のポイントを獲得しました。


 以上の3戦の結果、チーム部門では『チームJRA』が、また個人部門では内田博幸騎手が優勝しました。

■チームJRAキャプテン・内田博幸騎手コメント
 一つぐらいは勝ちたかったが、チームには貢献できたと思います。今回もいい仕事ができればという気持ちで臨みましたが、まさか優勝できるとは思いませんでした。
 今回のチーム優勝賞金100万円はみんなと話し合った結果、復興に少しでも役に立てればと西日本豪雨で被災した方々に寄付します。
 これからもジョッキーズカップに呼ばれるように、いい結果を出していきたい。豚1頭分の副賞も恒例のようですから、みなさんにプレゼントしたいと思います。

■戸崎圭太騎手
チーム優勝できましたし、今年も楽しめました。

■福永祐一騎手
平成最後のダービーを勝った報告ができましたし、優勝できてよかったと思います。

■C.ルメール騎手
楽しかった。チームが勝ちましたし、ワールドカップ(サッカー)でもフランスが優勝しましたしね。

★ジャパンジョッキーズカップ2018 ポイント表

チーム 騎手名 第1戦
着順
P 第2戦
着順
P 第3戦
着順
P 個人P チームP
JRA 内田博幸 3 13 2 15 3 13 41 113
戸崎圭太 5 10 4 11 6 6 27
C.ルメール 10 2 10 2 2 15 19
福永祐一 12 1 1 20 取消 5 26
EAST 桑村真明 4 11 5 10 11 1 22 63
山本聡哉 9 3 11 1 10 2 6
矢野貴之 8 4 6 6 7 5 15
藤田弘治 2 15 12 1 8 4 20
WEST 岡部 誠 7 5 9 3 1 20 28 101
下原 理 1 20 7 5 9 3 28
永森大智 6 6 8 4 5 10 20
山口 勲 11 1 3 13 4 11 25