平成28年12月に発生した禁止薬物陽性馬に係る対応について

 昨年12月11日(日)及び12日(月)に出走した競走馬3頭から禁止薬物ニコチンが検出された事案について、水沢警察署の捜査結果において、検出された禁止薬物の濃度が低く故意性が認められないことから、競馬法違反としては立件できないとされたことを踏まえ、地方競馬全国協会等と協議を重ねながら関係者等への対応について検討してきたところですが、今般、禁止薬物陽性馬3頭の調教師3名に対する行政処分を行わないとともに、既に行った事後失格等の措置を取消すこととしたのでお知らせします。

 なお、競馬組合といたしましては、今般のニコチンに係る事案の発生を受けて、喫煙管理の徹底及び検体採取業務の改善に取り組んでいるところであり、引続き、禁止薬物陽性馬の再発防止に向けて、職員及び厩舎関係者が一丸となって取り組んで参ります。