ナムラタイタン号の引退式を行いました

 2017年4月15日、水沢競馬場パドックで、ナムラタイタン号の
引退式が行われました。
 レース開始前の午前10時30分からの実施にもかかわらず100名近くのファンが集まり、ナムラタイタンの引退を惜しみ、種牡馬生活に入る門出を祝いました。引退後は父サウスヴィグラス号が繋養されているアロースタッド(北海道日高郡新ひだか町静内)で種牡馬入り。早ければ来春、ナムラタイタン二世が誕生する可能性も十分あります。父を超えるスター誕生に期待したいところです。

■村上昌幸調教師のコメント
「こんなに強い馬に出会えるのは、後にも先にもないだろうと思いますから非常に寂しい。ですが、いい形で現役引退させることができてホッとしています。
引退決定から引退式まで慌ただしかったのは、今年の種付けに間に合わせるため。今日(15 日)夕方には水沢を出発します。
思い出のレースは桐花賞。制した2回とも印象に残っています。逆に悔しかったのは岩手に来て2度目の南部杯。青藍賞を勝って良い状態で臨めましたが、馬っ気を出して競馬にならなかった。レースに集中できていたら・・・と今でも思うことがあります。
ナムラタイタンの良さは先行力があって終いもしっかりしていること。ダートでは理想的な競馬ですからね。その良さを是非、子どもたちにも伝えてほしいですし、岩手でも走ってほしい。できれば自分も手がけてみたいと思っています。
ナムラタイタンを応援してくださった皆さんに感謝の気持ちで一杯です。今後はいい仔をたくさん出してファンの方々を喜ばしてほしいと願っています」


■坂口裕一騎手コメント
「去年から毎回ラストランのつもりで乗っていましたから、ついに引退の日が来たかというのが率直な気持ちです。
一番印象に残っているのは転入初戦の赤松杯。調教ではいつもモサッとして、躓いたりしていたので本当に走るのか半信半疑でしたが、スピードにびっくり。後ろの馬たちの脚音が全然聞こえませんでした。
自分が騎乗した馬が種牡馬になるのはおそらく最初で最後でしょうから、二世の誕生が楽しみです。
ナムラタイタンの良さはよけいな力を使わないでオンとオフがしっかりしていること。多少、状態が悪くてもレースになると一変します。子どもたちには父を超える馬が出てほしいと思います」