重賞 マイルチャンピオンシップ南部杯JpnI結果/優勝はアルクトス号

(写真/アルクトス号)

勝利騎手コメント/田邊裕信騎手

 早い時期からコンビを組ませてもらい、先生(栗田徹調教師)と試行錯誤をしながら大きいタイトルを獲りたいと思っていましたので、すごくうれしいです。スタートが上手なので予定どおりのポジション。全体的に時計が速かったが、押し切りたいと思っていました。昨年2着でしたが、今年はさらに濃いメンバー。よく勝ってくれました。一段ずつ階段をあがって、ついに上り詰めましたから感慨深いものがあります。

 

■2着モズアスコット/横山武史騎手
調教の時からすごく良い馬だと感じていましたし、もちろんGIをふたつ勝っている馬なので、意地を見せてくれました。クビ差だったのですごく勝ちたかったです。
■3着モジアナフレイバー/繁田健一騎手
ゲートの中が悪くてちょっと遅れたんですが、道中上手く走ってくれたんで、一瞬やったと思ったんだけど。最後はちょっと時計が速すぎたかな。
■4着サンライズノヴァ/松若風馬騎手
ゲートを出てくれて良い位置で競馬できたんですけれど、前残りだったので。この馬もしっ
かり脚を使ってくれているんですが、展開に恵まれなかったかなと思います。
■5着ワンダーリーデル/横山典弘騎手
休み明けにしては良かったんじゃないですか。

勝利調教師コメント/栗田徹調教師

 昨年の雪辱を果たしましたが、うれしい気持ちより馬に感謝、かかわった方々に感謝の方が大きいです。昨年まで体質が弱くピンポイントでしかレースを使えませんでしたが、今年は体質強化。レースを使いながらローテーションを組めるようになりました。昨年2着後は歯がゆいレースが続き、力の足りなさをどう克服するか、調教メニューを変えたりしました。それでワンランク上がることができたと思います。次走は武蔵野ステークスを考えていましたが、今回の結果から改めてオーナーと相談したいと思っています。