陶文峰騎手、内モンゴル自治区の 「国際騎手招待競走」で騎乗!

 2017年7月6日に中国・内モンゴル自治区ウランホトにある競馬場で行われる「国際騎手招待競走」へ岩手競馬の陶文峰騎手(水沢・菅原右吉厩舎)が騎乗します。

 日本から招待されたのは藤井勘一郎騎手(フリー)、千田洋騎手(南関東)、そして陶文峰騎手の3名。

 今回行われる国際騎手招待競走は内モンゴル自治区設立70周年を記念して実施されるもので、他にもオーストラリア、ニュージーランド、フランス、南アフリカなどから騎手を招待して記念行事の祭典に花を添えます。

 陶文峰騎手は中国黒竜江省出身で12歳の時に祖母の故郷である日本へ移住。その後、水沢農業高校乗馬部から地方競馬教養センターへ進み、 中国国籍のまま騎手免許を取得して2000年に岩手競馬でデビューしました。2017年7月3日時点で通算556勝を挙げています。

 陶文峰騎手の勝負服の胴赤・黄星散らしは中華人民共和国の国旗をモチーフにデザインされたもの。陶文峰騎手の海外での騎乗は2006年のマカオに続いて2度目となります。

■陶文峰 騎手コメント

「中国競馬に精通している方からお誘いがあり、中国で騎乗できる運びとなりました。内モンゴル自治区は、距離はありますが、黒竜江省と隣の地区。生まれ故郷の中国で騎乗するのが夢でしたから、実現できて非常にうれしい。岩手競馬をアピールする意味でも、いいレースをしてきたいと思っていますので応援よろしくお願いします。」