南部杯とは

   岩手県競馬組合創立25周年を記念し、1988年に北日本マイルチャンピオンシップ南部杯として創設、第1回は水沢競馬場のダート1600mで施行され、創設当初は地方競馬北日本地区のマイル最強馬決定戦の位置付けとされた。

 1995年に中央・地方全国指定交流競走に指定されたと同時に現在のマイルチャンピオンシップ南部杯に改名。北日本地区以外の地方所属馬及び中央競馬所属馬も出走可能になった。

 1996年には開催場を現在の盛岡競馬場に変更、1997年には前年から施行されたダートグレード競走のGIに格付けされ、日本の秋のダートのマイル最強馬決定戦として定着していった。

 過去の優勝馬には、アグネスデジタル、アドマイヤドン、ユートピア、エスポワールシチー、コパノリッキーなど、国内外で活躍したダート界の雄が名を連ねる。

 また、2001年からはJBCが新設されたことに伴い、JBC指定競走となり、優勝馬にはJBCクラシック、JBCスプリントの優先出走権が与えられることとなった。

レースの傾向

 過去10年で1番人気馬が掲示板を外した事はない。逆に二桁人気馬が掲示板に入ったのは一度だけ。また、過去に複数年連覇した馬、あるいは何度も上位に好走した馬が多い事で分かるとおりにコース経験や適性は重要な要素になる。

 昨年はレース史上初めて3歳馬が制し、また久しぶりに「前走が2000m」だった馬のワン・ツーともなった。とはいえ、短距離路線から転戦してきた馬でも好走する傾向、実績ある古馬が有力という傾向には大きな変化はないと考えていいだろう。

ダート1600mの特徴

 2コーナー奥からスタートして途中通過するコーナーはわずか二カ所。加えて約800mにも及ぶ向こう正面の存在もあって、枠順による有利・不利が少ない実力勝負が期待できる。

 ただそのわりには流れが落ち着きがちで、本格派の差し・追込馬には展開が向かない場合も多々ある点に注意。先行馬同士の決着で収まりやすい南部杯がやはりこの距離のレースの典型的なイメージになる。

コース図
1600mスタート地点から

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