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6月5日(日) 10R
特別 早池峰賞 /オープン・盛岡ダ1200m 別定 晴・良 |
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| 二転三転・大激戦!決めたのは直線一気リュウノキングダム!! | |
![]() 直線最後方から猛烈な追い込み。ちょっと有り得ないくらいの結末だ (Photo/横川典視) |
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初夏と言うよりは夏の暑さを感じさせる盛岡競馬場。しかし、いよいよ幕が開く夏のスプリント戦線、その第一弾の日と思えばむしろ“それらしい”暑さかも。
すでに岩手で実績を持っている馬・転入間もない馬、それぞれの出方がどうなのか?が最初の焦点。ゲートが開いて飛び出したのは昨年重賞2勝を挙げた強豪牝馬・マイネベリンダで、これをサンキンスピーチ、そして1番人気ディスパーロがぴたりと並んで追いかける。 序盤、3ハロンのラップは34秒台半ば。オープンとしてはめちゃくちゃ速いというラップではないが、先週あたりより時計がかかり気味のコース状態の中ではやはり速いのだろう。なにせポンと飛び出した快速馬・ウメノレイメイや大外から押して出ていこうとしたイングヴェイなどは結局追走に苦しみ続けたのだから。 追走に苦しんだ、という事では人気上位勢も例外ではなかった。3番人気ゴールドマインこそ先行集団の直後に食らい付いているが、2番人気リュウノキングダムなどは後方から2番手、それも向こう正面では押して押して追いかけて、それでも離され気味というくらいなのだ。 場内実況が「リュウノキングダムは後方から2番手!」と叫ぶと場内からもどよめきが上がる。基本的に先行有利の状況が続く今の盛岡コース、開幕からこの方、そんな位置から上位に食い込んできた馬など片手で足りるほどの数しかいない。 びっしりと競り合いながらマイネベリンダとサンキンスピーチが並んで直線に飛び込む。さすがに苦しくなったマイネベリンダ、ここまで来てついに脚が上がったが、それは同馬を交わして先頭に立ったサンキンスピーチも同じ事。なんとか先頭を奪ったものの既に余裕が無く、そのまま坂を越えていける脚色ではないのは明白だ。 しかしそんな2頭を追っていたディスパーロも伸びを欠く。もたつく同馬を押しのけるようにしてゴールドマインが押し上げてくるが、だがそのゴールドマインにしても、いざ並んだ所からそれ以上突き放す事ができない。 そうやって4頭が揉み合っている所に、外からスルスルとオシャベリコパが脚を伸ばしてくるではないか。坂を越えて一気にバラけた先の4頭、依然として粘っているのはゴールドマインとディスパーロだが、オシャベリコパの勢いは、ジリジリとしていながらも、どう見てもその2頭より優っている。10頭立て7番人気の馬が勝ってしまうのか・・・! 否。まだ決着は付いていなかった。オシャベリコパの外にいるジョウテンロマン、そのさらに外からリュウノキングダムが猛然と突き進んできたのだ。 4コーナーでやや大きめに外へ進路を取ったリュウノキングダムは間違いなく最後方。しかしそこから豪快な脚を繰り出しはじめ、坂を越えてからはその脚色は明らかに他を凌駕するものになった。 ジョウテンロマンを一瞬のうちに交わし去り、その時点でまだ2馬身ほどあったオシャベリコパとの差も瞬く間に無くなる。オシャベリコパだって決して止まっているわけではない。むしろこちらも坂を越えて勢いが増したくらいだったのだが、リュウノキングダムはそんな事には全くお構いなしに並んでしまい、そして捉え切ったところがゴール。後には度肝を抜かれたファンの歓声とため息が、波紋のように拡がった。 勝ったリュウノキングダムは父スキャターザゴールド、母サンライズグロリアの牡6歳。冬のトウケイニセイ記念を制した後、いったん園田に移籍して2戦を消化、これが再転入初戦だった。一昨年の北上川大賞典を勝っているようにどちらかと言えばマイル以上、中距離メインで走ってきた馬だが、久々の短距離戦で新境地を開いてみせた。 |
| 出馬表・過去成績 | NAR出馬表 | 10年結果 | 09年結果 | 08年結果 | 07年結果 | 06年結果 |
| レースPlayback | 2010 | 2009 | 2008 | 2007 | 2006 | |
| 競走条件 | 4歳以上のA級57kg、B1級以下55kg、3歳54kg、牝馬2kg減 | |||||
| 優先出走権 | 1・2着馬には「岩鷲賞」(7/4 盛岡ダート1400m)の優先出走権が与えられます | |||||
| レース名の由来 | 「早池峰」・・・岩手県中部にある北上山地の最高峰の山・早池峰山より。標高は1,917mあり、権現信仰の霊山でハヤチネウスユキソウなどの高山植物の生息地としても有名。 | |||||
| 発売票数 | 的中票数 | 発売票数 | 的中票数 | ||
| 単勝 | 1978 | 297 | 3連複 | 22365 | 487 |
| 複勝 | 1261 | 171/56/217 | 3連単 | 74935 | 237 |
| 枠連複 | 6236 | 153 | ワイド | 4914 | 106/428/124 |
| 馬連複 | 16853 | 276 | |||
| 馬連単 | 17025 | 236 | 計 | 145567 |
久しぶりの短距離の距離のせいかやはり最初はついていけなくて・・・。でも3コーナーくらいから伸び始めて、そこからゴールまでずっとしっかりとした脚を使い続けてくれました。展開が嵌った面はあるのでしょうが、この距離でも良い脚を長く使ってくれるのが分かったのは収穫でした。(菅原俊吏騎手)