31日のメイン・桐花賞もなかなかの好メンバーになりましたが、このかまくら賞もまた非常に素晴らしいメンバーが集まりました。これだけの面々が激突してくれて嬉しいようなもったいないような、実に複雑な気分。C級の特別戦では“連勝馬対決”“好調馬対決”がしばしば起こりましたが、ここまで目移りするメンバーというのは、ちょっとなかったように思えます。
その中で敢えて絞るならこの3頭という事になるでしょうか。転入後6連勝中・ゲーリークイン。同じくここまで6連勝中のニシノサンダー。そして10戦連続連対中のバトルドミナ。
まずゲイリークインはとにかくその強さが際だっている馬。6連勝のほとんどはワンサイドの圧勝で、前走のように2着馬に詰め寄られた時でも3着以下は大きく引き離されています。それでいてまだ余力すら感じさせ、C1に昇級したばかりなのにもはや強豪の一頭に数えられているほどです。

ゲイリークイン(12月18日 10R優勝時)
ニシノサンダーはここまで6連勝、岩手では11戦7勝2着2回。3着を外したのは一度だけ、その敗戦をきっかけにむしろ以前より強さを増し、あっという間にC2を突破して現級にやってきました。
バトルドミナは岩手11戦で3着以下なし。冬の水沢では2着が先行していますが、逆にどんな相手にも崩れないレース巧者ぶりが際だってきました。
3頭いずれもC2からC1に上がってほどなく現級でも強豪と見なされるようになり、実力のほどは自他共に認めるもの。加えて意外に直接対決が少なく、一度だけニシノサンダーとバトルドミナが戦って前者が勝っていますが、これだけで勝負付けが済んだとはとても言えません。この3頭のどれか1頭だけがここに出ていたなら、普通に上から下まで◎が並ぶでしょう。そんな馬の決戦は注目といわざるを得ません。
他にも短距離後者サダチカガーベラ、特別勝ちでさらに意気軒昂ケージーカツタロウ、人気薄であっと言わせたリュウノパンサーやシンメイガルダン、マツリダマンマ・・・。ここはあまりにも役者が豊富。正直、どの馬が勝っても全く不思議ではない感じで、本当に悩まされますね。
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