今週の注目レース−第11回水沢競馬後半のポイント 取材・文/テシオ編集部

 12月18日(土) 社団法人 奥州市観光物産協会賞 A級二・水沢ダ1600m

 12月19日(日) (特)白嶺賞 OP・水沢ダ1600m

 12月20日(月) (特)はまゆり賞 C1・水沢ダ1600m


12月18日(土) 9R 
社団法人 奥州市観光物産協会賞 /A級二・水沢ダ1600m 別定 
 A級二組とはいえ実質的には三組レベルのメンバーとなり、この「奥州市観光物産協会賞」はなかなか難しいレースになりました。ざっと見たとおり、ここ2,3ヶ月の間に勝ち星を挙げた馬は「0」。連に絡んだ馬すら少なく、力関係の把握に悩まされます。
 ただ、そんな中にもここに来て復調感・上昇感を見せつつある馬はおり、そんな馬をいかに見抜くか・見つけるか?がレースを楽しむカギになりそうです。

ゼットファースト
ヤマトスピリット(09年11月22日 11R優勝時)
 それは例えば、9月の復帰後徐々に粘り強さが増してきたヤマトスピリット。昨年はA級で掲示板を外さぬ戦いをしていましたが、レース中の競走中止のあと長い休養。10ヶ月近いブランクの末、ようやく以前の粘りが戻ってきました。8歳冬といえどまだまだ引き下がれません。
 春の活躍が印象深いソフトパワー、転入直後の連続好走が見事だったエスユーペニーもここに来て復調ムードですし、ソノマンマもここは展開利が期待できる条件。

 出走10頭中、今季まだ未勝利の馬が6頭いるんですよね。残りわずかになったシーズンですが、これらの馬にとっては当然このままでは終われないところ。重賞特別で好走経験を持つ馬もいますし、そんな実績馬達のラストスパートのひと踏ん張り・変身に期待してみたいところです。



出馬表・過去成績 NAR出馬表
レースPlayback
競走条件 牡馬56kg、牝馬2kg減
優先出走権
レース名の由来


12月19日(日) 10R 奥州市職員奥馬の会会長杯
特別 白嶺賞 /オープン・水沢ダ1600m 別定
 1着馬・2着馬にトウケイニセイ記念の出走権が与えられる白嶺賞。同時に年末の大一番・桐花賞への最終切符的な役割もあり、シーズンラストに控えるダブル重賞への前哨戦として非常に重要な役割を持っています。
 メンバー的にも、ロックハンドスターやメイホウホップらダブル重賞への出走が濃厚であり確定的な馬たちこそ登場していないものの、最後まで活躍のチャンスを狙う有力馬たちが、あくまで主役の座を狙って登場しています。

 ざっとみてまず注目を集めるのは、やはり既に古馬オープン級で実績ある馬たちでしょう。例えばゴールドマイン。昨年の冬の活躍ぶり、特に桐花賞優勝はいまだに鮮烈な記憶ですし、もちろん今季の戦いも上々の内容。8月のすずらん賞以来優勝から遠ざかってしまっていますが、このまま今季を終わるつもりはさらさらありません。
 そして栗駒賞で復活を遂げたリュウノキングダムも気になります。昨年のシアンモア記念・北上川大賞典を優勝した実力は文句の付けようがないものでした。そんな馬が復調となれば、これはもう目が離せないでしょう。


リュウノキングダム(11月21日 栗駒賞優勝時)
 また、栗駒賞で2着に食い込んだジョウテンロマンだってオープン級の活躍に問題はありませんし、マヨノエンゼルにもこのまま終わってほしくはないと、期待をかけたいものです。いずれも重賞出走となれば人気を集めておかしくない馬たち、良いレースを見せてほしいですよね。
 ところでこのレース、過去4年が全て万馬券決着と波乱の決着で終わっています。穴を開けたのはいずれも人気薄の逃げ・先行馬。とすればここも、例えばウメノレイメイ、例えばポアントゥブルボンのような先行馬が思い切って逃げて穴を開ける・・・。そんなシーンも、念頭に置いておいた方が良さそうです。



出馬表・過去成績 NAR出馬表 09年結果 08年結果 07年結果 06年結果
レースPlayback 2009 2008 2007 2006
競走条件 A級57kg、B1級以下56kg、牝馬2kg減
優先出走権 1・2着馬にはトウケイニセイ記念(1月10日 水沢ダ1600m)の優先出走権が与えられます
レース名の由来 「白嶺」・・・山々に雪が降り積もり、真っ白に見える様子。


12月20日(月) 9R 
特別 はまゆり賞/C1・水沢ダ1600m・ハンデ
 例によって好調馬揃いのはまゆり賞。マイル戦のフルゲート12頭、前走優勝馬が7頭もおり、目移りしてしまうメンバーになりました。
 近走の実績で目を惹くのは特別戦を勝っているスズノライコウで意見が一致するでしょう。前走では、これもハイレベルだった錦秋湖賞を快勝しましたし、そこに至るまでもC1級の上位クラスで安定した戦いを見せてきました。前走の勝利で+1kgのハンデを貰う事になりましたが、500kg近い大型馬、JRA時代に背負い慣れた斤量でもあり、十分克服可能なレベルのはず。


スズノライコウ(12月5日 錦秋湖賞優勝時)

 実績で対するはキタノドレイコでしょうか。特別勝ちこそまだ無いものの、2走前、3着に食い込んだ五葉山賞は錦秋湖賞に勝るとも劣らぬハイレベルな戦いで、そこでの3着は非常に価値が高いものでした。マイルに不安が無くなった点もここでは強みになりそう。
 その他にも、前々走の圧勝が未だ印象深いケージーカツタロウ、徹底先行がみのりつつあるナイトストーカーズら、このクラスの上位で好走を繰り返している馬が多数おり、いかにも伏兵が隠れていそう。特別勝ちで気勢を上げたスズノライコウにとっても、与し易いライバル達・・・とはならないでしょう。

出馬表・過去成績 NAR出馬表 09年結果 08年結果 07年結果 06年結果
レースPlayback 2009 2008 2007 2006
競走条件 56kg、牝馬2kg減とし、当該クラスにおける1着賞金額獲得毎に1kg加重
優先出走権
レース名の由来 「はまゆり」・・・海や湖に沿った平らな砂地に生息するユリ。テレトラックが所在する岩手県釜石市の「市の花」。

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