先週のメインレース結果 −2010年9回水沢開催後半− 取材・文/テシオ編集部
今週は復活祭!リュウノキングダム 13ヶ月ぶりの復活Vだ! |

ガラリ一変、13ヶ月ぶりの勝利。ここにきてまた実績馬が復活 (Photo/横川典視) |
11月下旬とは思えない好天となった水沢競馬場。空は雲ひとつない青空、風がないために上着いらずで、12年前の今頃に大雪で延期になったレースがあったと言われてもピンとこないような陽気だ。
さて8頭が争った栗駒賞、1番人気は唯一の前走優勝馬でもあるブラストクロノスで1.3倍のほぼ断然と言っていい支持を集めた。2番人気は昨年の北上川大賞典の勝馬・リュウノキングダム、3番人気はオープン特別で活躍してきたジョウテンロマンで7.6倍。最近安定している馬と過去の実績馬とが人気を分け合う。
レースも、その人気上位馬が引っ張る形になった。最内枠からポンと飛び出してリードを取るリュウノキングダムをブラストクロノスが押して追いかける。さらにジョウテンロマンもこの2頭を追って出ようとしたが、こちらはブローザウインドの出ムチを入れながらのダッシュに阻まれた。
2番人気リュウノキングダムが引っ張って1番人気ブラストクロノスがマークする格好。3番人気ジョウテンロマンもこの2頭を目前に見ながら進んでおり、人気上位馬のポジションはそれぞれ手頃な好位と思えた。それは先週までのような先行有利のコース状態を思えば余計にそう感じたのだが、実際の主導権はリュウノキングダムがしっかりと握っていたようだ。
前半3ハロンは37秒をわずかに超えるくらい、距離やメンツを考えればスローと言っていい。一見先行争いの競り合いのままに突き進んでいるように見えて、実のところは緩い流れに持ち込んでいる。それも1馬身ほどのリードは保ったまま。こうなってしまえば、先週とは違い前が止まりがちなコース状態になっているといえども逃げている方に楽な展開だ。
そして3コーナー、それまで1馬身あるかないかだったブラストクロノスとの差が急に拡がりはじめた。リュウノキングダムがペースを上げたのか?それもあるだろうが、それ以上にブラストクロノスの脚色が悪くなっている。もはや手綱が激しく動いているブラストクロノスは後続に交わされるままになっているではないか。
替わって2番手に上がってきたのはジョウテンロマン、だがこの2番手交代劇の間にリュウノキングダムはリードを3馬身ほどに拡げている。これは逃げ切り濃厚か・・・。
いや、まだ決着は付いていない。その3馬身ほどの差をあっという間に縮めて、ジョウテンロマンが馬体を並べるところまで迫ってきたのだ。ややスロースターター気味なリュウノキングダムがこれに反応して脚を伸ばしはじめる前に、ジョウテンロマンは一気に先頭まで奪ってしまう。
わりと淡々としていた先ほどまでとは一転、2頭が馬体をぶつけ合う激しい叩き合いが繰り広げられる。戦いを優位に進めているのは最初の勢いのままに押し切ろうとするジョウテンロマン、しかしリュウノキングダムもしぶとく食い下がり、あまつさえ差し返そうとする・・・!。
ゴール寸前、リュウノキングダムが先頭を奪い返した。ジョウテンロマンも必死の反撃を試みるが、ここからはもうリュウノキングダムが先頭を譲る事はなかった。2頭馬体を並べたまま飛び込んだゴール、接戦ではあったが、内リュウノキングダムが前に出ていた事ははっきりと見て取れた。
勝ったリュウノキングダムは父スキャターザゴールド、母サンライズグロリアの牡5歳。船橋所属ながら昨年のみちのく大賞典と北上川大賞典を制し年度代表馬並みの活躍を見せた同馬だったが、その北上川大賞典のあとは順調さを欠くと同時に勝ち星からも遠ざかり、前走の岩手転入初戦もブラストクロノスから20馬身以上離されて敗れていた。叩き2戦でガラリ一変するあたり、さすがは重賞2勝を果たした地力の成せる技というべきだろう。
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| 出馬表・過去成績 |
NAR出馬表 |
09年結果 |
08年結果 |
07年結果 |
06年結果 |
| レースPlayback |
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2009 |
2008 |
2007 |
2006 |
| 競走条件 |
A級57kg、B1級以下55kg、牝馬1kg減 |
| 優先出走権 |
− |
| レース名の由来 |
「栗駒」・・・宮城・岩手・秋田、3県の県境にまたがる標高1,627mの山・栗駒山より。栗駒山はコニーデ型の休火山であり、二重式火山(外輪山の内部に中央火口丘がある構造)が特徴的。四季折々の自然が魅力の山です。水沢競馬場からも遠望する事ができます。 |
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発売票数 |
的中票数 |
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発売票数 |
的中票数 |
| 単勝 |
2876 |
413 |
3連複 |
21536 |
50 |
| 複勝 |
832 |
187/107/30 |
3連単 |
118458 |
83 |
| 枠連複 |
− |
− |
ワイド |
5720 |
438/49/21 |
| 馬連複 |
22691 |
1620 |
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| 馬連単 |
18970 |
761 |
計 |
191083 |
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11月22日(月) 10R サンケイスポーツ杯/社台SS協賛スタリオンシリーズ・クロフネ賞
重賞 第23回 ダービーグランプリ/OP・水沢ダ2000m・定量 曇・良 |
| 出馬表・過去成績 |
NAR出馬表 |
− |
− |
07年結果 |
06年結果 |
| レースPlayback |
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− |
− |
2007 |
2006 |
| 競走条件 |
56kg、牝馬2kg減 |
| 優先出走権 |
− |
| レース名の由来 |
「ダービーグランプリ」・・・3歳馬による全国交流競走。当初は地方競馬の3歳(旧4歳)馬の全国交流レースとして行われ、1996年のOROパーク開場時よりJRA馬も含めた交流競走に。翌97年にはGIに格付けされた。
07年を最後に休催していたが、今年から再び地方競馬3歳馬の全国交流競走として復活。 |
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発売票数 |
的中票数 |
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発売票数 |
的中票数 |
| 単勝 |
11185 |
3236 |
3連複 |
89400 |
4429 |
| 複勝 |
10632 |
3345/648/2233 |
3連単 |
353355 |
2448 |
| 枠連複 |
27979 |
1347 |
ワイド |
19006 |
712/2775/517 |
| 馬連複 |
49986 |
2224 |
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| 馬連単 |
61398 |
1806 |
計 |
622941 |
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状態そのものは、例えば昨年重賞を勝った時と比較すれば決して万全ではないのでしょうが、前走よりはずっと良くはなっていました。内枠から前に行けて緩い流れにもなった事、ジリジリ伸びるタイプの脚なので競り合いになったのがむしろ好都合だったと思いますが、交わされたところから差し返したり、こうして前走からガラッと違った結果を出せるあたり、これがこの馬の地力の高さなんでしょうね。(村上忍騎手)