3歳牝馬イシノウォーニング強し!古馬を連続撃破だ! |

B1級とはいえオープンで好走するような馬もまとめて撃破。立派だ。 (Photo/横川典視) |
今週の水沢競馬場はだいぶ暑さが弱まり、日向にいればさすがにジリジリ灼かれる感じがするが日陰にいれば十分に涼しい。パドックを周回する馬たちも、先週までのようにぐったりとした姿が減ってずいぶん元気を取り戻したように見える。
さてこの白神賞、内枠から外枠まで逃げたい馬・前に行きたい馬が何頭も並び、ざっと見ただけでもハイペース必至と思わせられるメンバー構成。だが、そういう時はえてして全く逆のスローになりがちなもの。このレースもそんな「スローの罠」が待ちかまえていたのだった。
ハナを切ったのは大方の予想通りウメノレイメイ。2番手につけたのはシルクライムライトで、ウィンエヴリーはさすがに大外枠からでは行ききれず外の4番手あたりまで取りつくのがやっと。その前にはイシノウォーニング、シルバーカテリーナらが入っている。差し馬の人気どころ、トーホウライデンとモンセルバン7〜8番手、ドリームスナイパーはその少し後ろあたりにいるのが見える。とはいえ前からそう大きく離されているわけではなく、ひとまず彼らなりの好位を占めたものと思われた。
だが、そうして進む集団のペースが上がらない。先行する2頭が意外に折りあっている事、そもそも先行争い自体がそれほど激しくならなかった事から序盤からペースが緩い。淡々と進んで1〜2コーナーを回り向こう正面に入って1000m通過が1分4秒を少し超えるくらい、これではスローもいいところだ。
中団の差し馬勢はトーホウライデンをマークしながら位置取りを決めている。モンセルバンはトーホウライデンの外にピッタリとつけ、ドリームスナイパーもその2頭を見るかの位置。だがそこは、いざスローになってしまうと前にいる先行馬たちが壁になるポジションでもある。
案の定、向こう正面終盤に入ってからは脱落してくる馬を避けたりしつつ外へ外へと持ち出して行かざるを得ない。一方の先行グループは、ウメノレイメイが後退した後に先頭に立ったシルクライムライトとイシノウォーニングがすんなりとペースを上げてリードを拡げようとしている。先頭でロス無く進んだグループと馬群を縫い縫いしつつ結局外を回ったグループとでは、勝負所からの余裕が違って来て当然。スローペースで上がり勝負となればなおさらだ。
4コーナーから直線、持ったままで先頭に抜けだしてきたのはイシノウォーニング。これを追うトーホウライデンやモンセルバンは懸命に押し上げているがなかなか差を縮める事ができない。馬群の中に突っ込むハメになったドリームスナイパーはまだ前に一頭、二頭の壁があって、そこを抜け出せずにもがいている。
直線半ばに達してもまだイシノウォーニングを先頭にシルクライムライト、リバーサイドら先行勢が前で粘っている。トーホウライデンは伸びを欠き、モンセルバンだけが伸びてくるが、しかしイシノウォーニングとはかなりの差がある。
単独先頭に立ったイシノウォーニングはなお差を拡げようと脚を伸ばす。いざ抜け出してからはすっかり刺さり気味になってしまって、右ムチ連打もものともせず(?)ラチ沿いまで切り込んでしまったが、すでに後続を3馬身ほど引き離しているのだからご愛敬の部類。最後は2馬身半、3歳牝馬らしからぬ力強くかつ手堅い走りで古馬特別をあっさり制して見せた。
2着はゴール前まで接戦が続いたが、ハナ差でリバーサイドが2着を死守。モンセルバンは3着に終わった。4着にはシルクライムライトが残ってトーホウライデンが5着となった。
勝ったイシノウォーニングは父ムーンバラッド、母イシノドリームの牝3歳。ホッカイドウ競馬からJRAを経て岩手に転入後は3歳のトップクラスとして活躍、古馬編入となっても勢いは止まらず、2連勝で古馬B1級特別を制した。
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発売票数 |
的中票数 |
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発売票数 |
的中票数 |
| 単勝 |
5685 |
1858 |
3連複 |
36715 |
1938 |
| 複勝 |
3080 |
608/230/913 |
3連単 |
130745 |
733 |
| 枠連複 |
10404 |
282 |
ワイド |
9234 |
333/927/479 |
| 馬連複 |
19931 |
671 |
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| 馬連単 |
23390 |
385 |
計 |
239184 |
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返し馬の雰囲気が良かったので、ちょっと思い切ってやってみようと先行競馬に挑んでみた。今日は思った以上に楽な競馬になりましたね。前走よりもグッと良くなっていたからまだ変わってくる余地はあると思うし、芝も試してみたい。今後が楽しみな一頭。(菅原 勲騎手)