今週の注目レース−第6回水沢競馬前半のポイント 取材・文/テシオ編集部

 8月21日(土) 宮古川井区界高原レース B1級二・水沢ダ1600m

 8月22日(日) (特)ムーンライトカップ B1・水沢ダ1800m

 8月23日(月) (特)オーガストカップ B2・水沢ダ1600m


8月21日(土) 10R 
宮古川井区界高原レース /B1級二・水沢ダ1600m 別定 
この水沢開催から3歳馬が古馬編入となりました。土曜メインの『宮古川井区界高原レース』にもさっそく3歳重特路線で上位を争ったイシノウォーニングが登場します。どんな戦いを見せてくれるか楽しみですね。

 さてこのレース、出走馬の近走成績通りに実力は拮抗していそうです。強いて目につく馬をあげるならバンドマスターでしょうか。6月から7月にかけてB2級の特別戦を連勝した時の強さはなかなかのものでした。ただ、その後人気に応えられずにいるようにあてにしづらい面があるのも確か。今回はどちらに出るか・・・。

グラスバラード
グラスバラード(09年11月2日 水沢8R優勝時)
 盛岡戦を全休してきたグラスバラードですが、この馬にとっては予定の行動。実際、08年6月以来もう2年も盛岡で走った事がありません。
 この春からB1級で走っている同馬は、しかし今季はまだ未勝利。昨季も決して連勝街道ばかりではなかったとはいえ、2戦続けて勝てなかった事はありませんでした。この春からの6連敗は同馬のキャリアの中で初めての不振です。
 しかしながら、例えは序盤に連敗を喫したコアレスレーサーは現A級、前々走で敗れたセンリグランピーにしてもオープンの芝戦で好走しているのが記憶に新しいところで、相手関係は決して楽ではありませんでした。近走の成績をもってB1級は荷が重い、とは言えないのは明白で、絶好枠を引いた今回こそこの馬の本当の力が発揮される・・・と期待したいところですが、果たして・・・?



出馬表・過去成績 NAR出馬表
レースPlayback
競走条件 牡馬55kg、牝馬2kg減
優先出走権
レース名の由来 区界高原は標高700m。宮古市と盛岡市の境にある広大な高原地帯で、県の自然環境保全地域にも指定された自然の宝庫です。
一直線に走る国道106号からは、北に山頂を岩山で覆った高原のシンボル、兜明神岳(標高1005m)が望め、その裾野にはシラカバ林と草原が広がります。
また、休憩に便利な道の駅や、高原中腹には兜明神岳登山、高原散策の拠点となる区界高原ウォーキングセンターもあり、それらを起点に四季折々の自然と親しむことができます。


8月22日(日) 10R 
特別 ムーンライトカップ /B1・水沢ダ1800m ハンデ
 B1級上位で好走を続ける馬たちが登場するムーンライトカップ。例えば近走ちょっと不振に見えたり、あるいは転入後間もなかったりと比較の難しさは残りますが、いずれもB1級特別レベルで勝っていたり勝ち負けを争えたりという経験の持ち主。近走の成績だけで判断してはいけないでしょう。

 例えばアルディは今季こそまだ1勝に留まっているものの、昨季後半にはB1級特別を連勝し重賞でも好走しました。おとなりのコアレスランナーは5月のB1級特別・駒形賞を優勝。そしてトーホウライデンはGI出走経験もある、いまさら説明するまでもない短距離巧者です。
 また、スズモンスターは転入後4戦がいずれも3着以内。そろそろ勝ち星が欲しいところ。逆に前走を人気薄で勝利したモンセルパンはこの勢いを持続させたいところでしょう。

ケイジーウォリア
ケイジーウォリア(8月9日 11R優勝時)
 二ケタ着順続きからB1級戦連勝で一気に復活してきたケイジーウォリアは8歳馬ながらまさに勢いに乗っているという印象です。嵌った時の破壊力はここ2戦の結果通り、水沢だって決して苦手ではありません。

 このレースのカギは距離、そして枠順ではないでしょうか。内枠に入ったケイジーウォリアやコアレスマーシャルは基本差しタイプ。一方外枠に入ったコアレスランナーやアルディは先行したいタイプ。この辺の脚質の枠順の兼ね合いが、もしかしたらレースの結果を左右する要素になるのかもしれませんね。


出馬表・過去成績 NAR出馬表 09年結果 08年結果 07年結果 06年結果
レースPlayback 2009 2008 2007 2006
競走条件 55kg、牝馬2kg減とし、当該クラスにおける1着賞金額獲得毎に1kg加重
優先出走権
レース名の由来 「ムーンライト」・・・Moonlight。英語で「月光」の意。


8月23日(月) 10R 
特別 オーガストカップ/B2・水沢ダ1600m・ハンデ
 出走12頭中、前走優勝馬が10頭も登場。それも特別勝ちしたビュレットライナーをはじめB2級の上位クラスで好走している馬が多く、そうでなくとも圧勝・完勝で勝ち上がってきた馬がほとんど。オーガストカップは目移りしそうな好メンバーになりました。

 距離も手頃なマイルだけに、お世辞抜きで12頭すべてにチャンスがありそう、いや「ある」と考えなくてはならないレースなのですが、それでもこの馬により注目する価値はあるでしょう。岩手で8連勝中のサクラカムイオーです。

サクラカムイオー
サクラカムイオー(7月26日 11R優勝時)

 JRAで2戦未勝利、北海道で再起を目指したものの叶わず、昨冬に岩手に転入。そこからシーズンをまたいで8戦・8連勝、最下級からB2級のトップクラスにまでのし上がってきました。
 その強さは距離・コースを問わず一方的な強烈さで、前走などはB2級の特別戦でも好走しているようなライバルを5馬身差で退けています。そこから考えて、彼の力はB2級特別を制するに十分のものがある、と見るべきでしょう。

 このレースには先も述べたように、前走で特別戦を勝っているビュレットライナーをはじめとして元A級オヤマハリケーン、上がり馬ポイントプリム、現級の安定勢力アマデウス、ブラックドーン、バルクと、挙げるのに指が足りなくなるくらい実力馬が揃いました。ここでサクラカムイオーがこれまで同様に勝つようなら、今後の期待が大きく膨らむというものでしょう。注目です。


出馬表・過去成績 NAR出馬表 09年結果 08年結果 07年結果 06年結果
レースPlayback 2009 2008 2007 2006
競走条件 55kg、牝馬2kg減とし、当該クラスにおける1着賞金額獲得毎に1kg加重
優先出走権
レース名の由来 「オーガスト」・・・August。英語で「8月」の意。

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