今週の注目レース−第4回盛岡競馬前半のポイント 取材・文/テシオ編集部

 7月24日(土) (特)姫神賞 B2・盛岡芝1000m

 7月25日(日) (重)ひまわり賞(オークス) 3歳牝・盛岡ダ2000m

 7月26日(月) (特)レインボーカップ B1・盛岡ダ1600m


7月24日(土) 10R 
特別 姫神賞 /B2級・盛岡芝1000m ハンデ 
 7月10日のFM岩手杯につづいての芝1000m特別戦です。出走馬は11頭、ハンデ対象は3頭(+1kgのサイレントカイザー、連続着外による減量-1kgをうけるコスモキリンジとデイジー)。
 芝での経験や実績はそれなりとしても1000mでのそれはそれほど・・・という馬がほとんどなら、FM岩手杯で2着に食い込んだビュレットライナーにチャンスが生まれてきそうです。


ビュレットライナー(5月22日 11R優勝時)
 そのFM岩手杯は格上挑戦で挑んでの2着。1番人気の“1000mマイスター”ウメノレイメイに冷や汗をかかせた走りは見事でした。これまではJRA時代も含めて短距離はあまり走った事がなく、1000mという距離がどうかと思っていたところで見せた意外な適性。その勝馬がいないここは当然“今度こそ”の気合いが入ります。
 その野望に立ちはだかるとしたらどの馬か?例えば同じくFM岩手杯で5着のサイレントカイザー。芝でのスピード争いはちょっと分が悪かったようですが、自分以上に距離適性の高い馬が減ったここならもっと戦いやすくなるはず。
 またタカノグラディウスは昨年のこのレースで4着、FM岩手杯で3着など芝1000mの特別を3戦して勝ち星こそ無いものの勝馬から大きく離されてはいません。この馬にとってもウメノレイメイがいないのは戦いやすい材料。やや衰えを感じる今季といえど軽視できません。

 もっと探せば昨年のきんもくせい賞、オープンの1000m戦で3着に食い込んでいるラストモア、2歳時とはいえ1000mで2戦2連対のリュウノシルバーらも気になるところ。芝巧者ディーエスファジーだって・・・。
 1000mのスプリント戦、距離はともかく芝には一家言ある面々。最後に笑うのはどの馬でしょうか?



出馬表・過去成績 NAR出馬表 09年結果 08年結果 07年結果 06年結果
レースPlayback 2009 2008 2007 2006
競走条件 55kg、牝馬2kg減とし、当該クラスにおける1着賞金額獲得毎に1kg加重
優先出走権
レース名の由来 「姫神」・・・岩手山と相対してそびえる標高1123.8mの山・姫神山より。なだらかな裾野を引く秀麗な三角錐の山容が目を引く山で、スズランの名所としても有名。


7月25日(日) 10R 日刊スポーツ杯/社台SS協賛オンファイア賞
重賞 第24回ひまわり賞(オークス) /3歳牝・盛岡ダ2000m 
 3歳牝馬の頂点を競うひまわり賞(オークス)。ここ何年か、どちらかといえば荒れているレースで、昨年も1番人気シルバーカテリーナが4着に終わって万馬券が飛び出したりしています。今年はどう転ぶのか・・・。

 その鍵を握っていそうなのはやはりダイメイジュエリーでしょう。あやめ賞を勝った後は勝ち星無く来ており、印象的には留守杯日高賞での大敗が強く記憶に残っているのですが、実際は距離や牡牝を問わず健闘しており、少なくとも牝馬トップクラスの評価は揺るぎません。距離や芝の適性が試されたここ2戦こそ他の牝馬に先着を許しましたが、ダート1800mの七時雨賞では牡馬のトップクラスを争う馬に続く4着で牝馬最先着。この時の戦いが参考になりそうですね。

ダイメイジュエリー
ダイメイジュエリー(あやめ賞優勝時)
 気になるのは、実は鞍上の菅原勲騎手とこのレースとの相性だったりします。かつては3年連続で優勝したりしてレースとの相性が抜群だった菅原勲騎手ですが、近年は04年に優勝して以来、5年連続で馬券対象になっていないのです。ここ5年で3度出た万馬券のいずれもが人気の菅原勲騎手の馬が3着以内を外してしまった事に絡むもの。今回はどうなのか?と気になります。
 一方、そうして敗れた時の馬の戦績を見ると、1800m以上での好成績がほとんど無いにもかかわらず、恐らく鞍上人気もあいまって過剰に人気してしまった気配が窺えます。今回のダイメイジュエリーは先にも述べたように1800mに評価できる成績があり、これまでの馬たちとはちょっと違う、と見る事はできそうです。

ひまわり賞の情報はこちらでも!



出馬表・過去成績 NAR出馬表 09年結果 08年結果 07年結果 06年結果
レースPlayback 2009 2008 2007 2006
競走条件 54kg
優先出走権
レース名の由来 「ひまわり」・・・キク科の一年草で北アメリカ原産。夏、直径20cmもの大形の黄色い花を咲かせます。テレトラック三本木が所在する宮城県大崎市三本木町の観光名所「ひまわりの丘」には、6ヘクタールに42万本(北海道北龍町に次ぎ日本第2位の栽培面積)もの花が栽培され、同町は「ひまわりの里」として知られています。


7月26(月) 10R
特別 レインボーカップ/B1・盛岡ダ1600m・ハンデ
 月曜メインのレインボーカップは、9頭立てですがそれぞれに推せる点を持つ馬が揃い、頭数の割には混戦ムードが漂います。

 いろいろ注目できる馬はいるのですが、ここではまずスズモンスターを取り上げましょう。JRA−南関−JRAときての転入後3戦が3着−3着−2着。しかし3走前で敗れたゼットファーストは今はA級でも好走していますし、前走で僅差で敗れたハッピートークもいずれはA級で、という馬。そしてその時は、3着キングバッハ以下を大差で引き離しての優勝争いをしていました。今回のライバルの中には、その大差で離した馬が4頭も含まれています。
 この辺を勘案すれば、B1級特別を勝っても何ら不思議ではない馬、という結論に達しますよね。


スズモンスター(外)(7月12日 11R2着時)

 ライバルはどうでしょう。目につくのは8枠の2頭でしょうか。まずB2級特別を連勝してきたバンドマスター。昇級になりますが、昨秋の転入時はA級でも好走しており、この昇級が苦になるとは思えません。連勝の勢いは大きな魅力です。
 トーホウライデンは重賞挑戦こそ実らなかったものの、それ以前のB1級での戦いは距離を問わず安定しており力上位・格上は明らか。おまけに得意の盛岡コースとなれば、そうやすやすと転入後日が浅い馬に勝ちを譲るわけにはいかないはず。
 また、芝1000m特別を勝ったウメノレイメイだって、今年はダートマイルでも格好を付けるくらいに好調だけにあながち軽視はできません。スズモンスターの岩手初勝利がすんなり実現するかどうかは、安心して戦えるというところまではいかなさそうな雰囲気ですね。


出馬表・過去成績 NAR出馬表 09年結果 08年結果 07年結果 06年結果
レースPlayback 2009 2008 2007 2006
競走条件 55kg、牝馬2kg減とし、当該クラスにおける1着賞金額獲得毎に1kg加重
優先出走権
レース名の由来 「レインボー」・・・Rainbow。英語で「虹」の意。

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