今週の注目レース−第4回水沢競馬後半のポイント 取材・文/テシオ編集部

 6月19日(土) 釜石国際トライアスロンレース A二・水沢ダ1600m

 6月20日(日) (重)一條記念 みちのく大賞典 OP・水沢ダ2000m

 6月21日(月) (特)焼石岳賞 C1・水沢ダ1800m


6月19日(土) 10R 
釜石国際トライアスロンレース /A級二・水沢ダ1600m 別定 
 A級二組の「釜石国際トライアスロンレース」は同じ厩舎所属の3頭の、それぞれの出方が注目を集めます。盛岡・小西重征厩舎の3頭、マイネベリンダ・アドマイヤサムライ・シルクライムライトの3頭です。
 まずマイネベリンダ。昨秋にB1級を勝ったところで早めの休養に入り、今季はA級スタート。初戦こそ大きく敗れましたが「三度目の正直」でA級二組戦を完勝、現級通用を証明しました。
 アドマイヤサムライはこの春3戦1勝2着2回、大波乱の立役者となった4月10日・10Rの豪快な伸び脚は未だに印象深いもの。
 そしてシルクライムライトはA級での勝ち星こそまだないものの、1月のトウケイニセイ記念に出走して勝馬から1秒差の7着と健闘。A級でもいつ勝ってもおかしくない力を持ちます。

マイネベリンダ
マイネベリンダ(5月22日 10R「盛岡さんさ踊りレース」優勝時)

 この3頭ではやはり徹底先行で道を切り開くマイネベリンダに有利な点が多いでしょう。そのスピードはいろいろなところで示しており、マイルならかなり計算できる武器です。
 シルクライムライトも先行馬ですが、ここはマイネベリンダとうまく共存できるよう進もうと考えるでしょう。追い込みに近い脚質のアドマイヤサムライが、もしかしたらスローで落ち着くかもしれない流れをどう乗りきってくるか?
 ここで気になるのが他馬の出方。実のところこの3頭以外のほとんどがどちらかと言えば先行系の馬。これまでの結果通りマイネベリンダのスピードは一目置くべきものとしても、他馬が本気で競り合いに来れば息の抜けない流れになる事は間違いなく、場合によってはマイネベリンダまでも巻き込まれる・・・という事が起こるかも。
 同厩の3頭が揃って有力視される事はしばしばありますが、それで3頭揃って上位を占める、という事は実はそうそう無い事。3頭とも上位に入るか、どれかが抜け落ちるのか?全ては展開次第でしょう。



出馬表・過去成績 NAR出馬表
レースPlayback
競走条件 牡馬55kg、牝馬2kg減
優先出走権
レース名の由来 今年で21回目を迎えます。三陸の海と山の美しい自然をステージに、スイム、バイク、ランの全長51.5kmにわたる過酷なレースが繰り広げられます。
開催日:平成22年9月5日(日)
開催場所:釜石市鵜住居町〜橋野町(スタート、ゴール:根浜海岸)


6月20日(日) 10R 社台スタリオンステーション協賛 フジキセキ賞
重賞 一條記念 みちのく大賞典 /オープン・水沢ダ2000m 定量
 岩手伝統の重賞・みちのく大賞典。以前は7月下旬〜8月下旬の期間に行われ、『真夏の決戦』と呼ばれていました。近年は6月半ばのいくらか過ごしやすい時期に行われていますが、ここ数日の暑さをみるとみちのく大賞典が夏を呼んだのかと思うばかり。

 レースの方も熱くなる事間違いなし。シアンモア記念優勝、そして昨年のこのレースを勝ったキングスゾーンが再度登場。そしてシアンモア記念で最後まで競り合ったマルヨフェニックスも登場し、奇しくも因縁の対決の様相となりました。

キングスゾーン
キングスゾーン(シアンモア記念優勝時)
 先行粘るのが持ち味のキングスゾーン。それを捉えられなかったマルヨフェニックスにとってはここは何としても雪辱したい戦い。もちろん、自力だけで戦うにしても互いが互いを認め合う好敵手、相手に不足はありませんが、ここで鍵を握るのが他の遠征勢です。
 南関重賞勝ちの実績を持つライジングウェーブ、そして帝王賞に出走した事もあるスズノマグマ。この2頭の先行勢がどう出るか?特にライジングウェーブは早め早めの仕掛けで押し切るのが持ち味。ある意味キングスゾーンと被った脚質で、どうあってもキングスゾーンと真っ向勝負を挑まなければなりません。
 この馬が出てくる事が、キングスゾーンの粘りをさらに引き出してしまうのか?それともその粘りを殺ぎ、マルヨフェニックスが追い込みやすい流れになるのか?各馬の動きには最後まで目が離せません。
 
☆みちのく大賞典の話題は↓のスペシャルサイトでも掲載中。ぜひご覧ください。


出馬表・過去成績 NAR出馬表 09年結果 08年結果 07年結果 06年結果
レースPlayback 2009 2008 2007 2006
競走条件 4歳以上57kg、3歳55kg、牝馬2s減
優先出走権 1着馬にはマーキュリーカップJpnIII(7/20 盛岡ダ2000m)の優先出走権が与えられます
レース名の由来 みちのく・・・東北地方の古い呼び名より。
「道奥(みちのおく)国」が置かれたのは奈良時代はじめ。当時は今の宮城県・福島県と山形県の一部に相当する範囲でした。
 その後、朝廷の勢力範囲が広がるにつれ範囲も拡大し、鎌倉時代には現在の東北地方に当たる部分が「陸奥(みちのく)国」とされるようになりました。


6月21日(月) 10R 
特別 焼石岳賞/C1・水沢ダ1800m・ハンデ
 7頭立てと少頭数になった焼石岳賞。ですが7頭いずれにもチャンスがありそうで、頭数は少ないながらも面白いレースになりそうです。

 近走実績面で目を惹くのはここまで4連勝、転入後6戦5勝2着1回のパーフェクトの成績を保つシルクナトゥールです。やや荒削りながらも勝負を諦めない根性が持ち味。岩手では1400mまでの経験ですが、JRA時代にはダート1800m・芝2000mも経験しており、距離不安もひとまず無いでしょう。C2から駆け上がって一気にC1も突破してしまうか?

シルクナトゥール
シルクナトゥール(6月5日 9R)

 また、3月開催から6連勝・8連続連対の抜群の安定度を見せたトーホウドロン。前走の敗戦は57kgのハンデが応えたせいもあったでしょう。55kgに戻って当然見直し。
 前走で芝のB2特別を勝っているディーエスファジー。昨秋のLJS第2戦とあわせB2級特別2勝の実績はここでは最右翼のものですし、昨秋にダート戦でも活躍しているように芝専用でもありません。
 そしてそしてリザルト。この馬もC2スタートから勝ち星を積み重ねて来ましたが、2歳時の活躍ぶり、そして昨秋のB1での活躍を見ればそれも当然といえるもの。昨秋の中距離での走りからすると距離にも不安はないでしょう。
 わずか7頭ですがそれぞれに持ち味があるこのレース。どの馬が勝つか注目ですね。



出馬表・過去成績 NAR出馬表 09年結果 08年結果 07年結果 06年結果
レースPlayback 2009 2008 2007 2006
競走条件 55kg、牝馬2kg減とし、当該クラスにおける1着賞金額獲得毎に1kg加重
優先出走権
レース名の由来 「焼石岳」・・・栗駒国定公園内にある、標高1,548mの高山。栗駒国定公園は岩手、宮城、秋田及び山形の四県にまたがり主峰焼石岳を中心とする焼石連峰一帯と栗駒山、神室山を中心とする区域に分かれる。

| 注目レース・トップに戻る |

Copyright(c)2011 IWATE KEIBA KUMIAI All Right Reserved.