今週の注目レース−第2回水沢競馬後半のポイント 取材・文/テシオ編集部

 4月24日(土) 横手黒毛和牛レース A級三・水沢ダ1600m

 4月25日(日) (特)田沢湖賞 C1・水沢ダ1600m

 4月26日(月) 浅舞公園あやめまつりレース A級一・水沢ダ1800m


4月24日(土) 10R
 横手黒毛和牛レース /A級三・水沢ダ1600m 別定 
 この横手黒毛和牛レースはA級三組のマイル戦。この春好走を続ける馬が多く登場しているのですが、このレースをひもとくカギはやはり4月10日のA級二組戦「江刺桜まつりレース」に求める事ができるでしょう。
 そのレースは複数の先行馬が競り合った末、最後方近くを追走していたアドマイヤサムライとエーシンスローインが1・2着となって大波乱となったレース。ここにもその2頭を含む6頭が転戦してきましたが、はたして前回同様のレースになり、同様の結果が得られるのか?これは考えさせられる所です。

 勝ったエイシンサムライ、2着エーシンスローインはハイペースにうまく引き出された感があり、逆にそんな苦しい流れを凌ぎ切って3着に入ったクリスティラビットの方が今回は流れが合いそうに思えます。
 ただ、そのクリスティラビットにとっても、再度シルクライムライトとの先行争いを突破しなくてはならないのが課題。前回ほどには激しい流れにはならないにせよ、シルクライムライトはいわゆる“逃げてこそ”のタイプ。簡単に引いてくれそうにはありません。

 他路線から来たマルブツワイルドやケイジーウォリアにとってもある程度速い流れの方が戦いやすいでしょうが、しかしマルブツワイルドの前走はそれほど速くない流れを自力で押し切って来ましたし、今の勢いならハイ・ローどちらの流れにも対応できるでしょう。欲しいとすれば湿り気のあるコース状態か。その希望は、今の天気の様子だとどうやら叶いそうです。

マルブツワイルド
マルブツワイルド(09年 ゴールデンステッキ賞優勝時)














出馬表・過去成績 NAR出馬表
レースPlayback
競走条件 55kg、牝馬2kg減
優先出走権
レース名の由来 横手産黒毛和牛は横手山内地域の清冽な水、爽やかな空気のもとで育成されています。生産から肥育までの一貫生育による良質な肉質が市場評価を高めています。


4月25日(日) 10R 
特別 田沢湖賞 /C1・水沢ダ1600m・ハンデ
 日曜メインは今週唯一のハンデ戦になります田沢湖賞。ハンデ対象はまだ少なくて、前走で特別戦を勝ったハッピートークとC1の一組戦を勝ったサイレントヘネシーの2頭が+1kgとなっています。

 さて、レースの中心になるのは、そんなハンデ対象馬を含む前走優勝馬という事になるのでしょうが、中でも・・・というのならやはりハッピートークと、そして3連勝中のキラメキパスワードの2頭に目が惹かれます。

 まずハッピートーク。前走の特別・大屋梅賞優勝を含みこの春は2連勝。どちらも大きな差をつけての勝利で完勝といっていい内容でした。昨年後半はC2級、そこからC1級に昇級しての新シーズンでしたがそれには全く問題なし。今回は昨季B2級から降級した馬がほとんどとさらに相手が強くなりましたが、ここ2走の内容からすれば十分以上に戦えるでしょう。

ハッピートーク
ハッピートーク(大屋梅賞優勝時)
 一方のキラメキパスワードは東海A級からC2級に転入して2連勝、C1にあがってもあっさりと勝利を手にして3連勝。相手関係は確かに少し楽だったかもしれませんがこの馬自身もまだ底を見せておらず、さらに上へ・・・の期待がかかります。そうして強い内容で勝ってきているにもかかわらずハンデ無しで戦えるのも有利な点になりました。

 もちろん他にも気になる馬が多数。サイレントヘネシーやヤマニンペティアンは、安定味には欠けるかもしれないけれど一発の強さはある、と前走で見せていますし、コアレスリーヴァやデルマジュピター、テツタイソンは前々走あたりの格と内容ではここで最上位と言って良いのですから当然侮れない力の持ち主。アーノルドクィーンだって一叩きでグッと上昇してくるでしょう。ここは混戦、波乱まであっておかしくないのではないでしょうか。


出馬表・過去成績 NAR出馬表 09年結果 06年結果
レースPlayback 2009 2006
競走条件 55kg、牝馬2kg減とし、当該クラスにおける1着賞金額獲得毎に1kg加重
優先出走権
レース名の由来 「田沢湖」・・・秋田県仙北郡、岩手県境に近い奥羽山脈中にある田沢湖より。
 田沢湖はその周囲21Km、面積25.8平方Km。最大水深423.4mは日本で一番深い湖とされます。かつては非常に透明度の高い湖でもありましたが、周辺開発の結果水質が悪化、透明度も下がってしまい、現在では水質改善事業が行われています。
 また、カルデラ湖である事は分かっていますが、形成の過程はいまだに謎のままとなっています。辰子姫伝説でも有名ですね。


4月26日(月) 10R 
浅舞公園あやめまつりレース/A級一・水沢ダ1800m・別定
 月曜メインのA級一組戦「浅舞公園あやめまつりレース」。当初登録のあったテンショウボスやゴールドマインは出走しませんでしたが、逆にと言うかそのおかげでと言うか、このレースでの対決の構図がはっきりしたように思えます。
 それはマヨノエンゼル対ソニックルーラー。

 昨年の年度代表馬・マヨノエンゼルは張る初戦の赤松杯で3着でした。しかしそれはあくまでも「今シーズン初戦」であり、ひと叩きされた今度は話が別。シアンモア記念へ向けそうそうやられているわけにはいかない所です。

 そしてソニックルーラーは転入初戦でサンシャインヘイロやアンダーボナンザらを破って圧勝。JRA3勝の実績が伊達ではない事を見せつけてくれました。どちらかと言えば芝向きと思えるこの馬ですが、1800mなら守備範囲なのは前走で証明しましたし、ここでマヨノエンゼルを破ったりするようなら、芝のみならずダートでも主役候補の一頭に躍り出る事になります。ある意味ここが今後の活躍を占う試金石ですね。
 
ソニックルーラー
ソニックルーラー(3/29 楽天競馬賞)



出馬表・過去成績 NAR出馬表
レースPlayback
競走条件 55kg、牝馬2kg減
優先出走権
レース名の由来 浅舞公園あやめ苑には80種3万株50万本のあやめや花菖蒲が咲き乱れます。またあやめの咲く季節にはミスあやめコンテスト、あやめマラソンなど多くのイベントで賑わいます。
開催期間:6月下旬〜7月上旬 開催場所:浅舞公園

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