今週の注目レース−第1回水沢競馬後半のポイント 取材・文/テシオ編集部

 4月10日(土) 江刺桜まつりレース A級二1 水沢ダ1600m

 4月11日(日) (特)赤松杯 OP・水沢ダ1600m

 4月12日(月) (特)大屋梅賞 C1・水沢ダ1600m


4月10日(土) 10R
江刺桜まつりレース /A級二1・水沢ダ1600m 別定 
 土曜メインはA級二組によるマイル戦「江刺桜まつりレース」。岩手にもそろそろ桜の便りが届いても良い頃ですね。
 さてこのレース、各馬の脚質と展開がカギのひとつになりそう。ざっと見ていってもメタモルキング、ソノマンマ、シルクライムライト、クリスティラビット、ウィンエヴリー、マイネベリンダ、エクストラポイントと「逃げ」に近い先行馬が過半を占めています。マイネベリンダやクリスティラビットのように“逃げてこそ”のタイプがいれば、メタモルキングのように先行して競り合いに持ち込むのが得意というタイプもおり、先行する馬たちにとってはいかにして流れを掴むか、それも自分に都合のいい流れに持ち込むか?が課題であり関門になるのでは。
 
シルクライムライト
シルクライムライト(11月2日 11R)

 こういう時は得てして案外先行争いが激しくならず、あっさりと流れが落ち着いてしまうもの。また、先週のコース状態は、差しも届くものの基本は先行有利。それを考えると、すんなり進む流れができてしまえば、少々競り合うような事があっても先行馬同士で流れ込んでしまいそうです。
 ただ、ハナ争いなら一歩も引かぬ、という馬も少なくない。そこに流れ先行馬達にとっての一抹の不安が、数少ない差し馬にとってはチャンスが生まれる事になるでしょう。
















出馬表・過去成績 NAR出馬表
レースPlayback
競走条件 55kg 牝馬2kg減
優先出走権
レース名の由来  江刺区内には、数々の歴史のある名所がありますが、桜の木が植えられているところも多く、春になると華やかな表情を見せてくれます。
 「江刺桜まつり」の期間中、明治記念館、向山公園、館山史跡公園、義経供養塔では、散策をしながら桜を楽しむことができます。
 夜には、ライトアップも行われ、日中とは違った幻想的な姿を見ることができます。
 開催日:4月8日(木)〜5月6日(木) 場所:江刺区「向山公園」ほか


4月11日(日) 10R 
特別 赤松杯 /OP・水沢ダ1600m・別定
 ライバル物語りが早くも始まります。昨年の3歳最優秀馬にして年度代表馬となったマヨノエンゼル、4歳以上最優秀馬・ゴールドマイン。昨年終盤には一進一退の攻防を繰り広げ、最後まで年度代表馬の座を争った2頭が、この赤松杯に揃って登場するのです。


ゴールドマイン(桐花賞時)

 昨年後半の3戦は、着順で言えばマヨノエンゼルの2勝1敗となりますが、ついたタイムの差は最大で0.2秒まで、その時の条件を考えるとこの2頭、互角としか言いようがありません。
 強いて言えば、昨年後半の戦いは負担重量的に少し軽かった分、マヨノエンゼルに有利だったといえ、今季の戦いは、それがなくなる分ゴールドマインに分があると言う事はできるでしょう。
 どちらもシーズン初戦という点もカギに。どちらも比較的仕上がり早のタイプとはいえ、アンダーボナンザやヒカルメイオーといった当面のライバルが一叩きを済ませ、今度はより軽快さを増すだろう事に比べると、休み明けに若干のマイナス点を考慮すべきかもしれません。
 とはいえ、マヨノエンゼル・ゴールドマインとも今季の岩手のオープンを引っ張っていくはずの馬。ひとまずはこの戦いを無事通過してほしいものです。






























出馬表・過去成績 NAR出馬表 09年結果 08年結果 07年結果 06年結果
レースPlayback 2009 2008 2007 2006
競走条件 55kg 牝馬2kg減とし、格付賞金2,000万円毎に1kg加重
優先出走権 1・2着馬にシアンモア記念(5/9 水沢ダ1600m)の優先出走権が与えられます。
レース名の由来 「赤松」・・・マツ科の常緑高木。樹皮は亀甲状にはげやすく、芽の色と共に赤褐色。クロマツより葉が柔らかく、材は建築用皮付丸太、薪炭用、パルプの原料となる。またテレトラックが所在する岩手県宮古市の「市木」とされる。


4月12日(月) 10R
特別 大屋梅賞/C1・水沢ダ1600m・別定
 C1級の11頭が争う大屋梅賞。C1の上位クラスで好走している馬が揃っただけになかなか面白いレースになりそうです。

 まず注目はビュレットライナー。昨季終盤に転入してきてB1は楽に突破しそうだった馬がC1に降級したのはさすがに有利、と思っていたらその前走はやはり完勝でした。力関係はそのようにここでは優位として、あとはマイルの大外枠をすんなり乗り切れるかどうか。内枠にも先行馬が多数いる中、ここから流れを掴めるかどうかがカギで、そこに他馬がつけいる隙が出てきそう。
 とにかく前に行きたい馬はたくさんいますし、いずれも生半可な先行馬ではないですからね。昨年の実績で行けばビュレットライナーが最右翼ですが、展開面はそう簡単に思い通りにはいかなそうです。
 
ビュレットライナー
ビュレットライナー(12月12日 10R)

 では隙を突いてくるとしたらどの馬になるのか?例えば前走を勝っているハッピートークやスイートトーク、タカノグラディウス。いずれもマイルは若干長そうですが、軽い馬場になると走りが変わるタイプでもあって日〜月曜日の雨予報は願ってもない話でしょう。徹底先行プリズンガールもマイルなら粘りが違いますし、前走の伸び脚が鋭かったミルウイニングも先行馬がやりあってくれれば・・・と虎視眈々。
 展開ひとつでどの馬にもチャンスがありそうな、少なくとも人気どおりという事はなさそうな、そんな気配が漂いますね。









出馬表・過去成績 NAR出馬表 09年結果 08年結果  07年結果 06年結果
レースPlayback 2009 2008 2007 2006
競走条件 55kg 牝馬2kg減
優先出走権
レース名の由来 「大屋梅」・・・テレトラック横手がある秋田県横手市の「市木」とされ、1200年程前に小野春風の出羽征伐に随行した二人の武将がこの地に住みつき、梅を栽培したのが始まりと言い伝えられている。
 この人が植えた梅は「江津の庭梅」と呼ばれ、菅江真澄の紀行文「雪の出羽路」にて賞賛されるほどの見事な老梅だった。この江津の庭梅がたくさんの大屋梅林の元になり、大屋地区を美しい「梅の里」にした。
 現在は推定樹齢400年から300年ほどの老梅が各家の庭に点在しており、春には見事な花を咲かせつづけている。

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