今週の注目レース−第1回水沢競馬前半のポイント 取材・文/テシオ編集部

 4月3日(土) (特)岩手日報杯 B1・水沢ダ1900m

 4月4日(日) (特)スプリングカップ 3歳・水沢ダ1600m

 4月5日(月) (特)あやめ賞 3歳牝・水沢ダ1600m


4月3日(土) 10R
特別 岩手日報杯 /B1・水沢ダ1900m 別定 
 2010年シーズンの岩手競馬はいよいよこの4月3日からスタート。その初日に行われる特別戦はB1級による1900m戦。岩手日報杯です。

 10頭が出走する中でやはり注目はこの馬でしょう。コアレスレーサーです。昨シーズン後半、JRAから転入後6連勝を挙げ、暮れの桐花賞にも報道推薦で出走を果たしました。その桐花賞ではさすがに優勝争いこそできなかったものの、初物尽くしの戦いの中で勝馬から0.8秒差に踏みとどまり、この馬の強さを再確認もさせられました。
 実質的なシーズン初戦となった3月20日の前走も、終始楽な手応えのまま快勝。今回はその前走と同じようなメンバーが相手だけに与し易いとも受け取れますが、新シーズンにさらなる飛躍を果たしたいコアレスレーサーにとっては、決して気を抜けない戦いでしょう。

コアレスレーサー(3月20日 9R)


 コアレスレーサーを脅かすとすればやはり前走で同馬に食い下がった馬。という事でテンショウタイヨウ、グラスバラードらがその第一陣となるでしょうが、オープンで活躍したトーホウライデン、水沢中距離巧者のサクラアリエル、まだまだ底を見せていないサクラデイブレイクなどこの辺は混戦。2着、3着まで、決して一筋縄ではいかなさそうな印象です。
















出馬表・過去成績 NAR出馬表 09年結果 08年結果 07年結果 06年結果
レースPlayback 2009 2008 2007 2006
競走条件 55kg 牝馬2kg減
優先出走権
レース名の由来 「岩手日報」・・・岩手県内を主要エリアとする新聞社で、その社名を冠とした競走。


4月4日(日) 10R 胆江日々新聞社杯
特別 スプリングカップ /3歳OP・水沢ダ1600m・馬齢
 スプリングカップは3歳シーズンの幕開けを告げる伝統の一戦。多くの名馬がこのスプリングカップから飛躍していきました。そして今年も、有力馬がここから始動します。昨年の2歳最優秀馬・ロックハンドスターが早速登場するのです。

 2歳3冠こそならなかったものの、2歳重賞2勝などロックハンドスターの強さはすでに自他共に認める所。金杯での好敵手だったモエレディフィニットはJRAに移籍して不在、その他も、実績的に上回っているような新規勢力は現れず、同馬にとっては事実上、昨年同様の力関係の中での戦いとなります。
 となると“敵”はある意味自分自身。休み明け初戦でどこまで力を発揮できるか?今後につながる戦いぶりを見せる事ができるかどうか?そこが自身の課題であり、ファンの見どころにもなるでしょう。

 他のライバルたちはというと、2歳時の重特で好走していた馬としてベルデンアイン(ビギナーズC優勝)、ダークライ(金杯3着)、セイントネイティヴ(寒菊賞2着)、コンバットジェット(ジュニアGP4着)、トーホクキング(若鮎賞5着)らの名がまずあがってきます。
 ただ、例えば金杯では3着ダークライがロックハンドスターから7馬身差、セイントネイティヴがさらに4馬身をつけられていた事からすると、ここで一挙逆転まではちょっと期待しづらいもの。とりあえずロックハンドスターより先に一叩きを済ませた分の仕上がりの差でどこまで有利に戦えるか?

 とはいえ昨年の力関係がそのまま引き継がれるだけ、とも思えないのがこの時期の3歳戦。あのメイセイオペラだってスプリングカップ出走時は3番人気、まださほど注目されていない存在でしたが、スプリングカップの勝利をきっかけに一気に飛躍、その後の活躍ぶりは皆さんもご存じの通りです。
 一冬越して、成長急な馬が出てきていないかどうか?それを探すのも、このスプリングカップの楽しみですね。








出馬表・過去成績 NAR出馬表 09年結果 08年結果 07年結果 06年結果
レースPlayback 2009 2008 2007 2006
競走条件 55kg 牝馬2kg
優先出走権 1・2着馬に阿久利黒賞(5/2 水沢ダ1600m)の優先出走権が与えられます。
レース名の由来 「スプリング」・・・Spring。英語で「春」の意。


4月5日(月) 10R
特別 あやめ賞/3歳牝・水沢ダ1600m・馬齢
 日曜メインのスプリングカップが3歳牡馬戦線の行方を占う戦いなら、このあやめ賞は3歳牝馬戦線のそれを占う戦いです。
 今年は特に、3歳牝馬重賞の「留守杯日高賞」が例年より時期を早め、このレースから2週後に行われる事になったため、あやめ賞の結果がそのまま留守杯日高賞の勢力図にも直結する、より重要な位置づけとなりました。

 登録メンバーは12頭。注目はやはりダイメイジュエリーという事になるでしょう。

 

ダイメイジュエリー(寒菊賞)


 昨年11月にホッカイドウ競馬から転入してきて、岩手ではわずか3戦のキャリアなのですが、その3戦を3連勝、うち特別戦を2勝と、実に中身の濃い戦いを見せています。ロックハンドスターとの直接対決こそ無いものの、寒菊賞でセイントネイティヴやダークライを破っている事からすれば、その実力はロックハンドスターとも好勝負できるものと考えておかしくないでしょう。
 まわりは既に破った馬がほとんど。そういう意味でこの馬にしてもロックハンドスター同様、順調なシーズンインができるかどうかが課題となります。いずれはロックハンドスターとの直接対決も実現するでしょう。その時へ向け好スタートを・・・、と期待したいです。









出馬表・過去成績 NAR出馬表 08年結果 07年結果 06年結果 05年結果
レースPlayback 2009 2008 2007 2006
競走条件 53kg
優先出走権 1・2着馬に留守杯日高賞(4/19 水沢ダ1600m)の優先出走権が与えられます。
レース名の由来 「あやめ」・・・「菖蒲」・・・草花の名。葉は細長く、初夏の季節に花びらにとらふ(虎斑)の模様がある花を咲かせます。葉が並列して立つ様から、美しいあや(綾)がある花とも言われている。

| 注目レース・トップに戻る |

Copyright(c)2011 IWATE KEIBA KUMIAI All Right Reserved.