今週の注目レース−観戦のポイント
12月5日(土) 後三年の合戦レース A級二・水沢ダ1600m
12月6日(日) 白嶺賞 OP・水沢ダ1600m
12月7日(月) 錦秋湖賞 C1・水沢ダ1800m
|
 |
A級二組,10頭立てで行われる「後三年の合戦レース」。手頃なマイル戦という条件でもあり、近走の成績が今ひとつな馬にも復活・逆転のチャンスがありそうな戦いです。
近走の成績が安定している馬から見ていきましょう。まずはラビットサプライズ。5連勝・10連続連対の成績でA級に駆け上がってきましたが、そのA級初戦となるはずだった前走がよもやの出走取消、仕切り直しとなりました。ここまでの実績ならA級でも・・・と思いますし、対戦成績を見ても最近A級に上がってきた馬達とでは優位に戦ってきています。出走取消の影響さえなければ・・・と考えるのが妥当でしょう。
続いては前々走でラビットサプライズの2着だったエイシンアサヒオー。逃げ・先行策が採れれば好走し、そうでなければ凡走と結果がはっきりした先行タイプ。ここは単騎逃げも望めるメンバー構成で、まずは自分のレースができるかどうか。それがかなえば好勝負可能。
そして、やはり前々走でエイシンアサヒオーに敗れたソノマンマ。その時点ではソノマンマがA級、エイシンアサヒオーがB級で両者の間に2kgの斤量差があって、敗れたソノマンマとしては仕方のない面もあったのですが、しかし前走でも着外に沈んでしまったのがちょっと意外でした。9月に勝った時と前走とでは体重が14kg増えていてデビュー以来最高レベルになっていたのが影響したか?今回はまずその辺から見直しです。

前走で鋭い伸びを披露し勝ったゼットファーストは昇級初戦となります。このレースが転入後4戦目ですが、前々走ではラビットサプライズの0.5秒差3着。これならこの辺で通用していい能力があると見るべき。ただ、勝った前走はかなり軽めの不良馬場で、これがプラスになったのは確かなようです。この馬にとってはコース状態に注目。
(写真/ひいらぎ賞を勝ったゼットファースト)
もちろん、A級の安定勢力となっているテンショウタイヨウやケイジーウィザード、ケイジーウォリアにも注目が必要。先に挙げた馬達は実力馬揃いなのは確かな一方、不安要素も少なからず持っており、現級での経験豊富な馬達が食い込んでくるチャンスも十分にありそうです。
|
| 出馬表・過去成績 |
NAR出馬表 |
− |
− |
− |
− |
| 競走条件 |
56kg、牝馬2s減 |
| 優先出走権 |
− |
| レース名の由来 |
− |
|

来年のマイル重賞・トウケイニセイ記念のトライアルのこのレース、出走権を賭けて10頭が争う事になりました。
注目はやはりマヨノエンゼル対ゴールドマイン。3歳三冠達成ならずとはいえ既に対古馬でも優勢な戦いをしてきているマヨノエンゼルと、ここのところの活躍で古馬最強の評価もあながちいいすぎではないほどになってきたゴールドマイン。このあと両馬がどこで対決するかはともかくとして、まずはここが、2頭の雌雄を決する戦いになるのは間違いありません。
単純に対戦成績でいけば北上川大賞典で先着しているゴールドマインが優位ですが、北上川大賞典は2500m、マイルという距離ならマヨノエンゼルにも苦手感がない条件で、その時とはまた違った結果があるかもしれません。
ここまで戦ってきた相手での比較なら両者互角。展開に合わせた脚質の柔軟さでは、これはゴールドマインの方が幅広いか。いずれこの両雄がどんな戦いぶりを見せてくれるか?それが最大の注目点であり見どころですね。
もちろん他の馬達も、惑星だの伏兵だのというには収まらない実力馬が揃っています。前走を勝って復活気配の見えてきたヒカルメイオーは夏頃の実績ならここでも十分戦えるはずですし、ダンストンリアルも同様。マイル〜短距離戦線で堅実に戦ってきているトーセンザオーやオヤマハリケーンも上位突入があっておかしくない力があり、もう一頭の3歳馬・トキワノマツカゼも今季未勝利とはいえ前々走から前走での上昇感が目立っていました。いずれもメンバー次第では本命を背負っておかしくない馬達。
トウケイニセイ記念への出走枠は2つ。ですが、マヨノエンゼル&ゴールドマインがすんなり押さえてしまうか・・・というとそうとも言いきれないのでは?残り少ないシーズンの勢力図を掴んでおくために、このレースはファンにとっても、騎手や関係者にとっても重要な戦いになりそうです。
|
| 出馬表・過去成績 |
NAR出馬表 |
08年結果 |
07年結果 |
06年結果 |
05年結果 |
| 競走条件 |
A級57kg、B1級以下56kg、牝馬2kg減 |
| 優先出走権 |
1・2着馬にはトウケイニセイ記念(1月11日 水沢ダ1600m)の優先出走権が与えられます |
| レース名の由来 |
「白嶺」・・・山々に雪が降り積もり、真っ白に見える様子。 |
|

前開催の岩洞湖賞に続いてのC1級特別戦ですが、1着馬優先の選定という事で基本的に前走を勝った馬が集合して岩洞湖賞組の転戦は0。そのかわり出走9頭中8頭が前走優勝、連勝中や連続連対中など好調馬がずらりと顔を揃えました。
 まずは先行馬の争いがどうなるか。1枠1番を引いたコスモゲータイトはとにかく逃げて逃げて逃げまくるのが持ち味。以前はそれが空回りして大敗する事もありましたが、最近は最後まで粘りを見せるようになっています。ここは好枠を引いたことでもあり、当然のごとくスピード勝負に打って出るでしょう。
となると、転入後2戦を先行して、それも強い相手にワンサイドで勝っているトーセンスプライトとの兼ね合いがどうなるのか?JRA未勝利を脱出寸前まで行っただけあってこの馬のスピードは確かに素晴らしい武器です。
(写真/トーセンスプライト 11月7日 8R優勝時)
そこでカギになるのが1800mという距離か。コスモゲータイトはこの距離の経験はあるものの目処が立っているとはいいがたく、トーセンスプライトにしても同様。これまでのようにスピードを武器に押し切るような戦いができるかどうかは未知数。
この2頭が距離に泣くようなら、例えば本来格上のヤマニンペティアンや昇級初戦ながらC2級での勢いが目覚ましかったデルマジュピターら距離の経験も実績も豊富な馬が頭角を現す可能性があるし、ペース次第ではケイビイラッキーやナリタテイオーといったところが食い込んでくる事だってあるでしょう。出走馬中唯一前走で勝っていないマイネルジーニアスにしてもダート1800mの経験はむしろ上位。大外枠さえなんとかなれば、レースの方もなんとかしてしまっておかしくありません。
つまるところこのレースは「混戦」。ハイペースからスローまでどう転んでもおかしくない、何があっても不思議ではないメンバー構成と力関係。難解ですがそれだけ予想のしがいはあるレースですね。
|
| 出馬表・過去成績 |
NAR出馬表 |
08年結果 |
07年結果 |
06年結果 |
05年結果 |
| 競走条件 |
56kg、牝馬2s減とし、当該クラスにおける1着収得賞金額20万円(18万円)毎に1kg加重 |
| 優先出走権 |
− |
| レース名の由来 |
「錦秋湖」・・・北上川の治水用として和賀川本流をせき止めて建設された人造ダム湖。秋に錦色に輝く紅葉を湖面に映す様が見事なことから「錦秋湖」の愛称を持つ。周囲13km、貯水量11,416m、下流7,563haの耕地の用水を確保し、また最大出力53,000kwの発電を行っている。 |
|
 |
Copyright(c)2011 IWATE KEIBA KUMIAI All Right Reserved. |
|
|