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メインレース結果速報/M&Kジョッキーカップ 第1戦


最後まで余裕の姿勢崩さず。グッゲンハイム底を見せぬ2連勝!NAR成績 

3/4馬身差と差は少なかったが完勝といっていい内容 (Photo/横川典視)
 岩手競馬は今日から水沢競馬場での開催。九州からの騎手を迎えてのM&KジョッキーズCがスタートしたが、あいにくの空模様で冬を感じさせる冷え込みに。それでも雨も雪もが降らずに済んだだけ幸運ではあった。

 4コーナーポケットからのスタート、ジェドがやや立ち後れ気味になった他は各馬一団、バラバラと4コーナーへ、そして先行争いへと飛び込んでいく。ハナを奪いに行ったのは荒尾・河野騎手騎乗のハルカゼゴールドだったが直線に入って程なく岩手・高松騎手のフォージドニンバスが前に出た。佐賀・小松丈二騎手のハルカゼゴールド、同じく佐賀・下條騎手のモエレアンドロメダが並んで進み、岩手・阿部騎手騎乗、1番人気のグッゲンハイムは6番手でスタンド前を通過。
 後続を引き離し気味に逃げるフォージドニンバス、その後ろにグッゲンハイムを含む5頭のグループ、また少し離れてセンタージールらの4頭、という形で進んでいったが、逃げるフォージドニンバスの作るペースは緩めで、向こう正面も中程まで行くと前後の差はだいぶ縮まった。

 そんな中、人気を背負ったグッゲンハイムが積極的に動いた。向こう正面に入ってすぐポジションを上げ始めると他馬の間を縫って大胆に上昇、向こう正面半ば過ぎ、残り600mを通過する頃にはハルカゼゴールドよりも前に出る2番手にまで押し上げる。それとほぼ同時にフォージドニンバスが失速・脱落、3コーナーに入る頃にはそこまでの勢いに乗って先頭に躍り出たグッゲンハイムをハルカゼゴールドとモエレアンドロメダが追う格好に。奇しくも岩手・荒尾・佐賀のそれぞれの騎手による戦いだ。

 ハルカゼゴールドは58kg、モエレアンドロメダは牝馬で56kg、どちらも+3kgのハンデをもらっているせいかここでの走りはムチを入れつつの懸命の追走。一方のグッゲンハイムは+1kgで手綱を引っ張ったまま。このままグッゲンハイムが差を拡げていくかという印象だったが、「先頭に出たところで少しソラを使って(阿部騎手)」手応えの印象ほどには差が拡がらない。いやむしろ、内のハルカゼゴールドの方が盛り返してきているようにも見える。
 直線に入ったところでモエレアンドロメダが少し離れてしまい、直線はグッゲンハイムとハルカゼゴールドの2頭の戦いとなった。半馬身ほど前に出ているグッゲンハイムと懸命に食い下がるハルカゼゴールド。この2頭の差はほとんど変わらず、ほぼ馬体を並べたまま競り合いを続ける。
 だが、何発もムチを入れ叱咤激励されているハルカゼゴールドに対しグッゲンハイムは気合いをつけるムチを2,3発もらっただけで手応えの差は歴然。
 実際、グッゲンハイム鞍上の阿部騎手は全く余裕を失うことなく、半馬身ちょっとの差を、最終的には3/4馬身差を保ったままゴールを駆け抜けた。
 ハルカゼゴールドが2着、3馬身離れてモエレアンドロメダが3着で入線。第1戦は岩手−荒尾−佐賀の順で決着した。4着はオウシュウカイザー、5着にドーリーゴンザレスで、人気的にも1番人気〜5番人気馬がそろって掲示板を確保。3連単も3,450円と比較的堅い結果となった。


 勝ったグッゲンハイムは父グラスワンダー・母ウインクアンドキスの牝3歳。JRAで6戦未勝利という成績で岩手入りした前走を好内容で快勝、続くこのレースも制して2連勝。前走はB2級でも下位グループ相手だったが今回は上位グループ相手で勝ち、今後の活躍の期待も拡がる結果となった。

(写真/表彰式。左から阿部騎手、河野騎手、下條騎手、優勝馬馬主、調教師)



■ 勝利ジョッキーコメント
 先頭に立ったところで少しソラを使ったせいで差は少なくなりましたが、最後まで余裕がありました。3コーナーくらいでいけるという手応えを感じていましたからね。B2級でも今日くらいの相手でこういうレースができるのですから、上のクラスでも通用する力がある馬だと思います。(阿部英俊騎手)

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