今週の注目レース−観戦のポイント
 

 9月5日(土) 白神賞 B1・水沢ダ1600m

 9月6日(日) ビギナーズカップ 2歳・水沢ダ1400m

 9月7日(月) 南部牛追唄全国大会レース B1・ダ1800m


9月5日(土) 10R 秋田魁新報杯
特別 白神賞 /B1級・水沢ダ1600m・ハンデ

 かつては1200mのスプリント戦として行われていたレースですが、今年からマイル戦となりました。
 ハンデ対象馬は今回は2頭、マルブツワイルドとマイネベリンダのみ。という事はつまり、出走馬の多くはクラスが変わったばかり、もしくは現級での成績がもうひとつ、という状況。
 実際、11頭中今シーズン勝ち星を挙げているのが7頭、うち1頭は3歳戦、1頭はB2級、1頭は他地区。B1級で勝ったのは3頭ですが、このうちの1頭はB1級で勝った後、連続着外でハンデが消えました。勝ち星のない4頭のうち3頭はシーズン当初からB1級にいて勝ってない馬。ハンデ対象が2頭だけ、となっているのはこんな事情によります。

 ただ、各馬それなりに調子が上がりつつあったりそこそこ安定はしていたり、ハンデ対象ではないから、といって一概に軽視はできないのも確か。
 例えば前走ムーンライトカップ組。4頭が転戦してきましたが、2頭は掲示板に載りましたし他の2頭も掲示板争いの中では僅差。1800mの同レースよりはマイルのここの方が合いそうなタイプばかりでもあり、着順だけで良くないとは言い切れません。
 下級から上がってきたマイネベリンダやエクストラポイントは、どちらもB2級で特別を勝っていますし現級に上がってきても十分通用しています。格下とはもはや言えませんね。

 そしてブライティアメッセ。転入初戦の前走を快勝して返す刀でここに連闘。勝った前走はA級二組・B1級混合戦で、結果ここでは格上といえます。そもそもその前走が、着差はそれほど大きくないもののまだ余裕を感じさせる内容で、例え特別戦となってもまだまだやれそうな雰囲気でした。それでいてハンデ0というのはいかにも有利と言えますね。

 実績面で優位な馬対、現級での勝ち星こそないものの実力は侮れない馬。展開ひとつで一発がありそうな馬も多く、意外な波乱が起こってもおかしくなさそうなメンバーです。

出馬表・過去成績 NAR出馬表 08年結果 07年結果 06年結果 05年結果
競走条件 55s、牝馬2s減とし、当該クラスにおける1着収得賞金額35万円毎に1kg加重
優先出走権
レース名の由来 「白神」・・・青森県・秋田県境を東西に延びる、標高1,235mの白神岳を中心とする白神山地より。世界最大級のブナの原生林があり、世界自然遺産に指定される。



9月6日(日) 10R 
特別 ビギナーズカップ/2歳・水沢ダ1400m・馬齢
水沢1400m
 今年の2歳特別戦第二弾はダート1400mのビギナーズカップです。出走12頭中、認定競走の勝ち馬は7頭。若鮎賞を制したロックハンドスターが不在とあって、ここは各馬とも力が入ります。

 中心視されるのはやはりサンデーゴールドになるでしょう。認定戦・2戦目を連勝、若鮎賞では2番人気に推されながらも4着でしたが、ここまでの実績はメンバー中最右翼。そもそもダートの方が良さそうなタイプでもあり、前走の雪辱に向け虎視眈々としています。

 他では、デビュー戦を好タイムで勝ち、2戦目にはサンデーゴールドとタイム差無しで走ったフラットリアや、そのフラットリアを破ったベルデンアインが目につくところ。フラットリアからすれば前走、ベルデンアインに対し2kgの斤量差があり、あれで勝負付けが済んだとは言わせたくないでしょう。特別の舞台でまとめて借りを返したいところでは。
(写真/8月22日3R ベルデンアインとフラットリア)


 また、若鮎賞3着のセイントネイティヴや、若鮎賞では9着だったものの本来ダート向きのダンストンルティー、前走圧勝のトーホウデートらも気になりますし、“気になる”で言えば認定戦を勝ったばかりの馬達もなかなか面白そう。

 レベルが高いと言われる今年の2歳勢。2歳シーズン本格化に向け、抜け出してくる馬は果たして?

出馬表・過去成績 NAR出馬表 08年結果 07年結果 06年結果 05年結果
競走条件 54kg、牝馬1kg減
優先出走権 1着馬・2着馬には若駒賞(10/19 盛岡ダ1600m)の優先出走権が与えられます。
レース名の由来 「ビギナーズ」・・・Beginner。英語で「幼少」の意。



9月7日(月) 11R 
南部牛追唄全国大会レース/B1級一組 水沢ダ1800m・別定
水沢1800m
 土曜日に続いてB1級の上位グループによる戦いです。出走馬は8頭、今季勝ち星を挙げているのは5頭いますがここのところちょっと・・・、という馬が目立ちます。ただ、盛岡と水沢なら水沢の方がいいというタイプが多いですし、ここまでの戦いでの相手関係に恵まれなかっただろう馬も少なくないですから、近走の成績が悪いからと言って軽視したくはないところ。こう言うメンバーの時はえてして、思わぬ馬が復活を遂げたりするものです。

 近走成績ではソノマンマ。南関東から移籍して6戦、3着以下がない安定した成績にくわえ、前走は芝のオープン特別で3着。B1級でも芝ながら勝っており、実績・近走ともにメンバー中最上位の存在といえるでしょう。ここ3戦はいずれも芝ですがそもそも園田−南関東と渡り歩いてダートでしか走っていなかった馬。距離も経験済み、ダートでも力を出してくれるのではないでしょうか。

 その他で今シーズン勝ち星を挙げている馬は、ワラッテオクレヨ(2勝)、エイシンアサヒオー(1勝)、サイレントステージ(1勝)。ここでは転入初戦となるエイシンアサヒオーに注目してみましょう。
 エイシンアサヒオーはJRA−笠松−JRA−金沢−南関と渡り歩いて16勝を挙げたベテラン。父はサンデーサイレンス、母は類い希なスピードを武器に大活躍したエイシンバーリンという良血馬でもあります。
 さすがはあの母の仔、エイシンアサヒオーも勝ったレースはほとんどが逃げ・先行。南関ではペースの違いに戸惑ったかしばらくは先行しない戦いをしていましたが、移籍前の2走はハナを奪って先行力健在をアピール。ちょうど3枠を引き、また他が比較的中団〜後方から進むタイプが多い事でもあり、再度先行できれば逃げ切りもあり得そうな気配があります。この馬の走りには注目しておきたいですね。

出馬表・過去成績 NAR出馬表
競走条件 55kg、牝馬2kg減
優先出走権
レース名の由来


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