今季の盛岡では2つめの、そして今季最後ともなるダート1000m戦。C1級ですので賞金ハンデ戦になっているのですが、出走12頭中10頭が牝馬で牡馬の2頭はどちらもハンデ対象馬。牝馬の中にも+1kgが3頭、+2kgが2頭おり、53kgから57kgまで実に様々な負担重量となりました。

最近の成績で目につくのはC2からC1まで3連勝してきているプラネタリーリング。ダート1000mの経験はありませんが昨年芝1000m戦に2度出走しており、0.4秒差5着と0.6秒差8着。これならひとまず短距離適性はあると見ていいでしょう。57kgの負担重量は確かに心配ですが、過去のこの条件では負担重量の多寡よりは結局スピード性能で決まる例が多数。ここ3戦逃げ・先行で勝ってきている同馬なら何とかできそうな気配です。
(写真/プラネタリーリング)
ただし。前走を勝った7頭のうち6頭が逃げて優勝。前走2着だったエーシンエイホープ、3着だったタケデンジャズなど基本的に逃げ・先行馬で、12頭中差しっぽい脚質の馬はモエレアンドロメダくらいしかいません。それでいて各馬ともあまり経験豊富とも実績豊富とも言えない距離。ペースや展開次第では波乱の可能性も十分にあるのではないでしょうか。
中でも、と挙げていくならまずタケデンジャズ。昨年の9月、同じC1級ダート1000mの八幡平賞で2着、今年の5月の立夏賞ではあまり調子が良く無いながらも5着でコース実績はメンバー中最右翼です。
サチノプログレスやモエレアンドロメダは北海道時代にダート1000mで勝ち星があり、こちらでの走りも距離が短い方が良さそうですから、距離短縮で一変もあり得るでしょう。
血統的に注目したいのがサラマンドネクサス。コロナズクエストの産駒はダート短距離を得意とする馬が多く、この馬自身も水沢ダート850mのデビュー戦を53秒6で駆けていてスピード能力は高そう。この距離ベストなのは案外この馬なのかもしれません。
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