今週の注目レース−観戦のポイント

 

 8月1日(土)久慈秋まつりレース A級二・盛岡ダ1600m 

 8月2日(日) フェアリーカップ OP牝馬・盛岡ダ1800m 

 8月3日(月) 久慈琥珀レース A級一・盛岡ダ1800m

盛岡の注目レース

8月1日(土) 10R 
久慈秋まつりレース /A級二・盛岡ダ1600m・別定 

盛岡ダ1600m 土曜のメインレースはサラ系A級二組のダート1600m戦です。出走10頭、前走で連対以上の成績を残した馬こそいませんが、前走が重賞だった馬が5頭おり、うち2頭はマーキュリーカップ。その他のほとんども近5走以内にオープンの重特戦を走り、そこで入着した馬も少なくありません。という事は、前走こそ奮わなかったかもしれないけれど、基本的には実力馬・好調馬が揃っていると見るのが妥当なのかもしれませんね。

 さてそのマーキュリーカップ出走組。ヒカルメイオーとダンディキングなのですが、それ以前はオープンでもずっと入着しておりそれこそ前走が相手が強力すぎただけ。地元メンバー同士の戦いなら当然巻き返してくるでしょう。
 前走重賞組ではサンシャインヘイロ、ラストモア、ケイジーウィザードの3頭。サンシャインヘイロはみちのく大賞典以来の出走で、やや苦手な盛岡戦を一息入れて過ごしたという印象がありますが、最近は鉄砲駆けもするようになっていて軽視できません。ラストモアとケイジーウィザードにとってはダートの手頃な距離に変わって前走以上の結果を残したいところ。

 その他ではダークマターやメタモルキングも気になりますが、最も気になるのはこれが転入初戦となるトロンハイムでは。南関で29戦、たまに大負けする事がありますが基本的には堅実で、加えて左回りマイルは4勝を挙げている得意条件。初コース・初めての坂を乗り越えられれるなら、面白い戦いを見せてくれるのではないでしょうか。

出馬表・過去成績 NAR出馬表
競走条件 55kg、牝馬2kg減
優先出走権
レース名の由来 久慈秋まつり・・・市内三つの神社が合同で行う、640年の伝統を持つ祭りです。期間の初日と最終日には市内に山車や御輿が繰り出して大にぎわいとなります。(今年の開催日・・・9月18日から20日)


8月2日(日) 10R 
特別 フェアリーカップ/OP牝馬・盛岡ダ1800m・別定

盛岡ダート1800m 重賞・ビューチフル・ドリーマーカップのトライアルとなっているフェアリーカップですが出走頭数は5頭となってしまいました。それもやはりこの馬が出走してくるからでしょう。クインオブクインです。

 マーキュリーカップに挑戦した唯一の牝馬・クインオブクインは見事5着掲示板を確保、それも終始有力なJRA勢に食らい付いて行ってのものでしたから、牝馬ながらあっぱれと言うほかありませんでした。
 そんな強力な馬が出てくるとなれば、このレースが5頭立てとなってしまうのも、ある意味仕方ないのかもしれません。こうなるとクインオブクインの課題は“どんな勝ち方をするか”。次の重賞にむけ気持ちよく勝ち抜く事がこの先のためにも重要になるでしょう。

 ライバルの4頭、ここは一頭一頭見ていきましょう。
 まずピンクゴールド。今季まだ勝ち星無し、いや、昨年9月の不来方賞以来勝ち星から遠ざかっていますが、節目節目に見せる能力は一介の牝馬のものとは思えないものがあります。元々この時期に走るタイプでもあり、前走の伸びにも上昇感が窺えました。
 マツリダワルツはなかなか以前のような切れ味を発揮できずにいますが、こちらも徐々に状態は良くなっている模様。東京カップけやき賞ではヒカルメイオー(マーキュリーCでクインオブクインと僅差の6着)にハナ差に迫り、あわや岩手勢最先着という走りも見せました。伏兵はやはりこの馬でしょう。
 サイレントエクセルは誰もが認める実力馬であり実績馬。ただ、最近はどうも成績にムラが多く、シアンモア記念やみちのく大賞典のようにしぶとい走りをするかと思えば前走の岩鷲賞や3走前のあすなろ賞のように全く・・・という事もある。全力を出してくれさえすればクインオブクインとも張り合えるはずなのですが。
 ドリームアプローチはまだ転入4戦、自身すでに4年8ヶ月にわたって勝ち星が無く、能力のほどは未だ未知数というところ。格的にも厳しいですけれど、ここで何かきっかけを掴んでおきたいところです。

出馬表・過去成績 NAR出馬表 08年結果 07年結果 06年結果 05年結果
競走条件 4歳以上のA級56kg、B1級以下54kg、3歳52kg
優先出走権 1・2着馬にはビューチフル・ドリーマーカップ(8/30水沢ダ1900m)の出走権が与えられます
レース名の由来 「フェアリー」・・・fairy。英語で「仙女・妖精」の意。



8月3日(月) 10R 
久慈琥珀レース/A級一・盛岡ダ1800m・別定
盛岡ダ1800m
 月曜のメインレースはサラ系一般戦の最上級、A級一組戦となります。8頭立てですがなかなか面白いメンバーになりました。

 注目その一は3歳二冠馬・マヨノエンゼルの登場。古馬編入となっていきなり一組戦は厳しい条件ですが、しかし過去を振り返ると、後々古馬になっても活躍するような馬は3歳で古馬編入されてもそれなりの結果を残していたもの。二冠馬としてそうやすやすと退くわけにはいきません。ここは今後の事を考える上で重要な試金石になります。

 注目その二はソフトパワー。転入初戦を完勝した前走は強いのひと言。左回り経験も豊富ですし、この馬にとってもオープンでやっていけるかどうかの試金石として大事な一戦に。

写真/ソフトパワー(7/6 11R)


 もちろん、既存のベテラン勢も負けてはいません。アンダーボナンザは1800mなら守備範囲内、ここ2戦は展開等あって敗れましたが、このメンバーなら簡単には負けられないところ。
 ヤマニンエグザルトは前走の快勝が鮮やかでした。例年春先に必ず勝っていた馬が今年はなかなか良いきっかけ無く過ごしていましたが、前走で立ち直ったとなれば当然、ここまでの実績がモノを言い始めます。
 そしてトーホウライデン。マーキュリーCでは9着でしたが、2000mを力強く走り抜ける事ができたのは今までのイメージを変えるに十分の内容でした。もしかしたら年齢と共に本来のスタミナが表に出始めたのかも。今は短距離馬と言い切れないものがあり、要注意ですね。

出馬表・過去成績 NAR出馬表
競走条件 55kg、牝馬2kg減
優先出走権
レース名の由来 久慈琥珀・・・琥珀(こはく)は木の樹液が化石化してできた宝石で、久慈は国内有数の琥珀の産地として古くから知られてきました。琥珀の中には生成された時代の昆虫や空気が閉じこめられたままになっている事があり、その時代の環境を知る資料としても注目されています。


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