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今週の注目レース−観戦のポイント
6月6日(土) かきつばた賞 OP・盛岡芝2400m
6月7日(日) 早池峰賞 OP・盛岡ダ1200m
6月8日(月) 東京カップけやき賞 A級・盛岡ダ1800m
6月6日(土) 10R
AAB秋田朝日放送杯
特別
かきつばた賞
/OP・盛岡芝2400m・別定
古馬オープン級の芝戦戦開幕を告げる戦いです。といってもこのあと水沢開催2回を挟むため本番の重賞は約1ヶ月後。しかしながらそれでも幕開けにふさわしいメンバーが集まりました。
まずは昨年のこのレースの覇者にして昨年度の岩手競馬最優秀ターフホースでもあるボスアミーゴが登場。今季はダートを2戦叩いて芝開幕に向け調子を整えてきました。ダートと芝では全く違う馬になる事は、既に皆さんもご存じの通りだと思います。昨年果たせなかった“年間の古馬芝重特戦全制覇”の野望も秘めつつここからスタート。
そして、昨年のきんもくせい賞でボスアミーゴを破ったカネショウエリート。あすなろ賞で2着に入り、こちらも勢いをつけて芝戦戦に進んできました。この距離ならばボスアミーゴが相手といえど全く恐れる事はないでしょう。週末、天気が崩れそうなのもこの馬にとってはプラスになりそうな条件。
4歳馬のコンバットキックも注目したい存在です。昨年は同じ条件のサファイア賞を完勝して芝適性・距離適性の高さを示しました。この馬も春2戦を叩いてここに照準を合わせています。若き芝王者が誕生するか?
意外に怖いのが芝オープン級に初めて挑戦する新規の勢力かもしれません。例えばコスモテンロウ。JRA時代は3歳未勝利戦ながらローカルの芝長距離で好走しており、岩手でも芝特別を勝っていて適性の高さは証明済みといっていいものがあります。キングエクスプレスもJRAの芝で4勝、オープンまで上がってた実績は無視できないものがあります。
例年、最初のオープン級芝特別では、既存勢力よりもこうした新しい勢力があっと言わせる戦いを見せるもの。このレースも、既存の実績馬が安泰と思っていると・・・「!」というシーンが起こるかもしれません。
出馬表・過去成績
NAR出馬表
08年結果
07年結果
06年結果
05年結果
競走条件
4歳以上のA級57kg、B1級以下55kg、3歳54kg、牝馬2kg減
優先出走権
1・2着馬には「せきれい賞」(7/19 盛岡芝2400m)の優先出走権が与えられます
レース名の由来
「かきつばた」・・・池沼や湿地に生えるアヤメ科の多年草で、初夏に花茎の先端に大型の花(色は通常紫または白)を咲かせる。
6月7日(日) 11R
JNB協賛シリーズ
特別
早池峰賞
/OP・盛岡ダ1200m・別定
早池峰賞はここから7月5日に行われる岩鷲賞、そして8月14日に行われるグレードレース・クラスターカップへと続く夏の短距離路線の、そのスタートとなるレース。3歳馬も出走可能ですが今回は出走無く、ベテランの古馬10頭がグレードレース出走へ向け集まってきました。
注目はやはり短距離路線で実績ある馬たち。まずトーホウライデンは昨年の岩鷲賞・青藍賞と、短距離とマイルの重賞を勝っており、「盛岡・短距離」には自信を持っています。青藍賞以来やや不振に陥ってもいましたが、前走快勝でいよいよ復調気配も見えてきました。昨年は権利を得ながら出走できなかったクラスターカップに(出走取消)今年こそ。
もう一頭、ダンディキングは一昨年の岩鷲賞2着、昨年の青藍賞では3着。最近の勝ち星は1800mでそれ以下の距離での優勝からはしばらく遠ざかっていますが、だからといって今回の1200mに苦手感があるという事はありません。むしろ存在感を示す事ができる舞台といえます。
オウシュウクラウンは1200m戦出走は2歳時以来ですので約4年ぶりになります。気性的にも血統的にもスピードタイプであっておかしくないですが、まずはこの久々の距離をどう乗りこなすか。コーナーが2回しかない盛岡コースなら克服も可能でしょう。
新規勢力の動向にも注意。例えばオヤマハリケーン。JRA時代の4勝中3勝が短距離戦。転入前の昨冬までダート短距離戦で勝ち馬から1秒程度の勝負をしていたのだから、今回の条件は“待ってました”のもの。少なくとも転入後の1800mよりは走りやすいはず。転入2戦目のフリーモアや4戦目のソウシュウペガサスも、経験値が高いのは短距離です。あくまでここは短距離戦線のスタート地点。どの馬がスタートダッシュを決め、抜け出していくか。どの馬も平等に、冷静に力関係を判断しなくてはならないでしょう。
出馬表・過去成績
NAR出馬表
08年結果
07年結果
06年結果
05年結果
競走条件
4歳以上のA級57kg、B1級以下55kg、3歳54kg、牝馬2kg減
優先出走権
1・2着馬には「岩鷲賞」(7/5 水沢ダ1400m)の優先出走権が与えられます
レース名の由来
「早池峰」・・・岩手県中部にある北上山地の最高峰の山・早池峰山より。標高は1,917mあり、権現信仰の霊山でハヤチネウスユキソウなどの高山植物の生息地としても有名。
6月8日(月) 10R
特別
東京カップけやき賞
/A級・JRA4歳以上1000万下・盛岡ダ1800m・定量
月曜日のメインレースは岩手のA級馬とJRAの1000万下条件馬による交流戦・東京カップけやき賞です。
オーロパーク開場の年からスタートして今年で14回目、JRA交流となって11回目を迎えるもはや伝統のレースですが、過去10年、岩手の馬が勝ったのは1度だけ。ここ3年は連にも絡めず・・・という苦しい対戦成績となっています。確かに過去にはウィンマーベラスやスターキングマン、トーセンブライトなど後の重賞勝ち馬が出走してきており、JRA勢のレベルがクラス以上に高かったとは言えるでしょう。ですが地元岩手勢にも何とか奮起してほしいもの。
さて、例年このレースの傾向としてよく見られたのが「JRAの3歳馬の活躍」「JRAの馬に乗る岩手騎手の活躍、特に菅原勲騎手大活躍」なのですが、前者は今年は無し、後者は、レントゲン&菅原勲騎手を筆頭にコスモアブソルート&村松騎手、メイスンファースト&阿部騎手、ブルーポラリス&高松騎手と4名がJRAの馬に騎乗します。
菅原勲騎手が騎乗するレントゲン号は昨年のこのレースの2着馬で、勝った馬の超絶レコード駆けの陰に隠れはしましたがこの馬自身も従来のレコードを1秒以上上回るタイムで走っていました。
菅原勲騎手自身は、このレースに過去12回騎乗して4勝2着4回。掲示板を外した事は一度もない好相性のレースです。レントゲン号は昨年ほどの成績ではないようですが、騎手の相性も加えて昨年の雪辱を果たしたいところでしょう。
岩手勢も、とはいえ決して期待薄ではありません。近走好調なサンシャインヘイロ、ヒカルメイオーらが迎え撃つ筆頭となるのでしょうが、過去のこのレースの結果から考えれば、岩手のオープンで好成績を残しているこれらの馬なら十分上位争いに加われる計算。久々の岩手勢勝利の期待も懸けたいところです。
出馬表・過去成績
NAR出馬表
08年結果
07年結果
06年結果
05年結果
競走条件
56kg 牝馬2kg減
優先出走権
−
レース名の由来
「東京カップけやき賞」・・・1996(平成8)年の盛岡競馬場開場に併せて結ばれた、「JRA・東京競馬場」と「盛岡競馬場」との姉妹提携を記念し開設された競走で、東京競馬場が所在する府中市の市木である「けやき」をレース名としています。
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