今週の注目レース−観戦のポイント

 4月18日(土) (特)エイプリルカップ B2・水沢ダ1800m

 4月19日(日) (重)阿久利黒賞 3歳・水沢ダ1600m

 4月20日(月) (特)新緑賞 B1・水沢ダ1600m


4月18日(土) 10R
特別 エイプリルカップ /B2・水沢ダ1800m・ハンデ 

水沢1800m 今シーズンから行われる事になった『賞金ハンデ競走』。その最初のレースがこのエイプリルカップとなります。
 『賞金ハンデ競走』はこちらでも説明していますが、B1級以下の特別戦を対象に、当該クラスでの前走までの1着馬に対し収得賞金に応じたハンデを課すというもの。
 エイプリルカップでは前走までにB2級で勝っている5頭(コアレスブライト・シュクジャンヌ・ゲイリーリバイバル・ジェドバトラー・ヤマニンエレメント)が対象となっていて、それぞれ斤量が増加。うち3月開催と合わせて2連勝しているコアレスブライトに対しては2kg増とされました。
 これにより53kgのレディストーンから57kgのコアレスブライトまで、都合4kgの差が生まれる事になりました。よく「1kg−1馬身」と言いますが、負担重量の1kgの差は1馬身の差に相当すると考えられています。つまりレディストーンとコアレスブライトの間には通常2馬身分のハンデが4馬身分になったというわけですね。

 もちろん、これでいきなり結果が変わるという事でもなく、斤量が増えている馬はつい一つ前のレース(それも同じクラス)で勝っているくらい調子が良くて勢いがあって、つまり強いから斤量が増えているわけであって、1kgや2kgの増加くらい、ものともしない可能性の方が高いです。
 ですが、例えば不良馬場でのレース、例えば先行有利のコース状態。そういう状況になってくるとより軽量馬により有利になる可能性も、もちろん出てきます。
 やはり負担重量の変化は、予想の上での重要なファクターの一つになると、考えておく方がいいでしょう。

 さてこのレース。既にほとんどの馬が3月・4月と2走している中、斤量を増やされている馬たちはそこで1勝ないしは2勝としているわけですから、やはり好調馬でありレースの中心的存在と見なさなくてはなりません。
 その中で目を惹くのは連勝中コアレスブライトなのですが、同馬にとってもあまり経験のない57kgという斤量は若干の不安があります。また、前走負けて+1kgとなったシュクジャンヌや同じく+1kgで実績薄い距離へ延長となるジェドバトラーは相対的に不利といえ、一方、前走が2着に3馬身差の完勝だったヤマニンエレメントは1kg(1馬身分)ハンデを背負ってもまだおつりがあるといえるし、連勝しているけれど昇級したために1勝分の1kg増だったゲイリーリバイバルはちょっと得をしたと見る事もできます。
 このレースの結果がどうなるか?賞金ハンデ戦の第一戦として注目ですね。

出馬表・過去成績 NAR出馬表 08年結果  07年結果 06年結果 05年結果
競走条件 55kg、牝馬2kg減とし、当該クラスにおける1着収得賞金額25万円毎に1kg加重
優先出走権
レース名の由来 「エイプリル」・・・April。英語で「4月」の意。


4月19日(日) 11R 奥州 愛馬の会会長杯/日高軽種馬農業組合協賛アドマイヤボス賞
重賞 第9回 阿久利黒賞 /3歳・地方競馬全国交流・水沢ダ1600m・定量

 今シーズン最初の重賞、また3歳ダート三冠の第一戦・阿久利黒賞の情報は、↓のスペシャルサイトで!!



出馬表・過去成績 NAR出馬表 08年結果  07年結果 06年結果 05年結果
競走条件 55kg、牝馬2kg減
優先出走権
レース名の由来 「阿久利黒」・・・アテルイ(大墓公阿弖流為)が坂上田村麻呂に贈った伝説の名馬と言われている。この馬はアテルイの愛馬だったが、田村麻呂との交流を経て降伏する際、武装解除の証として自らの馬を田村麻呂に託したのだという。
 また、この馬の子孫は安倍貞任の愛馬「沖黒」、源義経の乗馬「太夫黒」をはじめとする「みちのくの名馬たち」だと伝えられる。



4月20日(月) 10R
特別 新緑賞/B1・水沢ダ1600m・ハンデ

 月曜メインの新緑賞はマイルの11頭立て。こちらも賞金ハンデ戦ですが、岩手で16戦12勝のヒカルメイオーが+2kgの57kg、同じく9戦8勝のシルクライムライトが+1kgの56kg。そして昨季は北上川大賞典に出走してもいるアルゴも+1kgの56kg。その斤量は実にこのレースでの実力差を現しているという印象を受けるのですが、問題は枠順です。

 ヒカルメイオーが8枠11番、シルクライムライトが8枠10番と不利な枠に同居。これで難しくなりました。
 例えばシルクライムライト。前走や3走前で水沢マイルの8枠から逃げて勝っているのですが、しかし岩手に来ての8勝のうち6勝はきっちり後続を引き離した完勝だったのに、そのマイル・8枠の2走だけは2着とタイム差無し、着差もクビやハナの僅差。この枠がこの馬の持ち味を殺いでいるだろう事は想像に難くありません。
 ヒカルメイオーも水沢マイルの8枠10番から勝った事がありますが、11番枠は未経験。今回はすぐ内がシルクライムライトですからスタート直後の位置取りも難しくなるでしょう。

 実績や勢いでリードするこの2頭が、ハンデに加え枠順で苦しむなら・・・。するとより内の枠を引いたアルゴや、またここのところ勝てないまでも好走しているヒドゥンアジェンダ・アルディあたりにチャンスが巡ってくる・・・というシーンもあり得るのではないでしょうか。

出馬表・過去成績 NAR出馬表 08年結果  07年結果 06年結果 05年結果
競走条件 55kg、牝馬2kg減とし、当該クラスにおける1着収得賞金額35万円毎に1kg加重
優先出走権
レース名の由来 「新緑」・・・瑞々しい若葉の緑。


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