今週の注目レース−観戦のポイント

 4月11日(土) 臼木山レース A級二・水沢ダ1600m

 4月12日(日) (特)赤松杯 OP・水沢ダ1600m

 4月13日(月) (特)大屋梅賞 C1・水沢ダ1600m


4月11日(土) 10R
臼木山レース /A級二組・水沢ダ1600m 

 土曜日の10R「臼木山レース」はA級二組のマイル戦。出走10頭は、しかし前走B1級という馬がほとんどで、“B級からA級下位に上がってきたばかりの馬によるレース”なのだと考えていいでしょう。

 3月開催での前走がA級二組だった馬が2頭、B1級だった馬が4頭。残りの4頭は休み明けもしくは転入初戦、という構成。ただしA級組はどちらもその前がB1級でした。

 中心はB1級「楽天競馬賞」を使ってきた馬、それも僅差で優勝を争ったサクラアリエルとハウプトローレの2頭でしょう。A級組の2頭、マイネルティーダとケイジーウォリアは前走時の状態は決して悪くなかったものの、レースでの走りがまだピリッとしておらず、叩いてどこまで良化しているか?が焦点。
 休養明け組の中ではオープンでも好走歴のあるニシノグレイシャや3歳の芝特別・ウイナーカップを勝ったコスモテンロウに目がいきますが、どちらも昨秋の盛岡開催以来の出走という所が焦点です。

 A級組や休養明け組は、力量的にはB1組より上といっていいものがありますが、叩いて好結果を挙げている馬に比べればややマイナス面あり。順調に良化していれば、ニシノグレイシャやケイジーウォリアなどはオープンでも好走しているのですからここで勝ち負けを争ってもいいはず。まずは馬の良化度次第、そこに注目しながら力量比較を考えなくてはならないでしょう。

出馬表・過去成績 NAR出馬表
競走条件 55kg 牝馬2kg減
優先出走権
レース名の由来 臼木山は宮古市にあり、浄土ヶ浜の背後にある公園となっています。
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4月12日(日) 10R 
特別 赤松杯 /OP・水沢ダ1600m

 ここ何年かは秋におかれて北上川大賞典などのトライアルとなっていた赤松杯ですが、久しぶりに春のオープン級特別の皮切りという位置に戻ってきました。ただし、以前の中距離戦ではなく、シアンモア記念と同条件で行われる本番直結のレースという位置づけに。本番までの間隔を考えてもトライアルというに留まらず、“プレ・シアンモア記念”というべきレースになりました。

 メンバーも実に豪華。3月29日のA級戦を走った8頭中6頭、それも勝ったソーユアフロスト以下、サイレントエクセル、ヤマニンエグザルト、オウシュウクラウン、カネショウエリート、そしてオメガエンドレスと上位6頭が登場。
 加えて昨年の3歳最優秀馬ピンクゴールドやそのライバル・コンバットキック、最優秀ターフホースのボスアミーゴ、トウケイニセイ記念を勝ったアンダーボナンザがここから始動。いずれも今季の活躍が期待される馬たちばかりで、先の6頭に比べれば一叩き分の不利はあるにしても、それでも注目せざるを得ない存在です。
 そしてそして。これが転入初戦となる転入馬2頭、キングエクスプレスは長期休養がちですが一時はJRAオープンまで駒を進めましたし、ショーターザトッシはつい最近まで南関重賞で上位に食い込んでいた実績馬。特にマイル前後の距離で好成績を挙げており、転入初戦だからといって侮りがたいものがあります。

 シアンモア記念の勝敗の行方を占う重要な戦い。どの馬がここから抜け出すのか?はたまたここから本番に向けた目処を立てるのか?とにかく「注目」と言うしかないレースです。

出馬表・過去成績 NAR出馬表 08年結果  07年結果 06年結果 05年結果
競走条件 55kg 牝馬2kg減とし、格付賞金2,000万円毎に1kg加重
優先出走権 1・2着馬にシアンモア記念(5/10水沢ダ1600m)の優先出走権が与えられます。
レース名の由来 「赤松」・・・マツ科の常緑高木。樹皮は亀甲状にはげやすく、芽の色と共に赤褐色。クロマツより葉が柔らかく、材は建築用皮付丸太、薪炭用、パルプの原料となる。またテレトラックが所在する岩手県宮古市の「市木」とされる。



4月13日(月) 10R
特別 大屋梅賞/C1・水沢ダ1600m・別定

 C1級12頭が争う大屋梅賞は、条件等を鑑みて、どうも混戦ムード濃厚です。
 戦績的に目につくのは冬休みを挟んで3連勝・7連続連対中のダークリンや同じく4連続連対中のウメノキャロル。しかしこの2頭、岩手に来てマイルを走った事がありませんし、過去のマイル実績もやや微妙なところで、今回の条件がやや不安に思えます。
 となると、距離実績があって昨季格上でもあるリーガルマインド、パワフルボーイ、マイネルスペランザやマイネピルエットあたりにも十分なチャンスがありそう。なのですが、ただこちらも、休み明け初戦だったり脚質と枠順がマッチしていなかったり、と、ちょっとばかり展開なりコース状態なりの助けが必要な感じがあります。
 この大屋梅賞、時期的なものかメンバー的なものか、順当に見えて微妙に荒れる事が多いレースです。3連単はこの3年連続で万馬券。それも、上位人気馬が複数絡んでそれですから気を抜けません。
 今回も、上位に来そうな馬は比較的絞りやすそうではありますが、堅い決着になるかどうか?というとちょっとそうは言いきれない、そうとは言いづらい・・・というレースになりそうです。

出馬表・過去成績 NAR出馬表 08年結果  07年結果 06年結果 05年結果
競走条件 55kg 牝馬2kg減
優先出走権
レース名の由来 「大屋梅」・・・テレトラック横手がある秋田県横手市の「市木」とされ、1200年程前に小野春風の出羽征伐に随行した二人の武将がこの地に住みつき、梅を栽培したのが始まりと言い伝えられている。
 この人が植えた梅は「江津の庭梅」と呼ばれ、菅江真澄の紀行文「雪の出羽路」にて賞賛されるほどの見事な老梅だった。この江津の庭梅がたくさんの大屋梅林の元になり、大屋地区を美しい「梅の里」にした。
 現在は推定樹齢400年から300年ほどの老梅が各家の庭に点在しており、春には見事な花を咲かせつづけている。


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