今週の注目レース−観戦のポイント

 4月4日(土) (特)岩手日報杯 B1・水沢ダ1900m

 4月5日(日) (特)スプリングカップ 3歳・水沢ダ1600m

 4月6日(月) (特)あやめ賞 3歳牝・水沢ダ1600m


4月4日(土) 10R
特別 岩手日報杯 /B1・水沢ダ1900m 

 開幕初日を飾る特別戦はダート中距離の岩手日報杯。このレース、水沢では2000mのレースというイメージが定着しつつありましたが、今年は100m短縮の1900mという条件で行われます。
 10頭立てですが3月開催を叩いて好成績を残してきた馬も少なくなく、力関係もかなり拮抗していると感じられるうえに例年難解になりがちな開幕週。いきなり難しいレースがやってきました。

 レースの中心になりそうなのはヒカルメイオー、という事になるのでしょうが、未経験の距離だけに不安も残ります。この距離得意のブラックオーメン、冬休み中も荒尾で走って好状態をキープしているヒドゥンアジェンダあたりが脅かす筆頭になるのでは。
 もう一頭の注目は、岩手では3着以下のないケンタッキーハット。昨シーズンまでは下級条件ではありますが非常に強い戦いぶりを見せてきました。マイル以上には全く良積がないですが、しかしそれはJRAのものでもあり、岩手なら打開できる部分もあるでしょう。この辺の距離・メンバーで好走できるようなら今後が楽しみなだけに、この馬の走りにも目を向けておきたいところです。

出馬表・過去成績 NAR出馬表 08年結果  07年結果 06年結果 05年結果
競走条件 55kg 牝馬2kg減
優先出走権
レース名の由来 「岩手日報」・・・岩手県内を主要エリアとする新聞社で、その社名を冠とした競走。


4月5日(日) 11R 胆江日々新聞社杯
特別 スプリングカップ /3歳OP・水沢ダ1600m・馬齢

 春の伝統ある3歳戦・スプリングカップ。例年、そのシーズンの3歳戦線の行方を占う重要なレースとして行われてきているのですが、今年は4月19日に重賞・阿久利黒賞が行われるため、開幕週からいきなりそこに直結した戦いが行われる事になりました。今回のレースの上位になった馬が阿久利黒賞でも上位を形成するでしょう。ここでの各馬の戦いぶり、そして結果にはよく注意を払っておきたいところです。

 とはいうものの、ワタリシンセイキが抜けた今となってはマヨノエンゼル対その他の図式が明白で、転入馬がどこまで勢力図を変えられるか・・・というのが現状でしょう。
 まずマヨノエンゼル。3月開催で7馬身差圧勝を飾っておりここまで順調そのもの。昨年はワタリシンセイキという高い壁がありましたが、今年はその圧勝という結果を前面に押し出して重賞獲りに挑みます。
 対するはダンストンジール・センリグランピーか。ただ、いずれも実力馬・素質馬ではありますが前者は休養明け・後者は3月開催でマヨノエンゼルに挑み、2着ながらも7馬身差で敗れています。そこからいきなりひっくり返すのは、なかなか一筋縄にはいかないのではないでしょうか。
 では転入馬がどこまで食い込めるか。これが移籍初戦となるトキワノマツカゼは、ホッカイドウ競馬時代の最終戦が門別・北海道2歳優駿Jpn3での7着という結果。それは勝ち馬から2.7秒差でもありひとまず置くとして、その前のレースではマサノシャルナ(金杯3着)に約6馬身差を付けて優勝しています。そこからすると今の3歳勢相手なら「足りる」という計算。昨年10月以来のうえ能検時に大幅馬体増だったことが分かっており、それをクリアすれば・・・の条件付きですが、ここでの走り次第では今後の台風の目になることでしょう。

出馬表・過去成績 NAR出馬表 08年結果  07年結果 06年結果 05年結果
競走条件 55kg 牝馬2kg減
優先出走権 1・2着馬に阿久利黒賞(4/19水沢ダ1600m)の優先出走権が与えられます。
レース名の由来 「スプリング」・・・Spring。英語で「春」の意。



4月6日(月) 10R
特別 あやめ賞/3歳牝・水沢ダ1600m・別定

 昨年までこの時期に行われてきた牝馬戦・菜の花賞がなくなって、「あやめ賞」→「留守杯日高賞」という路線に整理されました。なので、レース名はあやめ賞ですが実質的には菜の花賞、ということで菜の花賞の傾向に倣って考えてみましょう。

 昨年の菜の花賞はマサノパンダが優勝・2着はピンクゴールド。一昨年はパラダイスフラワー・マツリダワルツ、その前はゴールデンパンジー・パワフルビクトリで、さらにその前の05年はジェベルリーヴァ・オンテンバール。
 この8頭のうちパラダイスフラワーにはご存じG3勝ちがありますし、ピンクゴールド・ジェベルリーヴァは牝馬特別勝ち。マツリダワルツ・ゴールデンパンジー・パワフルビクトリ・オンテンバールは勝ちこそないものの重特で連対もしくは僅差の掲示板。つまり2歳時から水準以上に活躍した馬ばかり、というわけですね。

 そういう視点で今年の出走馬を見ると、特別勝ち馬はハイメリー1頭、それも芝のレース。その他は重特好走どころか、最近は勝ち星から遠ざかっている馬すら目立ちます。

 そうなると、ホッカイドウ競馬や南関東の上級クラスで好走してきたシルバーカテリーナの存在が大きくなってくるところ。こちらも勝ち星としてはデビュー戦の1勝のみですが、ホッカイドウ競馬の2歳オープン、その後は南関東の3歳牝馬路線でまずまずの結果を出しており、この実績ならこのメンバー中でかなり強気になれそうな感じがあります。

 3歳牝馬路線はかなり混戦になりそうな印象があるだけに、このあやめ賞を勝った馬がこの後の牝馬戦線を一気に決めてしまう、という事も十分あり得るでしょう。

出馬表・過去成績 NAR出馬表 08年結果  07年結果 06年結果 05年結果
競走条件 53kg
優先出走権 1・2着馬に留守杯日高賞(5/3水沢ダ1600m)の優先出走権が与えられます。
レース名の由来 「あやめ」・・・「菖蒲」・・・草花の名。葉は細長く、初夏の季節に花びらにとらふ(虎斑)の模様がある花を咲かせます。葉が並列して立つ様から、美しいあや(綾)がある花とも言われている。


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