■今週の注目レース−観戦のポイント

 8月15日(金) (特)猊鼻渓賞 C2・水沢ダ1400m

 8月16日(土) (特)種山高原賞 C2・水沢ダ1600m

 8月17日(日) (特)風鈴賞 C1・水沢ダ1800m

 8月18日(月) (重)クラスターカップJpn3 OP・水沢ダ1400m


8月15日(金) 10R 
特別 猊鼻渓賞 /C2・水沢ダ1400m・馬齢 

 激戦区C2級の象徴的レースだった猊鼻渓賞ですが、春〜初夏にこのレースで活躍した馬たちは今は上のクラスに上がってしまい、顔ぶれもずいぶん変わりました。
 出走12頭のうち過半の馬が今季初の特別戦出走。今季これまで2勝という馬が一番多くて6頭。最高はデューティアスの4勝、次いでムーンインザダークの3勝。未だ未勝利という馬も3頭います。
 ただ、各馬「盛岡よりは水沢が得意」というタイプですし、今季通算では黒星先行とはいえどこかで勝っている、という事はそれだけの力はあるわけで、むしろ一発の怖さの方が気になってしまうメンバーだ、と言う事もできそうです。

 中心になりそうなのは唯一の今季4勝馬・デューティアス。前走は得意とはいえないマイル戦だっただけに敗戦も度外視したいところです。ただ水沢ダートでの好実績は馬場悪化時が多く、良で勝ったのは1度しかないとか、8月9月の好走実績が無いとか、やや不安なデータがある馬でもあります。1400mという条件をどこまで味方にする事ができるか?
 3勝馬ムーンインザダークは1着−3着−1着と好走しながら挑めるのがプラス材料になりそう。どうやら水沢向きのようですし、この勢いで特別戦突破がなるかどうかに注目。
 “夏は牝馬”という事ならキヨサチビック・エクスラベル・コスモアテナにバンビーナエマの4頭の牝馬に注目。いずれも近走はそれなりに安定した成績ですし調子も悪くなさそうで、人気上位の牡馬に一泡吹かせるシーンだって十分にあり得るのではないでしょうか。

出馬表・過去成績 NAR出馬表 新設
競走条件 55kg、牝馬2kg減。転入後1走以上
優先出走権
レース名の由来 「猊鼻渓」「猊鼻渓(げいびけい)」:一関市東山町の砂鉄川沿いにある渓谷。全長約2kmにわたり石灰岩の絶壁や奇岩が連なり、これを見ながらの舟下りが有名です。
一関市 猊鼻渓解説ページ


8月16日(土) 9R 
特別 第2回 種山高原賞 /C2・水沢ダ1600m・馬齢

種山高原 昨年は12月に行われたレースですが、今年は夏に移動してきました。冬に高原と言われても雪に閉ざされた寒々としたイメージしかなかったので、山登りシーズンの今頃に行われるのは、種山高原のイメージには良いかもしれませんね(写真右は水沢競馬場から遠望した物見山レーダー。※写真を拡大処理。これくらいに見るには10倍程度の双眼鏡が必要です)。

 さてこのレース、人気を集めそうなのはマンハッタンナイトのようです。転入初戦を牧野騎手鞍上で圧勝。その後3戦、計4戦して2勝2着1回4着1回の安定度を誇り、それもC2級でも上位のグループでそんな成績を挙げているのですからメンバー中でも力上位と判断できます。1600mにも笠松時代に優勝経験があって不安無し。この馬にしてみればいつまでもこの辺のクラスにいる訳にもいきませんから、ここはきっちり勝って早く上のクラスに行きたいところでしょう。

 他はかなりの混戦ムード。C1から下がってきた馬や、以前はA級にいた事のある馬までいるのですが、そういう馬に限って近走がやや不振。元気がいいのはC2の下の組から上がってきたで、この辺の力関係がどうなるかを判断するのはなかなか難しい。
 また、C2級なので8月10・11日に走って好成績を挙げている馬が少なくありませんが、この2日間は逃げ馬不利・内枠不利で外枠の差し馬が非常に活躍しました。そんな癖のあるコース状態での成績が今週も通用するかどうか?
 そして、出走12頭中7頭が盛岡所属ということで、夏の輸送というリスクも出てきます。8月10・11日は比較的過ごしやすい天候でしたが、今週はどうなるか?
 実はいろいろ悩まされる要素があるレース。最後の判断は馬体重を見てから?それともパドックを見てから?その辺まで引っ張る必要があるかもしれません。

出馬表・過去成績 NAR出馬表 07年結果
競走条件 55kg、牝馬2kg減 転入後1走以上
優先出走権
レース名の由来 「種山高原」・・・水沢競馬場から東、奥州市・遠野市・住田町にまたがる物見山(871m)とその周辺の高原地帯を「種山高原」とよびます。宮沢賢治はここの風景を非常に愛したといわれ、種山高原には風の又三郎の銅像や賢治の詩碑があります。
物見山の山頂には国土交通省の「物見山レーダー雨量観測所」があり、この建物は水沢競馬場からでも遠望することができます。


8月17日(日) 9R 
特別 第2回 風鈴賞 /C1・水沢ダ1800m・別定

 12頭が登録している風鈴賞はうち9頭が前走1着、勝ってない馬も特別夏油賞の2〜4着馬でその前は連勝していたりする強豪馬。ここは非常に強いメンバーによる戦いになりそうです。

 中心はその夏油賞上位組でしょう。2着のサンワードグロー、3着タイキサファリ、4着クードゥフードル。いずれも現級でも力が上と見られている馬たちで能力は折り紙付き、そして2500mから1800mへの短縮も好都合。前走以上に走りやすい条件になるのは間違いありません。
 そして“激戦のC2級”の一角を担っていたケイジーウィザードがこれに続きます。ちょっと長い感のあったマイル戦もこなすようになり、今の勢いなら1800mでも十分守備範囲です。

 登録馬中唯一、水沢ダート1800mの出走経験をもつマツリダカレーは元A級の意地があるし、最近は調子も上がっていて、少し展開面の注文はつきますが上位争いをしておかしくない馬。
 今季既に5勝を挙げているパラダイスオピウムや4勝しているエアセイレンは実績ないこの距離をどう乗りこなすかに注目。逃げ一辺倒で2勝のダンストンフルークなどもそうですが、1800mをこなしきれば今後の選択肢が大きく拡がるだけに、これら1800mでの実績が薄い馬こそここでどんな戦いをするかを見ていたいと思います。

出馬表・過去成績 NAR出馬表 07年結果
競走条件 C1級56kg、C2級55kg、牝馬2kg減 転入後1走以上
優先出走権
レース名の由来 風鈴・・・南部鉄器の産品の一つ・風鈴にちなむ。毎年JR水沢駅で行われる風鈴の飾り付けは夏の風物詩として親しまれ、環境省が認定する『日本の音風景100選』にも選ばれています。


8月18日(月) 9R 
重賞 第13回 クラスターカップJpn3 /OP・水沢ダ1400m・別定
クラスターカップの情報は↓『岩手競馬サポーターズネット』の
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出馬表・過去成績 NAR出馬表 07年結果 06年結果 05年結果
競走条件 4歳以上56kg、3歳54kg、牝馬2kg減
8月8日までのG1 1着馬3kg、G2 1着馬2kg、G3 1着馬1kg加重(ただし、2歳時の成績を除く)
※G1、G2及びG3競走は、それぞれJpn1、Jpn2及びJpn3競走を含む
優先出走権
レース名の由来 「クラスター」・・・Cluster。英語で「星団、集団、ぶどうの房」などの意。平成8年の盛岡競馬場開場を契機とした本格的な中央、地方競馬の交流・連携をクラスターとイメージして名付けられた。夏季に短距離で競われる全国交流ダートJpn3競走。


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