■今週の注目レース−観戦のポイント

 6月21日(土) (特)かきつばた賞 OP・盛岡芝2400m

 6月22日(日)
 (重)一條記念みちのく大賞典(クロフネ賞) オープン・盛岡ダ2000m

 6月23日(月) (特)白神賞 B1・盛岡ダ1400m


6月21日(土) 10R
特別 第11回 かきつばた賞 /OP・盛岡芝2400m・別定 

芝2400mで行われるかきつばた賞は、出走10頭中7頭があじさい賞からの転戦組。別路線組から来た馬の中には伏兵として面白い存在はありますが、本命視するような馬は「?」。ということであじさい賞の勢力図がひとまずここでも適用される、とみていいでしょう。

 あじさい賞を勝ったボスアミーゴ。4歳世代のみならず現岩手古馬のなかでもトップクラスのターフホース。岩手の芝では6戦4勝2着2回、芝2400mでも優勝しており、芝である限りこの条件にもこのメンバーにも脅威を感じていないでしょう。問題があるとすれば馬体重、そしてキャリア初の58kgという負担重量。偶然かもしれませんがこれまで56kg以上を背負って勝った事がなく、意外にこの58kgが堪えるシーンがあるのかも。

 あじさい賞2着のサクラエキスプレスや同3着コスモアンファングは、ともにダートで大敗からあっさり巻き返した、これまた芝巧者。JRA時代には芝2000m前後を頻繁に使われており、血統的に一抹の不安はあるものの、とはいえ展開はスロー必至と予想されるだけに、少々の距離延長はこなしておかしくないでしょう。
 サイレントグリーンは昨年のこのレースの覇者。というか過去4年で3回優勝している『盛岡芝2400m巧者』で、この条件では10戦7勝2着2回3着1回と非常に強い内容をキープしています。ここまでの臨戦過程は勝った昨年などに比べてやや見劣りしますが、この圧倒的な好相性で何とかならないものか。

 他ルートから来た馬で興味深いのはクルセイズとベリーメリーホークの2頭。クルセイズは昨年のきんもくせい賞(芝2400m)で勝ち馬からタイム差無しの4着。ベリーメリーホークは岩手芝は初めてになりますが、JRA時代は芝1800m以上を中心に走っていました。昨年、ダート3000mのふみづき賞を勝っていて距離延長もお手のものでしょう。

 ボスアミーゴ中心になるにしてもやや番狂わせの要素はある。この「盛岡芝2400m」という条件でのレースは案外に波乱の結末になる事も珍しくなく、その辺の注意はしておいた方が良さそうですね。

出馬表・過去成績 NAR出馬表 07年結果 06年結果 05年結果
競走条件 4歳以上のA級57kg、B1級以下55kg、3歳54kg、牝馬2kg減とし、あじさい賞の1着馬1kg加重 転入後1走以上
優先出走権 1着馬にはせきれい賞(7/20 盛岡芝2400m)の優先出走権が与えられます
レース名の由来 「かきつばた」:池沼や湿地に生えるアヤメ科の多年草で、初夏に花茎の先端に大型の花(色は通常紫または白)を咲かせる。


6月22日(日) 10R
重賞 第36回 一條記念 みちのく大賞典(クロフネ賞) 
オープン・地方競馬全国交流・盛岡ダ2000m・定

一條記念 みちのく大賞典の情報については↓のスペシャルサイトでご覧ください。



出馬表・過去成績 NAR出馬表 07年結果 06年結果 05年結果
競走条件 4歳以上57kg、3歳55kg、牝馬2kg 転入後1走以上
優先出走権 1着馬にはマーキュリーカップJpn3(7/21 盛岡ダ2000m)の優先出走権が与えられます
レース名の由来 みちのく・・・東北地方の古い呼び名より。
「道奥(みちのおく)国」が置かれたのは奈良時代はじめ。当時は今の宮城県・福島県と山形県の一部に相当する範囲でした。
 その後、朝廷の勢力範囲が広がるにつれ範囲も拡大し、鎌倉時代には現在の東北地方に当たる部分が「陸奥(みちのく)国」とされるようになりました。


6月23日(月) 10R
特別 第9回 白神賞/B1・盛岡ダ1400m・別定

 昨年は水沢ダート1400mで行われた白神賞ですが、今年は舞台を盛岡に戻しての実施となりました。ただ、距離は以前の1200mではなく1400mのまま。盛岡ダート1400mで行われる特別戦は2歳のプリンセスカップとこのレースだけ。古馬のレースに限ればこのレースだけしかない条件です。

 現時点の登録馬は12頭、遠征したコスモダークは出走しないとして11頭。いずれも一長一短、良く言って個性的、良く言わなければ安定度に欠けるメンバーで、ざっと見ただけでもなかなか難解です。
 中でも、となると4歳の上がり馬・テンショウタイヨウと、同じく4歳の、既にB1級特別を好内容で勝っているガイアヴァンテが目につきます。どちらもスピードタイプで前走からの距離短縮はプラス材料、9歳や10歳のベテランを向こうに回しての活躍も十分に期待できるでしょう。
 昨季オープンのナイキアヘッドやJRA1000万下から転入してきたリキアイヤマノオーは格上といっていい存在ですが、近走成績からはまだまだ良化途上か。であればスピード馬ケイアイフォーユー、1400以下の持ちタイム比較で上位のブラックオーメン、この辺にも上位に食い込むチャンスがありそうです。

出馬表・過去成績 NAR出馬表 07年結果 06年結果 05年結果
競走条件 B1級56s、B2級以下55s、牝馬2s減 転入後1走以上
優先出走権
レース名の由来 「白神」:青森県・秋田県境を東西に延びる、標高1,235mの白神岳を中心とする白神山地より。世界最大級のブナの原生林があり、世界自然遺産に指定される。

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