■ 4回水沢 重賞・特別レース結果 取材・文/テシオ編集部
石桜杯 あすなろ賞 七時雨賞 ひまわり賞 メイカップ

2007年5月19日(土) 10R
特別 第33回 石桜杯/A2・水沢ダート1800m・別定 小雨・不良 
先手先手で押し切った インターサウンド快勝!NAR成績NAR出馬表

意表をつくレースで快勝のインターサウンド(Photo/横川典視)
 単勝1.3倍の断然人気となったニホンピロゼン。ここも勝って4連勝達成は濃厚と思われたのだが、おもわぬ番狂わせが待ちかまえていた。
 今日は朝から重馬場でレースが行われていた水沢競馬場だったが、9レース直前になって急に土砂降りの雨が訪れ、コースはあっという間に田んぼのような状態に。10レースの頃には雨は通り過ぎていたが、コースはそれまでとは一変して軽い、時計の速い状態になっていた。このことがメインレースの結果に微妙な影響を与えていたのは間違いない。

 3番人気に支持されていたインターサウンドにとっては脚抜きの良いコース状態が好走の必要条件。雨が降るまでは力のいる状態でこのままではどうか?という状況だったが、そこにやってきたのがあの土砂降りの雨。おかげであっという間にこの馬向きのコース状態ができあがったようだ。

 実際、インターサウンドはレース序盤から積極的にレースを進める。スタート後からトキオパーフェクトの2番手につけると、道中はそのまま2番手を確保、トキオパーフェクトが失速したと思ったらすかさず先頭に立って以降のレースを引っ張っていく。
 このあたり関本淳騎手は「無理して前にいっても簡単に止まる馬じゃないから、どうせ相手は強いんだし、じゃあ早め早めに動いておくかな、と思って」とレース後に語っていたが、これまではどちらかと言えば中団、前にいても先行集団の直後くらいでレースをしていたインターサウンドが突然4角先頭の競馬。これで他が戸惑わないわけがない。

 人気のニホンピロゼンはというと、3コーナ−手前あたりで前を射程圏に入れたあとはそれをぴったりマーク。それはいつでも行ける、という位置につけたように思えたが、4コーナーをすぎて直線に入っても思ったほど伸びがない。いや、ニホンピロゼンが伸びないというよりはインターサウンドが止まらないと言うべきか。

 直線半ば、そしてゴール直前へと進んでいってもインターサウンドの脚は止まらない。あれよあれよという間にゴールに迫ったインターサウンド、最後はニホンピロゼンを再び突き放し、1馬身1/4の差をつけてゴールに飛び込んだ。
 ニホンピロゼンはそのまま流れ込んで2着、内を突いたマクロプランナーが3着で、2番人気のマルカンジョオーは直線外に持ちだしたもののやや伸びを欠いて4着に終わった。

 勝ったインターサウンドは父エンドスウィープ、母キョウエイコロナの牡6歳馬。JRA−兵庫−道営−兵庫と経て昨年6月に岩手転入、A2級に上がってからはなかなか勝てなかったが、これが現級初勝利、そして嬉しい特別初制覇となった。
■ 勝利ジョッキーコメント
 控えて溜めても、早めに前にいっても大きく変わるタイプの馬ではないから、じゃあニホンピロゼンよりも前でレースをしよう、あっちが前にいったらついていこう、と思っていました。前走、いったん下がってまた盛り返しているようにスタミナはあるんですよ。だから前にいっても無理しているつもりはなかったです。雨が降って軽いコースになったのも良かった。恵みの雨でしたね。(関本 淳騎手)
優先出走権
レース名の由来 「石桜」・・・石割桜より。岩手県盛岡市の盛岡地方裁判所構内にある巨木な花崗岩の割れ目に根を張った、天然記念物に指定される白色の彼岸桜。

発売票数 的中票数 発売票数 的中票数
単勝 2374 165 3連複 35650 1381
複勝 1418 143/478/108 3連単 139698 533
枠連複 18518 2227 ワイド 8512 746/207/549
馬連複 41309 5495
馬連単 56948 1628
304427



2007年5月20日(日) 10R
特別 第8回 あすなろ賞/オープン・水沢ダート1900m・別定 曇・不良
サイレントエクセル 待ってましたの復活V!NAR成績NAR出馬表
復活V。これで期待が高まるサイレントエクセル (Photo/横川典視)
 オープン級10頭が争った特別・あすなろ賞。みちのく大賞典のトライアルであり、今後の中距離路線の行方を占うのにも重要なレースだったが、4歳牝馬サイレントエクセルが優勝、同じく4歳牡馬テンショウボスが2着となり、またオウシュウクラウンも復活気配の5着と、みちのく大賞典にむけて4歳勢が実力をアピールした。
 オープンの有力どころの戦いとあって、レースは序盤から各馬の思惑がぶつかり合う展開となった。
 ゲートが開いてポンと飛び出したのは最内サイレントエクセルと4枠ヤマニンエグザルト。ここではサイレントエクセルのダッシュが速く、そのままハナに立つかと思われたところで今度は外からオウシュウクラウンが押して出てくる。

 オウシュウクラウンの方は「スタートが良ければ、気合いをつける意味でも前に行こうと思っていた(小林俊彦騎手)」、サイレントエクセルの方も「自分のがダッシュが速いと思っていたから、行く馬がいなければ逃げるつもりでいた(板垣吉則騎手)」と、どちらも自分が逃げる事を辞さないつもりでスタートを切っている。しかしここはサイレントエクセルが引いて3番手、ハナに立って馬群を引っ張るのはオウシュウクラウンとなった。

 年度代表馬の久々の逃げにどよめく場内。ペースも落としてマイペースに持ち込もうというオウシュウクラウンをヤマニンエグザルト、サイレントエクセル、テンショウボスらが追いかけるが、各馬ここではまだ無理をしない。「道中は行く気をしっかり出していた(小林騎手)」というオウシュウクラウン、やや緩いペースのまま向こう正面をすぎ、3コーナーにかかるところでは後続を2馬身近く引き離して逃げ切り体勢に。早々と勝負を決めてしまうのか、このまま逃げ切るのか?
 しかし後続も黙ってはいない。4コーナー手前、2番手に上がってきていたテンショウボスがオウシュウクラウンの外から並びかけ、そのまま交わして先頭に立つ。直後にはサイレントエクセルとタイキコジャックも接近している。
 直線半ば、オウシュウクラウンの脚が止まって今度はテンショウボスが突き放しにかかる。が、テンショウボスも先頭に立ったところで脚が鈍り、少しもたついたところを内からサイレントエクセルが猛追。
 並んだ、と思ったらスッと抜けだしてきていた。弾むように伸びたサイレントエクセルがスッと先頭に立ち、差を拡げ始めたところがゴール。3/4馬身差ながら鮮やかな勝利だった。
 2着はテンショウボス、3着は外から追い上げたタイキコジャック。ゲイリーエクシードが4着、オウシュウクラウンは勝ち馬から4馬身弱放された5着。勝ちタイムは2分1秒1の1900mレコードタイとなった。

 勝ったサイレントエクセルは父ウイングアロー、母メイプルダンスの牝4歳馬。昨年は牝馬重賞3冠を達成する大活躍だったが冬場調子を落とし、近走は勝ち星から遠ざかっていた。この復活Vで再び今後の期待が高まる。次走はみちのく大賞典が濃厚。

■ 勝利ジョッキーコメント
 前走なんかも一度置かれかかって盛り返しているから、徐々に良くなっているとは感じていました。絶好調の時を知っているからまだ物足りないんだけどね。今日もまだダメかなと思っていたけど、勝って一安心というところでしょうか。盛岡に行く頃には暖かくもなるし、もっと調子が上がると期待したいです。(板垣吉則騎手)
優先出走権 1着馬・2着馬にみちのく大賞典(6/17・盛岡競馬場)の優先出走権が与えられます。
レース名の由来 「あすなろ」・・・翌檜。(「明日はヒノキになろう」の意)ヒノキ科の常緑高木。葉はヒノキに似て大、鱗状に重なり合う。雌雄同株。5月頃、単性花を開く。果実は楕円形の球果。材は帯黄白色で建築材、船材、枕木などに用いられる。

発売票数 的中票数 発売票数 的中票数
単勝 3234 590 3連複 52455 1488
複勝 2090 418/503/183 3連単 164740 884
枠連複 23230 2010 ワイド 10859 775/337/509
馬連複 56835 4556
馬連単 62408 2483
375851



2007年5月26日(土) 10R
特別 第12回 七時雨賞/3歳オープン・水沢ダート1800m・別定 曇・重 

ダートでも力は上! ボスアミーゴ接戦を制すNAR成績NAR出馬表
大接戦。同厩対決も凌ぎきったボスアミーゴ (Photo/横川典視)
 8頭立てで行われたダイヤモンドカップトライアル・七時雨賞。小頭数とはいえ素質馬が揃ってレースの行方は混沌としていたが、勝ったのは実績No.1ボスアミーゴ。同厩対決を凌ぎきって勝利を手にした。
 小頭数のレースではあったが、レースがどんな展開になるのかは正直ゲートが開くまで分からなかった。内からカネショウエリート、サイレントカイザー、ネバーオブライトまでが前に行きたいと考えていたし、最内ソードも最近は先行策を取っている。
 加えて、1800mという距離はほとんどの馬にとっては初めてだけに、前に行きたいとはいっても無理には逃げたくないという心理が働くのは当然で、自然、どれがハナに立つか見えない、という事になる。

 ゲートが開いて先頭に立っていったのはサイレントカイザーだった。前々でレースを進めて後ろから追われる形にしたい同馬がハナを奪い、ネバーオブライトが控えたので2番手はソード、そしてカネショウエリート、ネバーオブライト、ハルサンヒコと続いていく。ボスアミーゴはそれら馬群の後方7番手につける。

 淀みない、やや速めのペースで進む馬群は、途中大きな位置取りの変化も無く淡々と周回を進める。依然先頭はサイレントカイザーだが、2コーナーをすぎてネバーオブライトがジリジリと上昇し始め、ボスアミーゴも後方から徐々に差を詰めていく。3コーナーから4コーナーへと進みつつ馬群はぐっと凝縮し始める。

 4コーナーを回って直線に入ろうというところでサイレントカイザーの脚が鈍り、2番手につけていたソードがすかさず先頭に立とうとする。しかしその後ろにはすでにボスアミーゴやネバーオブライト、そしてハルサンヒコが接近、ソードが先頭に立つか立たないかというところで一気に襲いかかってゆく。
 内から外までざっと拡がった馬群の中から抜けだしてきたのはボスアミーゴ。しかし先頭に躍り出たところで脚色が一緒、後続をなかなか突き放せないでいるうちに内ハルサンヒコ、外ネバーオブライトの猛追を受ける。
 ゴール寸前まで馬群は一団、その中からややボスアミーゴが抜けているが、ハルサンヒコもぐんぐん追い上げてくる。ネバーオブライトは少し離された。
 馬群がドッとなだれ込んだゴール板、最後の最後でハルサンヒコがもう一伸びをしてみせて接戦となったが、かろうじてクビ差でボスアミーゴが振り切った。2着ハルサンヒコ、3着ネバーオブライト。2番人気に支持されていたサイレントカイザーは直線失速して6着に終わった。

 勝ったボスアミーゴは父アドマイヤボス、母サクラユキクインの牡3歳馬。昨秋以来遠征を続けていて久々の地元戦出走、久々のダート戦だったが、地力の差で乗り切った。次走は芝を目指してガーベラ賞か、ラジオNIKKEI賞への遠征が有力視されている。

■ 勝利ジョッキーコメント
 久々の地元レースとあって馬がやる気になったのか、折り合いをつけるのに少し苦労しました。ダート戦も久々で半信半疑のところがありましたが、やはり力がある馬ですね。中央の強いメンバーと戦ってきただけの事はあります。(菅原 勲騎手)
優先出走権 1着馬・2着馬に岩手ダービー ダイヤモンドカップ(6/10・盛岡競馬場)の優先出走権が与えられます。
レース名の由来 岩手県八幡平市の北側に位置する標高1063mの山・七時雨山より。そのなだらかな山麓はどこまでも続く緑の高原となっており、春から秋にはパラグライダーのメッカとなることでも有名。『1日に七度雨が降る』ほど天気が変わりやすい事からその名が付いたと言われます。

発売票数 的中票数 発売票数 的中票数
単勝 3625 1890 3連複 32351 5199
複勝 1072 250/255/202 3連単 144124 8801
枠連複 - - ワイド 8300 1045/1458/821
馬連複 47073 8191
馬連単 51026 6330
287571


2007年5月27日(日) 10R
重賞 第21回 ひまわり賞(オークス)/3歳牝馬オープン・地方競馬全国交流・水沢ダート1900m・定量 曇・重
豪快ガッツポーズ! マツリダワルツついに頂点の座を掴む!NAR成績NAR出馬表

豪快な末脚と、そして南郷騎手のガッツポーズが炸裂。マツリダワルツが3歳牝馬の頂点に立った。(Photo/横川典視)
 3歳牝馬重特路線の最終決戦となった重賞・ひまわり賞。2歳時から女王の座を守ってきたパラダイスフラワーにライバルたちが挑んだこのレース、マツリダワルツが豪快な末脚で差し切り優勝。新女王の座を手に入れた。
 レース序盤、逃げるマツノメガミの作ったペースはかなりのスローだった。先行争いを制してハナを奪い取ったマツノメガミはマイペースに持ち込んで後続の封じ込めを画策。自身やや口を割りながらも「超」が着く寸前のスローペースにまで持ち込み、最初の直線まではその作戦が成功したかに見えた。

 だが、後続もそのままマツノメガミの好きにさせるつもりはなかった。最初の1コーナー手前、2番手につけていたオーナーズスキャンがマツノメガミを交わして前に出る。「本当は逃げるつもりだったのが2番手になってしまっていて、“このままじゃいかん”と思ってそこから改めて逃げるつもりで(沢田盛夫利騎手)」というオーナーズスキャン、「ペースをうまく落とせたと思って少し安心していた(高橋悠里騎手)」マツノメガミの隙を突いたのだ。
 前に出たオーナーズスキャンはそのままペースを上げ、パラダイスフラワーもすかさずその2番手につけ直す。それまで逃げていたマツノメガミは4番手あたりに後退した形になり、ここからは俄然レースのペースが速くなっていく。
 この時点でパラダイスフラワーは2番手、サクラアリエル・シュクジャンヌは5、6番手。マツリダワルツは後方から3番手の位置から上昇を開始したところ。

 オーナーズスキャンの快調な逃げ脚はなかなか鈍らず、向こう正面半ばを過ぎてもまだ後続を半〜1馬身リード。2番手パラダイスフラワーもしっかりとした足取りで追走しているが、その直後にはシュクジャンヌ、サクラアリエルが接近。マツノメガミもまだ先行グループから脱落せずに頑張っており、そして、マツリダワルツは外を通ってぐんぐん上昇、3コーナーにかかる頃には先行集団直後の6番手まで迫ってくる。

 「もっと競られるかと思っていたら案外そうでもなく、楽が出来たので手応えには余裕を感じたくらい(沢田騎手)」のオーナーズスキャンが快調に飛ばしながら直線へ。一方2番手パラダイスフラワーはコーナーでややもたついて一瞬引き離されかかり、逆にサクラアリエルに後ろから馬体を合わされそうになる。その外にはマツリダワルツもいよいよ進出、直線に飛び込んできたときにはオーナーズスキャンからマツリダワルツまで4頭がほぼ一線に。

 逃げ粘るオーナーズスキャンは直線半ばを過ぎてもまだ先頭をキープ、パラダイスフラワーの伸びはジリジリとしていてなかなか動かず、オーナーズスキャン鞍上の沢田騎手も一瞬“これは勝てるか?”と思ったそうだ。
 が、やはりこの馬がやってきた。マツリダワルツ。大外から追い上げ始めるとあとは一気、オーナーズスキャンもパラダイスフラワーも一息に飲み込むとあっという間もなく突き抜ける。これには他馬もどうする事もできなかった。
 マツリダワルツは先頭に立ったあと外によれてしまったがそれもご愛敬。南郷家全騎手の大きな大きなガッツポーズと共に歓喜のゴールに飛び込んだ。
 2着争いは最後まで伸び脚を失わなかったパラダイスフラワーが制し、オーナーズスキャンは3着。サクラアリエルが4着で、そこから5馬身離れた5着にシュクジャンヌが入った。

 勝ったマツリダワルツは父チーフベアハート、母ユキノワルツの牝3歳で青森・ワールドファームの生産。400kgそこそこの身体ながら豪快な末脚を武器とし、距離延長も味方にしてついに3歳牝馬の頂点を奪い取った。鞍上南郷家全騎手は05年桐花賞・マツリダパレス以来の重賞制覇だが、今回のマツリダワルツは奇しくもマツリダパレスと同厩・同馬主・同生産牧場だった。 

■ 勝利ジョッキーコメント
 スタートが悪くて後方からになったときにはどうなる事かと思いましたが、うまく進路が取れて大きなロスが無くて済みました。馬の方は前走と同じくらい落ち着いていたし、反応も良かったので、3コーナーくらいでイケるなと思いました。
 やっぱり距離が長いとレースが楽。それに、必ず終いの脚を使ってくれる馬で、その脚を信用しているからこちらも安心して乗れます。400kgそこそこでこんなレースができるんだから、凄い馬だね。(南郷家全騎手)
優先出走権
レース名の由来 「ひまわり」・・・キク科の一年草で北アメリカ原産。夏、直径20cmにもなる大形の黄色い花を咲かせます。テレトラックが所在する宮城県三本木町の観光名所「ひまわりの丘」には、6ヘクタールに42万本(北海道北龍町に次ぎ日本第2位の栽培面積)もの花が栽培され、同町は「ひまわりの里」として知られています。

発売票数 的中票数 発売票数 的中票数
単勝 5659 1269 3連複 49653 909
複勝 1908 569/752/29 3連単 233418 915
枠連複 26232 11266 ワイド 11548 2558/115/155
馬連複 55139 22005
馬連単 92591 11169
476148



2007年5月28日(月) 10R
特別 第33回 メイカップ/B1・水沢ダート1600m・別定 晴・稍重
リマンドリーダー 差し切って初特別制覇!NAR成績NAR出馬表
クビ差捉えてリマンドリーダーが初特別制覇 (Photo/横川典視)
 ヤマトスピリットが除外されて11頭立てとなったメイカップ。有力馬の一頭がいなくなった事で混戦ムードも漂ったが、結果は人気上位馬のぶつかり合い。勝ったのは3番人気リマンドリーダーだった。
 出ていれば人気上位の一角を占めると見られていたヤマトスピリットが当日除外。俄然混戦ムードとなったレースは序盤からやや荒れ模様の展開となった。
 逃げると思われていたコスモシュプールのハナを叩いて行ったのは10番人気のタケデンハヤカゼ。これにニシノキリフダも加わり、コスモシュプールも交えて先行集団はどんどんペースを速くしていく。
 向こう正面半ばあたりまでは先行グループが踏ん張っていたが、競り合いながらのハイペースとなってはさすがに辛い。前で争っていた馬は次々と脱落し、3コーナーにかかる頃にはガラッと隊列が入れ替わってしまう。
 ここで先頭に出たのは1番人気キレアジサイコウ。しかしゲンパチコジーンも外にぴったり付けており、2頭のすぐ後ろには早々とリマンドリーダーも迫ってくる。

 余力十分に先頭に立ったキレアジサイコウだったが「先頭に立ったところでソラを使って進まなくなった(大坪慎騎手)」、そして2番手に上がってきていたゲンパチコジーンも「楽に抜ける手応えだと思っていたら全然伸びない(阿部英俊騎手)」と、2頭はゴールを目前に足踏み。
 これでチャンスを掴んだのがリマンドリーダーだった。まずゲンパチコジーンを捉え、そしてキレアジサイコウも捉えようとぐんぐん脚を伸ばす。内外やや離れた接戦、ゴール寸前もう一度伸びたキレアジサイコウだったが抵抗もそこまで。リマンドリーダーがきっちりクビ差捕まえてゴールインした。

 勝ったリマンドリーダーは父ジェニュイン、母オキリンドウの牡6歳。昨シーズン後半から現級でも安定した成績を残し始め、これが特別初制覇となった。

■ 勝利ジョッキーコメント
 前走全く動かなかったから、馬に気合いを入れるつもりで早めに仕掛けました。3コーナー辺りでこの位置に付けられたから大丈夫かな、と。前の馬も粘っていたけれど、こちらも直線しっかりした脚を使う馬ですからね。追い比べには自信がありました。(小林俊彦騎手)
優先出走権
レース名の由来 英語で「5月」の意味のMayより。

発売票数 的中票数 発売票数 的中票数
単勝 3817 442 3連複 56263 4078
複勝 4491 433/1709/778 3連単 187550 1422
枠連複 35002 3375 ワイド 9885 852/227/767
馬連複 44295 4731
馬連単 64963 2431
399299


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